『ダビスタ』ファンの夢が現実のものに!
今回のプロジェクトにあたって、nicofarreにて「2017年新プロジェクト<競馬×ゲーム×ネット>」と銘打った記者発表会が行われた。
司会は、競馬ジャーナリストとして活躍する鈴木淑子さん
出演者(敬称略)
- 鈴木淑子(競馬ジャーナリスト)
- 石崎崇大(ドワンゴ「リアルダービースタリオン」企画担当)
- 澤佳宏(調教師・東京都トレーナー倶楽部副会長)
- 村上卓史(放送作家・馬主)
- 薗部博之(ダービースタリオン開発者・馬主)
左から石崎さん、村上さん、薗部さん、澤さん
『ダービースタリオン』とは
1991年にアスキーから発売された競走馬育成シミュレーションゲーム。
競馬ゲームの草分けとして、第3作『ダービースタリオンIII』では、累計出荷本数120万本を達成!
ゲームだけにとどまらず、競馬雑誌でも特集が組まれるなどダビスタブームを巻き起こした。
2016年にはスマホ版となる『ダービースタリオン マスターズ』がサービスを開始している。
今回のプロジェクトのシミュレーションとして、村上さんと、脚本家で「ジャスタウェイ」の馬主として知られる大和屋暁さん(写真中央)、競馬アイドルの天童なこさん(写真左)がPS版『ダービースタリオン』をプレイする動画が公開された
視聴者の声が競走馬の馬生を左右する
新プロジェクト「リアルダービースタリオン」は、競走馬育成シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」を現実世界でリアルに再現しようという試み。
本物の競走馬を育成しレースデビューさせることを目指し、
薗部さんは今回の企画を聞いたとき、その壮大な計画に「無茶なことをするな」と驚いたという
ニコニコ生放送では、地方競馬の大井、船橋、川崎、浦和の南関東4場のレースをライブ中継しており、今回のプロジェクトで誕生する競走馬も大井競馬所属になる予定だ
プロジェクトは2017年からスタートし、誕生した馬がデビューするのは2020年になる予定で、今後のスケジュールは以下のとおりだ。
- 2017年1月上旬:繁殖牝馬セリでどの繁殖牝馬を購入するか決定する生放送番組を配信
- 2017年2月1日:繁殖牝馬セリの様子を会場から生中継
- 2017年2月下旬:種付けをする種牡馬を生放送番組で決定
- 2017年3月~:繁殖牝馬の様子を牧場から配信し、出産の様子も生放送。誕生後は仔馬の様子を配信する
- 2020年5月~7月 レースデビュー戦を生中継
『ダービースタリオン』の重要な要素である配合は、繁殖牝馬セリでユーザーが選んだ馬を購入するところからスタート。
種付けする種牡馬もユーザーも生放送で決定する予定になっている。
種牡馬や繁殖牝馬もユーザーの意見が左右する。生放送のコメントでは「ディープインパクト」や「フランケル」という声も出ていた
調教師の澤さんによれば、現在大井ではパイロやサウスヴィグラスなどの種牡馬が人気だという
運がよければ出産を生放送で見られるかもしれない。競走馬の出産は、この道30年の鈴木淑子さんでも、昨年初めて立ち会うことができたという貴重なシーンだ
種牡馬や繁殖牝馬の決定だけでなく、もちろん競走馬名もユーザーから募集するという。ニコニコユーザーが決める名前はどのようなものになるのだろうか。
また、ニコニコ生放送で配信者に差し入れができる「あちらのお客様からシステム」を利用し、馬に人参など餌を与えることもできるようにするという。
入厩後も調教方針や出走するレース、騎手を誰にするかなどもユーザーの意見が反映される予定。生放送のコメントでは「大井の帝王」こと的場文男ジョッキーの名前も
地方競馬の所属となるため、勝負服のデザインはできないが(※)、馬具などのデザインなどもユーザーから募集する予定だという。
※地方競馬では機種ごとに勝負服が決められている
さらに、レース勝利時の口取り記念撮影も希望者を募るなど、馬主気分を味わえる豪華な企画も予定している。
口取りは感動的な瞬間と話す村上さん。かつて、愛馬が勝利した際には喜びのあまり、友人知人を集めて大所帯で記念撮影をしたという
そして、2020年のデビューが待ちきれないという人もいるだろうということで、さらに2017年5月に2歳馬セリにて、2017年にデビューする馬を購入することも発表された。
2歳馬セリで購入された馬は2017年7月ごろにデビューする予定だ
本プロジェクトは2017年2月より本格始動とのことで、今回の発表に合わせて特設サイトもオープンしている。
また、今後の放送スケジュールは下記のようになっている。
直近のニコニコ生放送番組スケジュール
母馬をみんなで選ぼう リアルダビスタ#1
- 放送予定日:2017年1月上旬(予定)
- 視聴はこちら
母馬を買いに行こう リアルダビスタ#2
- 放送予定日:2017年2月1日(水)
- 視聴はこちら
筆者も趣味で一口馬主をしているが、1頭の馬をデビューから追いかけていくのは競馬ファンにとってたまらない出来事。
それが、自分たちで父と母を選び、誕生から追いかけた馬だと思うと、その感動もひとしおだろう。
無事に生まれて、競走馬になれるのか。そしてレースに勝利できるのか……競走馬の生涯には過酷だ。
それでいても、ニコニコユーザーたちの夢を乗せた馬がどんな活躍をするのか、今から楽しみだ。
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