LINE×SEGAの新たなパートナーシップ
記者発表会では、まず最初にLINE株式会社取締役CSMO舛田淳氏が登壇した。舛田氏は、LINEの今までの外部パートナーは、パブリッシングパートナー、ジョイントベンチャーパートナー、インベストパートナーとして関わってきたが、いずれもパブリッシャーはLINEであったことを明らかにした。しかし、今回のセガゲームスとは、今までとは異なり「マーケティングパートナー」の関係であると強調。LINEがマーケティングを行い、セガゲームスが開発企画運営を行う新しい形だとし、協業する第1弾タイトルが“運命と出会う共闘RPG『フォルティシア』”であると発表した。
続いて登場したのは、株式会社セガゲームス セガネットワークス カンパニーCOOの岩城農氏。岩城氏は、今回の取り組みに参加できることについての喜びと、今後、第2弾、第3弾へとつなげていきたいという意気込みを語った。
次に株式会社セガゲームス セガネットワークス カンパニーの開発プロデューサー菅野顕二氏が、『フォルティシア SEGA×LINE』の概要説明を行った。「フォルティシア」とは、魂が宿る武器「フォルティス」を使って魔物たちを倒す人物の総称であり、本作は、その「フォルティシア」としてさまざまな冒険を体験できる本格アクションRPGだという。なお、ゲームの詳しい内容については、記事後半で解説しているのでそちらを見てほしい。
『フォルティシア SEGA×LINE』の紹介の後、舛田氏と岩城氏が再び登壇し、質疑応答が行われた。そのなかで舛田氏は、今回の取り組みは多数の会社と同時にやれるものではないとし、いくつかの提案の中から、セガゲームスの『フォルティシア』に一目惚れしたことを告白。ほぼ一択で決まったというエピソードも飛び出した。
命が宿る武器を手に、仲間たちと戦いに挑め!
ここからは発表会後に行われた体験会での『フォルティシア SEGA×LINE』のファーストインプレッションを紹介する。本作のジャンルはアクションRPGだ。プレイヤーは、かつて世界に光をもたらした救世主「フォルティシア」となり、人の魂が宿る武器「フォルティス」、そして多くの仲間たちとともに、さまざまな冒険や試練に挑んでいく、という世界観になっている。
戦闘でのキー操作は、移動が仮想ジョイパッド、攻撃や回復などはアイコンをタップして行う。実際にプレイした感覚では、正面を向く動作に少し慣れがいる感じだが、同時押しなどの難しい操作がないので、アクションに不慣れな人でも遊べそうに思えた。特にLINEはゲームのライトユーザーが多いので、その点には配慮しているように思える。
プレイヤーの武器は、両手剣、ハンマー、杖の3種類。武器によって、攻撃力などのステータス以外に、宿るフォルティスや属性、レア度などが変わってくる。どれか1本に絞るのではなく、複数の武器を使い分ける戦い方になるだろう。
両手剣
ハンマー
杖
フォルティスと敵は、火、水、風、光、闇、無の6つの属性に分かれている。それぞれ火は風に強く、水に弱いなどの得手不得手があるので、相手にする敵によって装備を変えると、有利に攻略することができる。
全属性の強力な武器をそろえなくても、マルチプレイならある程度は戦えるのは好印象。お気に入りの武器で戦いたい人や、無課金であまり武器がそろわない人でも、じゅうぶんにゲームを楽しめる。逆に本作を極めたい人は、全種類で全属性の武器をそろえるなど、トコトンまでこだわることも可能。この万人向けのバランス調整は、さすがセガといったところ。
拠点となるブルーム村で戦いの準備を整える
ブルーム村は、プレイヤーの拠点となる場所だ。プレイヤーの家があり、アイテムが購入できる薬屋やフォルティスの強化ができる鍛冶屋など、さまざまな施設がそろっている。ここでは、メインとなる施設を紹介する。
家
薬屋
魔法屋
鍛冶屋
酒場
メイン画面からは、フォルティスや防具を入手できるガチャやフレンド申請、課金アイテムが購入できるショップ、そしてダンジョンなどへも進める。
また、以下の動画では、家での装備変更から薬屋、鍛冶屋を巡り、ダンジョン攻略まで、一連のゲームの流れを収録している。これを見れば、ゲームの雰囲気をつかめるはずだ。
個性豊かなフォルティスたちのイラストを公開!
本作には、200種類以上のフォルティスが登場し、プレイヤーとさまざまな交流をする。そんな彼(彼女)らを、皆口裕子さんや桑島法子さん、松風雅也さんなどの人気&ベテラン声優陣が熱演。物語をさらに盛り上げてくれるのだ。ここでは、判明している7名のフォルティスのイラストを名前付きで公開する。
先日の記事でも紹介したが、現在『フォルティシア SEGA×LINE』の公式サイトでは、事前登録を行っている。レアガチャ1回分のレアストーンを入手できるので、興味を持った人は登録してみてはいかがだろうか。
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