『どうぶつの森』がスマホへ!あなたはキャンプ場の管理人
どうぶつたちとのほのぼのとした生活を楽しむ人気シリーズ『どうぶつの森』。
さまざまな住人が暮らす村で、主人公(=プレイヤー)は住人たちと交流したり、サカナつり、ムシとり、家具集めなど、自由気ままな生活を送るのがシリーズをとおして共通するゲーム性だ。
この度リリースされたスマホ向け新作タイトル『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(通称、ポケ森)は、舞台をキャンプ場へと移し、プレイヤーはキャンプ場の管理人となって住人(今作では、キャンプ場のゲスト)たちとの生活を楽しむことができる。
とはいえ、シリーズの根っこの部分は変わっておらず、住人のお願いを叶えることに奔走するもよし、はたまたひたすら釣りに没頭するもよし。
住人の口調や会話のノリも相変わらず独特だが心地よく、ちょっとした時間にプレイしやすいスマホと絶妙にマッチしているというのが、筆者のファーストインプレッションだ。
にぎやかなキャンプ場を目指そう!
ゲームの流れとしては、自分のキャンプ場の周りのスポットを訪れ、サカナやムシを集めたり、各地にいるどうぶつたちと話をしたり、さらにはおねがいを聞いてあげたりして、キャンプ場へと招待するのが基本。
最初は誰もいないキャンプ場が、どんどんにぎやかになっていく様子は、経営シミュレーションチックだ。
どこに足を運ぶか、そこで何をするかは自由なので、まずはあちこち動き回ってさまざまなどうぶつたちとの会話を楽しむことに。
どうぶつたちに話しかけると、それぞれがほしがっているアイテムを渡すことができ、これにより「なかよし度」が上昇する。
「おれいの品」としてベル(この世界の通貨)やアイテムももらえる、いわばおつかい的な要素で、これをメインにこなしていくのが本筋になりそうだ。
どうぶつと仲良くなると、キャンプ場に招待することができる。
なかよし度の他に、特定の家具を設置するなどの条件もあり、すべてを満たすことで、キャンプ場に遊びに来てくれるようになるのだ。
気に入ったどうぶつたちを招待して、キャンプ場をにぎやかにすることが、一応の目標となっているので、何をすればいいか分からないという人は、どうぶつの招待を進めていこう。
必要な家具を持っていない場合は、素材をもとに製作(クラフト)をする。
家具の他にもオブジェを作れたり、今後のアップデートで服をクラフトできるようになる模様だ。
難しいステージをクリアしたり、果てしない育成要素があったりするわけではなく、気になるところを触っているだけでもほんわかと楽しい雰囲気を感じさせてくれるのが、このシリーズの魅力の1つだ。
しっかりのめりこめる収集要素
先に述べたとおり、サカナやムシを集めるのも本シリーズの面白い要素。
今作にもちゃんと実装されており、タップで手軽にサカナつりやムシとりができる。
サカナやムシも、どうぶつたちのおねがいで必要なアイテムとなるため、移動がてらに見かけたら、こまめに採取しておくと効率的。
もちろん、採取ポイントを周ってがっつり採取してもいいだろう。
また、「ゴロゴロ鉱山」という場所では、鉱石掘りを手伝うことで、ベルやアイテムが多く獲得できる。
入場するのに、フレンドの協力かリーフチケットが必要になるが、懐を温めるためには見逃せないスポットだ。
これまで以上にどこでも遊べる『ぶつ森』
しばらくプレイした感想としては、シリーズの雰囲気は踏襲しつつも、スマホ向けに操作を最適化して遊びやすいタイトルといった印象。
個人的には、ここ最近は他のプレイヤーとランキングを競うゲームをメインにプレイしていたため、本作に癒しを求めて起動したくなる感覚を覚えた。
コンシューマー向けのシリーズがスマホ向けタイトルをリリースすることはこれまでいくつか見てきたが、本作に関しては、シリーズの雰囲気やゲーム性を崩すことなく、むしろスマホの方が向いているのでは? と思う部分もあるほど。
昔、NINTENDO 64やニンテンドーDSなどでは遊んでいたけど、しばらく触れていなかった筆者としては、末永く遊んでいきたいところ。
今後、アップデートでさまざまな要素が追加されることにも期待したい。
メインで遊ぶゲームが他にあっても、スマホには残しておきたい、と思ったゲームだ。
- 使用した端末機種:Galaxy Note8
- OSのバージョン:Android 7.1.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C) 2017 Nintendo.