FPSやTPSにおける立ち回りについて
訓練でプレイヤーレベルを上げていくと、マルチプレイが開放される。マルチプレイには、「チームデスマッチ」と「デスマッチ」の2種類のコンテンツがあり、他のプレイヤーと撃退数を競い合うことになる。では、このマルチプレイにおいててよく耳にする「立ち回り」とは何を指すのか?
ざっくりと説明すると、自分が有利になるようにゲームを進めたり行動しながら、理想とする流れを作っていくことだ。例えば、マルチプレイ時に「CLOSE QUARTERSキャンプ」にステージが決まったとする。このステージの特徴としては、視界が見えにくい、コンテナ類が多く設置されているなど、基本的に隠れながら戦うことになる。だが、中央エリアだけは話が別。中央エリアだけは誰からも見えやすい高台にあるからであるため、下にいる敵を素早く狙えるようになるからだ。
広い視野を保つことができ、敵味方の判断もつきやすくなるのだが、それと同時に狙われやすくなるという危険性も非常に高い。時には味方のサポートも必要になるため、立ち回りも一見すると難しいように見えるが、これを繰り返し行うことで相手の注意を高台に引くことができる。これを利用して、下にいる味方がジワジワと追いつめていくことで、勝利へと近づくことができる。これが、オーソドックスながらも基本的な立ち回りである。
チーム戦では仲間への貢献力が大事
マルチプレイで最初に開放されるのがチームデスマッチ。4人対4人のチームに別れて、相手側と撃退数を競うというモードである。まず、初心者がやりがちなミスとしては相手を見つけるとすぐに攻撃を仕掛けること。確かに先に攻撃したほうが有利ではあるものの、相手のエイミング技量や銃のランクによっては、あっさりと返り討ちにあってしまう。
そして、致命的なのは、相手に自分の位置を教えているような行為。先ほどの先に攻撃を仕掛けるのももちろんだが、安全そうな場所でずっと待機するのも危険。SR(スナイパーライフル)を装備した相手がいると、真っ先に標的として狙われてしまうだろう。
では、どのようにして動けばベストなのかというと、味方といっしょとはいわなくても近い位置で行動すること。敵と遭遇した際に、1対1の場合だとなんとか勝利できるかもしれないが、複数だとそうもいかない。そこでお互いがサポートできる位置にいることで、共にフォローしながら敵を撃退することが可能。単独行動こそ敵の標的になりやすいため、間違っても1人でどんどん進まないように。
デスマッチはCPU戦では満足できない人向け
対人プレイの練習に最も有用なコンテンツがデスマッチである。訓練でもプレイヤーレベルが上がるごとに難しくなっていくため、練習にはなるのだが、実戦での相手はプレイヤーとなる。当然、こちらが不利になるように攻めてきたり、確実にヘッドショットを狙ってくる相手などとも当たる可能性が高い。そういった上級者に勝つためには、マップを把握し、常に有利な行動がとれるように立ち回るしかない。
デスマッチに参加するなら、どのマップに当たっても大丈夫なようにあらかじめ特徴を覚えておくこと。例えば、航空機なら障害物を利用しながらの移動に加えて、上からの射撃に注意すること、ターミナルでは広いエリアに近づかないようにするなど、注意すべきポイントを1つずつ覚えていくことで、勝率も上がっていくはずだ。
負けて学ぶことが上級者への近道
最後に覚えておきたいのがずっと勝ち続けるということは不可能だということ。マルチに慣れていない初心者だと特に、負けて悔しい思いをするときが多いはずだ。そうなったときに、プレイしていてどこが悪かったのかということや、なぜあと一歩のところでやられてしまったかなど、負けた原因を追求していくことで確実にうまくなっていく。これからマルチプレイに挑戦してみる人は、うまいプレイヤーに積極的に挑戦、あるいはそのプレイを参考にしたりしながら、向上心を持って遊んでみるといい結果につながるはずだ。
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