AIがカメラを進化させるMate 10 Pro
HUAWEI Mateシリーズは、同社の主要ブランドの1つで、昨年に発売されたMate9はライカと協業で開発されたカメラなどで高い評価を受けている。
今回発表された「HUAWEI Mate 10 Pro」は、最新のKirinチップセットの「Kirin 970」を搭載。
AIを内蔵した「AIプロセッサー」であることを、端末が享受する機能を織り交ぜて紹介された。
Kirin 970には、8コアのCPUと12コアのGPUに加え、NPU(ニュートラル・プロセッシング・ユニット)が組み込まれており、従来の25倍のパフォーマンスと50倍の電力効率向上を実現している。
これにより、3Dゲームの軽快かつスムーズな動作や、VR/ARにおけるパフォーマンスに期待できるのはスマホゲーマーとしては注目したいところだ。
また、HUAWEIスマホの特徴であるライカのダブルレンズカメラは引き続き搭載。
2,000万画素のモノクロセンサーレンズと1,200万画素のカラーセンサーレンズは、F値1.6で明るい写真撮影が可能。
さらに、AIの補正により複雑な設定なしに、高品質な写真が撮影できるという。
被写体のカテゴリーを認識して、自動的に最適な調整がされるといい、スマホでの写真撮影が1歩進化したと言えるだろう。
価格は、89,800円(税別)。すでに予約は開始しており、12月1日(金)に発売予定。
4つのレンズを搭載したミドルレンジモデルMate 10 lite
liteと名付けられた「HUAWEI Mate 10 lite」の特筆すべき点は、メインカメラだけでなく、インカメラもデュアルレンズを搭載していることだろう。
メインカメラは、1,600万画素+200万画素で、それぞれが画像生成と被写界深度(DOF)情報の収集を担う。
ボケ味のある1眼レフのような写真が簡単に撮影できるのがアピールポイントだ。
インカメラも同様の構成で、こちらは1,300万画素+200万画素。
ライトも備え、明るく美しいセルフィー撮影ができるという。
また、42,800円(税別)というミドルレンジの価格帯では珍しく、ディスプレイの縦横比は18:9となっている。
Galaxy Note8、S8/S8+をはじめとして各社のフラッグシップモデルに増えてきた縦長ディスプレイが、手ごろな価格で手に入るのはうれしいところだ。
エンタメタブレットMediaPad M3 Lite 10 wp
Mateシリーズ2機種に加え発表されたのは、タブレットの「M」シリーズ最新モデル「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」。
10.1インチのディスプレイと、フルセグ・ワンセグチューナーを内蔵しており、テレビ用タブレットとして活躍できる。
耐水・防塵にも対応しているので、キッチンなどでも安心して使えるのは魅力的。
約465gの重量は、手に持ってみると数字以上に軽く感じたので、外出先への持ち運びもじゅうぶん現実的だ。
価格は37,800円(税別)で12月8日発売予定。
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