『ミトラスフィア』独占インタビュー【7】:沢城千春さんに聞く! オカマのボイスに初チャレンジ

バンク・オブ・イノベーションが開発中の新作RPG『ミトラスフィア -MITRASPHERE-』(以下、ミトラスフィア)。本作の特徴の1つである「なりきりボイス」を担当する声優・沢城千春さんにインタビュー!

沢城千春さんが演じたのは能天気な主人公タイプとオカマキャラ!?

『ミトラスフィア』事前登録サイトはこちら

「なりきりボイス」とは?

『ミトラスフィア』は、壮大でどこかなつかしい雰囲気の2Dファンタジーワールドで冒険とバトルを楽しめるオンラインRPG。そのコンセプトは「Re:アクションなりきりRPG」となっている。

プレイヤーは、スタンプ感覚で手軽に使える“定型文チャット”と“なりきりボイス”を組み合わせた新体験コミュニケーションツール「なりきりチャット」を使って、プレイヤー同士のリアクションを楽しみながら、なりたい自分になりきって遊ぶことができる。

なりきりボイスは30種類以上用意されており、さまざまな性格を再現した声を自分のイメージに合わせてチョイスすることが可能だ

シーンに合わせて自由に使えるボイスが、それぞれのなりきりボイスごとに40個も用意されているので、プレイヤー同士の会話が盛り上がること間違いなしだ。

沢城千春さんにインタビュー!

収録現場ではスタッフ一緒に試行錯誤

――今回のお仕事を依頼されたときの感想をお願いします。

沢城千春さん(以下、沢城):お話をいただいたときに、能天気な主人公タイプのイメージと、オカマのようなイメージということでうかがいました。

主人公タイプについては、これまでにもほかの作品などで少しずつやらせていただいているのですが、オカマのイメージはこのゲームが初チャレンジということで、家でしっかりと練習して収録に臨みました。

――特定のキャラクターの声ではないという点で、普段の収録と違った部分はありましたか?

ゲームなので、どういう場面で使われるセリフなのかを意識しながら、音響スタッフの方と一緒に試行錯誤しました。

ここはもうちょっと短くいこうかとか、用途によって違ってきますので、その辺が苦労する部分ですね。

アニメの場合は絵があるので、どんな場面かは想像がつくのですが、想像と実際を一致させるところが大変なところでもあり、楽しいところでもあるのかなと思いました。

――実際に収録を進めていく中で、「このセリフはこう変えよう」といった修正もありましたか?

沢城:そうですね。1回演じさせていただいた後に、「もうちょっと踏ん張っている感じで」とか、「敵と対峙している感じで」とか。

それから、「もっと気持ち悪く」とか(笑)。

――頭の中でその場面を想像しながら演じられたわけですね。

沢城:それをもとにキャラクターを動かしながら、という感じでやらせていただきました。

子どもの頃は毎日ゲーム三昧!

――普段からスマートフォンをお使いになっていますか?

沢城:iPhoneを使っています。

――プライベートでスマホゲームを遊ばれることは多いでしょうか。

沢城:最近はスマホで手軽にできるゲームを遊ぶことが多いです。パズルRPGとか。

ベベベベっと攻撃して(笑)、アイテムを獲得して「よし進化だ!」みたいな感じで、電車の中などでけっこう遊んでいます。

家でじっくり遊ぶよりも、出かけた先で遊ぶほうがやる気がわきますね。

――パズルRPG以外にすきなジャンルなどはありますか?

沢城:レースゲームとかも好きですね。バイクのレースゲームとか。ひたすら電車の中でプレイしています。

――電車の中でアクション系のゲームをプレイするのはつらくないですか?(笑)

沢城:ちょっとつらいですね、(ナナメになりながら)こうなっちゃうんで(笑)。

――リアルではバイクに乗ったりするんでしょうか。

沢城:いや、全然(笑)。リアルでは乘らないですけど、ゲームではかっ飛ばして楽しく遊ばせていただいています。

――オンラインの対戦や協力プレイはいかがですか? 声優仲間と一緒に遊んだりとか。

沢城:それはあまりないですね。自分1人のプレイで、こうやって陰に隠れながらプレイしています(笑)。

対戦とか協力プレイにはちょっと疎くて……設定なんかもよくわからなくて。自分1人でクリアして、の繰り返しですね。

――ゲームは得意なほうですか?

沢城:うーん、いやー小学校から中学校くらいまでは得意だったんですが、今はあんまり得意じゃないかな(笑)。

今のゲームにあまり、ついていけてないかもしれません。

――子どものころに好きだったゲームは?

沢城:スポーツゲームをよくやっていました。野球ゲームで選手を作ったりして。あとはサッカーゲームも。

その頃は、友だちの家に遊びに行って対戦するということもありましたよ。毎日ゲーム三昧でしたね。

朝起きたら学校に行く前に格闘ゲームをやって、指に水ぶくれができちゃったり(笑)。割とやり込んでいました。懐かしいですね。

ファンタジー世界でミステリアスな魔法使いになりたい!

――沢城さんがもし突然ファンタジー世界に飛び込んでしまったら、どんな職業で活躍したいですか?

沢城:僕は何かなー、魔法使いかな?

魔法使いなら、魔法を使って剣士にもなれるんじゃないかなという考えですけど(笑)。

空を飛べたりして、いちばん使い勝手がよさそうに思えます。

――剣がすごくうまく使える魔法をかけて、活躍すると。

沢城:物語の主人公って、だいたい剣士とかじゃないですか。それで、敵が魔法使いで……。

大概は剣士が勝つことになるんですけど、リアリティーのある考え方だと、おそらく魔法使いのほうが勝つと思うんですよ(笑)。

――何系の魔法が得意になるのがいいですか? 炎系とか回復系とか。

沢城:回復系ではないですね。RPGを遊ぶときも、ボクは回復系を入れないので。あこがれるのは、攻撃系のファイヤーとか出しそうな、魔女的なミステリアスな雰囲気の魔法使いですね。

――その魔法で、どんなモンスターを倒してみたいですか?

沢城:やっぱりドラゴンですかね。

――逆に相手にしたくないのは? 現実の世界で苦手なものなのでもかまいません。

沢城:ヘビとかですね。は虫類がちょっと怖いんですよ。イグアナとかも苦手です(笑)。

――どの辺が苦手なんですか?

沢城:まずヘビは毒があるじゃないですか。ニョロニョロしているのも苦手だし、顔が怖いです。

は虫類ではないですけど、アロワナとかも顔が苦手ですね。アマゾンにいそうな、熱帯系の生物が苦手なのかもしれません。あんまりかわいい顔をしていないので(笑)。

――現実の世界で、「これってなんだか不思議だな」というようなファンタジーな出来事があったら教えてください。

沢城:えーと(汗)。ちょっと咳が出ているのが気になり病院に行って、待合室の席に座ったら、目の前に知り合いの声優さんがいてビックリしました(笑)。

――(笑)。では、ご自分のボイスを選んでほしいというメッセージをお願いします。

沢城:今回、2キャラクターを演じさせていただきました。

僕のボイスを選んでいただければ嬉しいですが、ほかの声優さんたちも個性的な方ばかりですので、自分の好みに合ったキャラを探していただいて、外見もアレンジして楽しんでいただければと思います。

よろしくお願いします!

――本日はありがとうございました。

(C) 2016 Bank of Innovation