【デッキ構築の基礎9】COJポケット: OPとランクアップの関係性

毎月のカードランキングをもとに、各カードおよびジョーカーアビリティに付与されていくOP(オリジナルポイント)。このポイントが付与されたカードを使うことでODP(オリジナルデッキポイント)が高くなり、ランク戦でも効率的にAPを稼いでいけるのだ。

ランキングに適したデッキ作りを意識しよう!

『CODE OF JOKER Pocket』(以下、COJポケット)には、ランキングから上位プレイヤーのデッキをそのままコピーできる機能があるため、カードがそろってきた人は真似している人も多いはずだ。

もちろん、プレイングがうまい人が作成したデッキなので当然ながらパワーもあり、使いこなせば今いるランク帯から抜けだすことも可能。

ただ、同じ形をコピーするだけでなく、毎月変動するOP(オリジナルポイント)を意識することで、より効率的にランクアップができるのだ。

オリジナルポイントによる勝利ボーナスの仕組み

DOB(デッキオリジナルポイント)が勝利時のAPに影響してくるのは、Bランク帯からとなっている。

フレンドマッチでのAP増減があるのはS1帯までとなっており、SSランクまで上がると最新戦績だけに影響される仕組みだ。

勝敗時のAP変動は以下のとおり(無課金でもJまでは上がれるので割愛)。

  • J:勝500アップ/負400ダウン
  • Q:勝500アップ/負800ダウン
  • K:勝500アップ/1000ダウン
  • ACE:勝ち500アップ/負1500ダウン
  • JOKER:勝500アップ/負2000ダウン

DOPでかかる倍率は以下のとおり(同じくJからの情報だけを掲載)。

  • D:0~4pt=×1.0
  • C:5~19pt=×1.2
  • B:20~39pt=×1.5
  • A:40~79pt=×1.8
  • S:80pt以上=×2.5

この結果を見ると分かるとおり、Q帯まであがった状態で敗北が続いてしまうと、DOBを意識したデッキに調整するか、よほど自身のあるデッキを作成しないと上にあがることが難しくなるのだ。

OP4以上のおすすめカードを紹介!

上記のように、ランク戦では使用するデッキは勿論、ODBを意識した編成にしたほうが効率的にランクを上げていける。

もし、勝率はいいがOPの関係上、なかなか次のランク帯に上がれないという人は、最高ボーナスが得られる以下のカードをデッキに編成してみよう。

赤:竜の咆哮

現環境(2017年1月現在)で、人気のある竜ユニットといえば22位の「ブレイブドラゴン」や28位の「サラマンダー」があげられる。

赤はダメージを与えるカードは多いものの、相手が緑の場合はBP負けしてしまうことも多い。

そのため、属性とユニットの種類縛りがある点を除けば、デッキスペースに余裕がある人は1枚ぐらい入れてみよう。

黄:フォトン・ソード

自分のフィールドにユニットが出たときに発動でき、味方1体の行動権を回復させるという効果をもつ。

黄デッキは大型ユニットで終盤から巻き返すことが多いため、CPを2消費しなければならないのは苦しいが、トリガーの「マネーゲーム」を使うことで消費したCPを回復することが可能。

同コストで出せる「聖天使ニケ」と組み合わせると、一気に7点ライフを削りきれるようなロマンのあるカードなので、ODPを上げたい人はデッキに編成してみよう。

緑:ハンティング・アイ

自分のユニットがフィールドに出たとき、CPを1消費してそのユニットに貫通(このユニットが攻撃したとき対戦相手のユニットよりもBPが高ければ貫通してダメージを与える)を付与するというもの。

緑はBPが高いユニットが揃っており、相手よりもダメージを受けた状況だと、「不屈」をもつジャンヌダルクと非常に相性がいい。

ただ、同属性のカードにコスト0でターン終了時までという条件はあるものの、BP+1000に加えて貫通も付与できる「タックル」が存在するため、非進化ユニットなら前者、進化ユニットが多いデッキなら後者を選択するのがベストだろう。

青:ブラックマスク

自分のユニットが破壊されたとき、お互いのトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで破壊し、こちらは捨札にあるカードを1枚手札に加えることが可能なインターセプト。

青のユニットは、破壊されたときに効果を発動するものが多く、「ミイラくん」や「ガシャドクロ」などと相性がいい。

以下、ブラックマスクを使ったカード回しの例。

  1. 相手の攻撃をミイラくんでブロック
  2. ミイラくんの効果で相手の手札を1枚破壊しつつ、捨札からガシャドクロを回収
  3. OCした「見習い魔術師リーナ」で、再びマスクを回収
  4. ガシャドクロで自滅、マスク発動でミイラくんを回収

上記はあくまでも例えばの状況だが、青ユニットで攻撃すると効果を発動されたくないプレイヤーがほとんどのはずなので、直接受ける人が多い。

そのため、破壊されたときに1ダメージを与えるガシャドクロを使いまわされるだけでも、相手にとっては動きづらい状況となるはずだ。

(C) SEGA