初心者でもギルド戦で活躍できますか?
「『スタートリガー』のリーグ戦の模様をリポートしてください」という編集部からの依頼に二つ返事で答えたものの、筆者は途方に暮れていた。
リーグ戦は、約1週間、特定の時間に他のギルドと対戦するイベント。
10対10の大型バトルコンテンツだが、直接戦うメンバーは最大6人同士となり、チーム戦より大規模な戦いとなる。
リーグ戦の詳細は以下の記事を参照してほしい。
・レア装備もゲット!報酬盛りだくさんのリーグ戦入門
筆者は、『スタートリガー』歴は2週間程度。もちろん、どこのギルドにも属したこともない。
ギルドバトルというと、ゲームのエンドコンテンツ。
ハイレベルなプレイヤーたちが熾烈な戦いを繰り広げているのではなかろうか。
戦闘力が低い筆者がふらふらっと参加しても許されるのだろうか。
そんな不安を抱えながらも、リーグ戦に参加すべく準備を開始したのだった。
【準備編】ギルド選びから一苦労
まずはリーグ戦に参加するためにはギルドに入る必要がある。
とはいえ、適当なギルドに入ったり、設立したりすれば、すぐにリーグ戦に参加できるというわけではない。
リーグ戦には「前日のログインメンバーが3人以上いるギルド」という参加条件があり、それを満たさないギルドは他のギルドとのマッチングから弾かれてしまう。
しかし、ギルドロビーの「おすすめ」で紹介されるギルドには、メンバーのログイン頻度が低い休眠状態のギルドも多く、下手に休眠ギルドに入ってしまえば、リーグ戦への参加は叶わない。
そこで、筆者が利用したのはSNS。
TwitterやLobiなどでギルドメンバー募集の書き込みをチェックし、自分でも入ることができて、かつログインメンバーが多いギルドを探してみた。
さすがに、SNSを使ってユーザーを募集するようなギルドは、すぐに加入希望者が現れ、定員になっているところが多い。
しかし、このような形で募集を出すギルドはそれだけメンバーのモチベーションも高く、リーグ戦参加に期待が持てそうだ。
応援と練習に駆けずりまわる日々
ギルドに入った筆者が、真っ先におこなったことはギルドへの「貢献」。
武器パーツ、コイン、ダイヤの3種類をギルドに捧げることで、ギルドのレベルを上げることができるのだ。
報酬として栄誉やギルドコインなどが入手できるので、こちらにもうれしい。
ギルドのレベルが上がれば、リーグ戦での本部のHPが高くなる。
リーグ戦では本部の撃破で多大なポイントが入るため、本部をやられにくくしておくことが重要なのだ。
これはリーグ戦の期間外でも毎日実行できるので、できる範囲でどんどん貢献をしておくのがおすすめ。
最初は応援からのスタート
貢献をしただけで、簡単に出られるほどリーグ戦は甘くない。
リーグ戦は、メイン3名、サブ3名が直接戦闘に参加し、残りのメンバーは「応援」をすることになる。
デフォルトでは、戦闘力が上位から順にメイン、サブと割り振られていくため、戦闘力が7位以下のメンバーは自動的に応援となってしまう。
入団時点で筆者の戦闘力はチーム内では9番手。もちろん、リーグ戦初日は応援での参加となった。
だれでもバトルに参加できる「応援」
応援となったメンバーは、バトル中に「応援コマンド」を使って仲間をサポートできる。
応援の効果は、自分のギルドの得点を100ポイント増やせるほか、戦っているメンバーを回復できるというもので、メインやサブメンバーになれない初心者プレイヤーでも、ギルドの勝利に貢献が可能だ。
1日目は初戦こそ落としたものの、残り2戦は勝利。2日目は全勝という戦績。
落とした1戦は相手のログイン率と戦闘力の差を感じたものの、毎回3人はログインできる筆者のギルドは、なかなか勝率が高いように感じた。
目指すはサブ入り! 戦闘力アップの日々
とはいえ、ただ指をくわえて、応援だけでリーグ戦を終わるわけにはいかない。
やるからには応援メンバーから脱出し、直接リーグ戦に参加したい。
リーグ戦参加メンバーは、ギルドのリーダーが自由に変更できるため、筆者のような戦闘力が低いプレイヤーでも、リーダーの目に留めてもらえれば、メンバーに上げてもらえる可能性はある。
そこで急激な戦闘力アップのために、リーグ戦の合間には以下のような方法で戦闘力のアップをはかった。
- デイリーミッションの消化とクエスト周回でのレベルアップ
- クエスト周回でパーツを集めて、武器を改造
- ダイヤを消費してアバターを購入し、収集での強化
そして、毎回のリーグ戦に駆けつけ、応援だけでなくチャットでの盛り上げも忘れない。
これにより、「彼ならいつでもログインして駆けつけてくれる」というイメージをギルドメンバーに印象付ける。
サッカーなどで、試合中、わざと監督の前でウォーミングアップしてやる気をアピールする選手ってこんな気持ちなんだね……。
そんな努力も実り、戦闘力は6,000台まで大幅アップ。チーム内でも7番手のポジションまで上り詰めた。
そして、リーグ戦3日目ラウンド3を終えたあと、ついにリーダーから「サブとして出てみます?」とのお言葉をいただくことに成功!
後編では、実際にリーグ戦の戦場に立った、筆者の奮闘の模様をお届けしよう。
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