AIチップセット搭載スマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」発表会レポート

11月28日、HUAWEIの新製品発表会で、Mateシリーズ2機種とタブレット「M」シリーズの最新モデルが発表された。特にMate 10 ProはAI内蔵チップセットの搭載や、PCモード対応など、新世代スマホとして際立った特徴を持っている。ここでは、各製品の特徴をまとめて紹介しよう。

AIがカメラを進化させるMate 10 Pro

HUAWEI Mateシリーズは、同社の主要ブランドの1つで、昨年に発売されたMate9はライカと協業で開発されたカメラなどで高い評価を受けている。

今回発表された「HUAWEI Mate 10 Pro」は、最新のKirinチップセットの「Kirin 970」を搭載。

AIを内蔵した「AIプロセッサー」であることを、端末が享受する機能を織り交ぜて紹介された。

ミッドナイトブルーとチタニウムブラックの2色が発売

Kirin 970には、8コアのCPUと12コアのGPUに加え、NPU(ニュートラル・プロセッシング・ユニット)が組み込まれており、従来の25倍のパフォーマンスと50倍の電力効率向上を実現している。

これにより、3Dゲームの軽快かつスムーズな動作や、VR/ARにおけるパフォーマンスに期待できるのはスマホゲーマーとしては注目したいところだ。

また、HUAWEIスマホの特徴であるライカのダブルレンズカメラは引き続き搭載。

2,000万画素のモノクロセンサーレンズと1,200万画素のカラーセンサーレンズは、F値1.6で明るい写真撮影が可能。

さらに、AIの補正により複雑な設定なしに、高品質な写真が撮影できるという。

被写体のカテゴリーを認識して、自動的に最適な調整がされるといい、スマホでの写真撮影が1歩進化したと言えるだろう。

デュアルレンズの脇にライカ(LEICA)カメラの証であるロゴが刻印。指紋認証センサーも背面に配置される

発表会にゲストとして登壇したマギーさんと青木裕子さんは、Mate 10 Proカメラの被写体に。インスタ映えする写真が撮りやすいと、本機の魅力をアピール

ディスプレイと接続してPCライクに使えるモードも搭載。Bluetoothや各種アダプタ等を使用してマウスやキーボードが使えるが、スマホ本体をタッチパッドとして使うこともできる

価格は、89,800円(税別)。すでに予約は開始しており、12月1日(金)に発売予定。

4つのレンズを搭載したミドルレンジモデルMate 10 lite

liteと名付けられた「HUAWEI Mate 10 lite」の特筆すべき点は、メインカメラだけでなく、インカメラもデュアルレンズを搭載していることだろう。

カラーはオーロラブルーとグラファイトブラックを用意

メインカメラは、1,600万画素+200万画素で、それぞれが画像生成と被写界深度(DOF)情報の収集を担う。

ボケ味のある1眼レフのような写真が簡単に撮影できるのがアピールポイントだ。

インカメラも同様の構成で、こちらは1,300万画素+200万画素。

ライトも備え、明るく美しいセルフィー撮影ができるという。

また、42,800円(税別)というミドルレンジの価格帯では珍しく、ディスプレイの縦横比は18:9となっている。

Galaxy Note8、S8/S8+をはじめとして各社のフラッグシップモデルに増えてきた縦長ディスプレイが、手ごろな価格で手に入るのはうれしいところだ。

縦長かつベゼルが狭い。ミドルレンジながら、最近のトレンドをしっかり押さえてきている印象だ

USBポートは、microに対応。そろそろType-Cに統一したいところだが、まだまだmicro USBポートを備える製品は多い

エンタメタブレットMediaPad M3 Lite 10 wp

Mateシリーズ2機種に加え発表されたのは、タブレットの「M」シリーズ最新モデル「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」。

10.1インチのディスプレイと、フルセグ・ワンセグチューナーを内蔵しており、テレビ用タブレットとして活躍できる。

テレビや動画視聴を主な利用シーンと想定しているのか、指紋センサーも横持ち時に下辺にくるように配置されている

耐水・防塵にも対応しているので、キッチンなどでも安心して使えるのは魅力的。

約465gの重量は、手に持ってみると数字以上に軽く感じたので、外出先への持ち運びもじゅうぶん現実的だ。

価格は37,800円(税別)で12月8日発売予定。

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