『クロノ ブリゲード』体験会で意思をつなぐバトルシステムを先行プレイ!

エヌ・シー・ジャパンより2018年春に配信予定の新作RPG『クロノ ブリゲード』。メディア向け体験会にて、一足早く仲間とガヤガヤ遊べるというゲーム性に触れてきたので、インプレッションをお届けしよう。

リア友と遊びたくなるバトルシステムが魅力!

『クロノ ブリゲード』は、エヌ・シー・ジャパンのLIONSHIP STUDIOが開発中の共闘ターン制RPG。

12月6日より事前登録が開始しているほか、12月22日(金)には、抽選で100名が参加できる「限定祭!みんなであわせろ!クロブリ体験会」が予定されている。

4人の意思をつなぐバトルシステム

本作のバトルは、4人のプレイヤーで協力してガヤガヤ楽しみながらクリアを目指すのが魅力。

「意思をつなぐ」がテーマとなっており、お互いの意思を汲み取り合うことがバトルのコツとなるのだ。

本作のバトル画面。青い囲み内に並ぶカードを選択して敵に攻撃。カード下に表示されている数字順に赤い囲みのタイムライン上に並び、その順に攻撃をしていく

4人のプレイヤーが1枚ずつカードを選択した後に、タイムライン順に行動していくのだが、当然ながら数字が重なることがある。

その場合、攻撃力が下がってしまうのだが、あえて敵と同じ数字を出すことで受けるダメージを減らすことができる。

さらに、「アッパー」という種類のカードは、同じ数字のキャラクターを強化する能力があるので、味方のプレイヤーと意思をつなぎ、強力な一撃を叩き込む、なんてこともできるのだ。

この画像の場合、下の2人が同じ数字。黄色の矢印アイコンがアッパーを意味する

カード選択後は、キャラクターたちの攻撃を見守ろう。さまざまなスキルの演出が楽しめる

ステージによっては、タイムライン上に回復薬や爆弾などのアイテムが現れ、数字が小さいキャラクターに効果をもたらす。

回復薬はもちろん回復するのだが、爆弾は対象に大きなダメージを与える厄介なギミックだ。

数字の大小でアイテムを取る、もしくは避けることになるのだが、味方のプレイヤーと数字を合わせる(バッティングさせる)ことで、アイテムは回避するテクニックも存在。

こちらの画像の6、7はバッティングしているため爆弾は通過。9の敵に爆弾が当たり、ダメージを与えられる

手札の数字が小さくて爆弾が避けれなくても、味方と協力してバッティングさせれば、無事に爆弾を回避できるというわけだ。

このような味方とのやり取りが、本作の醍醐味といって間違いないだろう。

スタンプを使ったチャット機能があるので、どの数字を出すか他のプレイヤーに伝えることができる

今回の体験会は、4人1組で顔を合わせてプレイする形式だったのでが、「4のアッパーあります!」や「6でバッティングさせて爆弾を避けよう」といった、まさにワイワイガヤガヤした雰囲気で楽しむことができた。

デッキ編成はリーダー1枚とは別に3×3の配置で計10体を選択。リーダー以外の9枚はビンゴの要領で、縦・横・斜めに同じ属性のカードが揃うとステータスが強化されるとのこと。バトル以外の要素も作り込まれている

その反面、1人でプレイするとなると、カードを選択してからタイムラインが動いて攻防を眺める一連の流れが、テンポが悪くなりそうな印象を受けたのは正直なところ。

このあたりは、まだ開発中であることに加え、実際に1人でプレイしてみないと実際の感覚はわからないので、正式なリリースを待ちたい。

とはいえ、本作のいちばんの魅力は顔を合わせて遊ぶマルチプレイ。

気になる人は、冒頭でお伝えした体験会に足を運んでみてほしい。

また、『クロノ ブリゲード』の公式YouTubeチャンネルでは、バトルの仕組みがよくわかる動画が公開中。こちらも要チェックだ。

(C) NCJAPAN,2017