プロ野球さながらの対戦がスマホで開幕!
本作は一般社団法人日本野球機構承認の、実名選手が多数登場するアクション野球ゲームだ。
その最大の特徴は、ほかのプレイヤーとのリアルタイムによるオンライン対戦。
スマホ向けの野球ゲームは、チームをマネジメントするシミュレーション系と、本作のようにバッティングやピッチングの操作をするアクション系に大別されるが、リアルタイム対戦を搭載したアクション系野球ゲームは非常に珍しい。
野球の醍醐味を集約した試合が熱い!
試遊会レポートでもお伝えしたとおり、選手を操作するのはバッティングとピッチングのみ。
操作はシンプルで、バッティングはカーソルをスワイプで動かし、タップかフリックをすることでスイング。
カーソルの位置やタイミングが合えば、ヒット性の打球を放つことができるのだ。
タップとフリック、2種類の方法でスイングをすることができるが、筆者の感覚ではタップの方がヒットを打てる気がしたが、1度画面から指を離さなければならないため、変化球への対応がしにくいように感じた。
フリックでの操作に慣れておくのがよさそうだ。
また、塁上にランナーがいる際には、積極盗塁の指示を出すことができる。
果敢に盗塁を狙うようになるため、走力の高い選手がランナーの場合、1つでも先の塁へ進めておくのも戦略の1つだ。
対してピッチングは、球種とコースを選んだら、ゲージのカーソルをタイミングよくタップして行う。
ゲージ上にはいくつかのゾーンがあり、水色のゾーンでタップするとパーフェクトとなり、球速や制球の精度が高い投球が可能。次いで、濃い青の部分がいい投球になる仕組みだ。
選手の表情や、バッティング・ピッチングのフォームなど、ディテールにこだわって作られており、プロ野球の試合の雰囲気が感じられるだろう。
守備や走塁に関してはCPU任せになってしまうのだが、フィルダースチョイスや本塁への暴走などが、プロ選手にあるまじき頻度で発生する。
選手の能力が低いことが原因だと思われるが、見ていてイライラする場面が多いのも正直なところだ。
ガチャとは違う選手の獲得
プレイヤーが率いるチームは、12球団の実在する現役選手を集めて好きなように組むことができるのだが、その選手の獲得方法が独特となっている。
よくあるガチャ方式ではなく、試合後に獲得できるパックを開封することで選手を獲得できるのだ。
試合の活躍に応じて与えられるSPをためて開封でき、1パックにつき3選手を獲得することができる。
試合をプレイし続ければ、無課金だとしてもレアな選手を入手できる可能性があるのはうれしいところだ。
ただし、初期状態では3パックまでしかストックすることができず、試合を繰り返すとすぐにいっぱいになってしまう。
その場合、課金通貨のバーサスジュエルを使って即時開封をするか破棄するかの2択に迫られてしまうことに。
なお、パックのストック枠は、あらかじめバーサスジュエル増やしておくことが可能だ。
選手の育成要素も搭載! 理想のチームを目指せ!!
獲得したレアな選手は、そのままでも初期の選手より高い能力を持っているが、育成用モード「キャリアハイ」で、さらに強化をすることもできる。
選手1人ひとりを育て上げ、独自のオーダーを組み、理想のチームを作り上げるまでの道のり険しく、長く楽しめる作品となりそうだ。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- iOSのバージョン:10.3.1
- プレイ時間:約3時間30分
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.1.1
一般社団法人日本野球機構承認
データ提供:データスタジアム(株)
プロ野球フランチャイズ球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2016年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。
(C)2017 COLOPL, Inc.