ダービースタリオン マスターズ【攻略】:勝てない時に見直すべき5つのポイント

今回は、「『ダービースタリオン マスターズ』(以下ダビマス)を始めてみたはいいけれど、なかなかレースに勝てない!」という悩みを持つ人に向けた攻略法を伝授! レースの際に競走馬のポテンシャルを引き出すため、注意しておくべき5つのポイントを解説しよう。

初心者オーナー必見! レースの前に確認しておきたい5つのポイントをピックアップ!

始めたばかりの人がついつい陥りがちなのが、「素質の高そうな競走馬を生産できたのに、デビュー前後のレースでつまずいてしまい、うまく育てきれない!」という状況だ。

出馬表で上位人気になっているのに勝てない場合は、馬の個性やコンディションの調整に失敗していたりするケースが考えられる。

ベストの状態でレースに臨めるよう、出走前に以下の5つのポイントをチェックしてみよう。

勝てないときに見直すべき5つのポイント

  1. 芝・ダートの適正は合っている?
  2. 距離適性に合ったレースに出走している?
  3. レース出走時の馬体重は適正か?
  4. 騎手が乗り替わりになっていないか?
  5. 騎乗指示は適切か?

ここからは、それぞれのポイントに沿って、確認すべき部分を紹介していく。好条件を保ってレースに挑めば、勝率をグンと上げることができるはず!

レース後の調教師のコメントにも注目。力不足というコメントであれば、調教をしっかりと積んでリベンジしよう

1.芝・ダートの適性は合っている?

おまかせ調教にしていると、ダート適性が低い馬でも時折、ダートのレースに出走登録されていることがある。

実力があっても、ダート適性が低い馬でダートレースに出走していてはその真価が発揮できない。

ダート適性は両親から引き継がれるケースが多いので、両親ともにダート適性の低い馬の仔は、芝のレースを中心に出走させたほうがいいだろう。

ヴァーミリアンなど、ダートが◎になっている種牡馬の産駒はダートを得意とする傾向があるので、芝で勝てない場合はダートのレースにも出してみよう

きちんと知りたい場合は、入厩前に馬体解析センターで馬の能力を調べるのがオススメだ。

ほかのパラメータと同様に、ダート適性をA~Eのランクで知ることができるので、ダートのGIレースを制覇したいときなどには大いに参考にしよう。

入厩前に馬体解析センターを使うことで、ダート適性がはっきりとわかる。馬体解析の結果を覚えておいてレース選びの参考にしよう

2.距離適性に合ったレースに出走している?

競走馬の距離適性に合ったレースに出せているかどうかも、勝敗に大きくかかわるポイントだ。

短距離が得意な馬を長距離のレースに出てもスタミナ切れを起こしてしまうし、逆に長距離が得意な馬でスプリントレースに挑んでも短距離馬のスピードにはついていけない。

種牡馬の適性距離を参考に、その馬が得意とするレースの距離をチェックしておこう。

サウスヴィグラスのような短距離レース特化型から、ダンスインザダークのような長距離に対応できる馬まで、種牡馬によって適性距離もいろいろ。チェックしておき、産駒の適性距離を予測しよう

なおダート適性と同様に、馬の適性距離も馬体解析センターで知ることができる。得意な距離がつかめずに困っているようなら、馬体解析に頼るのもひとつの手だ。

3.馬体重は適正か?

馬の体重が重すぎたり、やせすぎたりしているとレースで十分な力を発揮できない。調教時の調教師のコメントを参考にしながら、ベストな馬体重でレースに出られるよう調整しよう。

ベスト馬体重は馬の成長に応じて変化するので、調教師のコメントを参考に調整しよう。入厩後に馬体解析を行うと、その時点での想定ベスト体重を知ることもできる

もうひとつ、注意が必要なのが「遠征」での体重の減少。

美浦所属の馬は、中山・東京以外の競馬場、栗東所属の馬は阪神・京都以外の競馬場でのレースに出走する場合、遠征となる。

遠征では、輸送疲れによる馬体重の減少が起きてしまうため、体重を適正に保っていたとしても、いざレースになったら減りすぎていたなんてこともあり得る。

遠征になる場合は出走登録時に調教師が教えてくれるので、4kgほど太めの体重でレースに臨むよう調整しておくといいだろう。

出走登録で遠征になるレースのときはこんなメッセージが。調教で体重を落としすぎないように注意が必要だ

ちなみにGIレースに2度勝利すると、設備拡張として馬運車が登場する。この馬運車があると、遠征での輸送疲れを軽減できる。

拡張のために10億円が必要になるが、馬体重調整の手間がひとつ減ると考えれば効果は大きい。余裕を見て入手しておこう。

馬運車の入手は、牧場の事務所メニューにある設備拡張から行える。資金を用意できたら、なるべく早めに導入したいところ

4.騎手が乗り替わりになっていないか?

騎手は、レース時に馬の力を引き出してくれる頼りになる存在だ。騎手を選ぶ際は、「依頼多」のアイコンが出ている騎手は騎乗依頼が多く来るだけあって、高い実力が見込める。

ただ注意しなければならないのが、同じ騎手に同時に別の競馬場のレースに依頼を出してしまった場合、ほかの騎手への「乗り替わり」が発生することがあること。

乗り替わりが発生した場合、厩舎に所属するほかの主戦騎手から代わりの騎手が選ばれるようになっているが、いつもと違う騎手になったことで馬の能力を引き出せないことも

厩舎に所属する騎手を主戦にしている場合、おまかせ調教によってはほかの馬と騎乗依頼が重複してしまう可能性がある。

そのため、手動で厩舎に所属していない騎手を選んでおくのも乗り替わりを減らすためには有効だ。

騎手を選ぶ際には、騎手のアイコンに注目。

  • 依頼多:騎乗依頼が多く集まる騎手。それだけに相応の実力を持っていることが多いが、依頼を出してもほかの馬を選んで乗ってくれないことがある
  • 得意コース:レースのある競馬場だと馬の調子が良くなる可能性がある
  • 減量騎手:まだ実績の少ない若手だが、代わりに条件戦ではハンデである斤量が少なくなる恩恵を受けられる。名前の前のマークは、☆、△、▲の順にハンデが軽くなることを示している

また、実際の競馬で好成績な騎手ほど『ダビマス』でも実力が高いことが多いため、「詳細」のボタンから成績を確認して、勝利数やGI騎乗数が多い騎手を選択するというのも手だ。

最初の主戦騎手選びは慎重に。素質の高い馬は、有力な騎手もよく乗ってくれるが、能力の高い馬やその騎手と所縁がある馬が相手にいる場合、乗り変わりが発生してしまうことも

例えば、どこの厩舎にも所属していない浜中騎手は、GIで勝利するほどの実力者。阪神競馬場を得意としている

5.騎乗指示は適切か

レース直前のパドック画面で呼び出せる出走表では、騎手への騎乗指示を変更できる。

これを変更するとレース時の馬の位置取りが大きく変わり、出した指示がレース展開にハマれば有利にレースを進められることがある。

騎乗指示は、出走表にあるボタンで選択できる。馬の適性をレースを見て判断し、展開なども予測しながら決めよう

騎乗指示についてはどれが正解というものはなく、馬の能力やレースでの展開や動きを見て判断しよう。

根性がある馬なら先行を選んで、ゴール前で粘って競り勝つレースを狙い、スピードがある馬なら差しを選択して最後の直線で一気に差を詰めて勝利を狙うなど、馬の能力を見て判断するのもひとつの手。

また、逃げや先行では最後の直線で息切れしてしまう場合は、差しや追込などを選択するのもありだ。

ただし、レースの出走馬の状況では、差しや追込の馬は、前の馬をさばききれず、前に出られずに勝てないリスクもある。

レースを見てどの指示が馬に合うかを自分なりに判断していこう。

指示を出す際は、レースの様子を見ることがとても重要になる。先行時に息切れして捕まってしまったり、馬群に沈むといったケースが繰り返される場合は、意識して指示を変更してみよう

基本的に『ダビマス』でレースに勝つのに最も重要になるのは、強い馬を生産し、きちんと調教で育てること。

しかし、素質のある馬でもレースのコンディションをきちんと整えないと勝利できず、才能を生かしきれないまま引退を迎えてしまうケースは少なくない。

今回紹介した5つのポイントを常にチェックし、自分の馬たちを最高の状態でレースに送り出せるようになれば、名オーナーへの仲間入りも近づくはずだ!

レース前の準備を万端にして、勝ちを重ねることが大レースでの勝利につながる。GI馬になれる素質を持った馬を生産できたら、きちんと勝たせてあげよう!

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