HTC U12+がSIMフリーかつ日本向けになって発売決定
本日、日本での発売が正式に発表された、HTCの最新モデル「HTC U12+」。
SoCはSnapdragon 845、RAMは6GBと他社のフラッグシップモデルに並ぶスペックを備えており、内部ストレージは128GB版を採用。これは、日本のハイエンドモデルを求めるユーザーのニーズを考えてのことだという。
その他、主なスペックは以下のとおり。
国内版はIP68相当の防水防塵に対応、おサイフケータイ対応のFelicaの内蔵など、日本国内での利用シーンに応えたSIMフリースマートフォンとなっている。
製品名 | HTC U12+ |
---|---|
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 156.6×73.9×8.7mm |
重量 | 約188g |
OS | Android 8.0 |
SoC | Snapdragon 845(2.8GHz×4、1.7GHz×4) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
外部ストレージ | microSDHC/SDXC(最大256GB) |
ディスプレイ | 約6インチ Super LCD6 クアッドHD(2,880×1,440) |
メインカメラ | デュアルレンズ:約1,200万画素(広角)/約1,600万画素(望遠) |
インカメラ | デュアルレンズ:各レンズ約800万画素(広角) |
バッテリー | 3,500mAh(高速充電:Quick Charge 4.0/USB Power Delivery 3.0対応) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
外部デバイス/その他 | USB 3.1 Gen1(Type-C)、NFC、おサイフケータイ、HTCコネクト(Chromecast、DLNA、Miracastコンパチブルデバイスへのストリーミング出力) |
防水防塵 | IP68 |
物理ボタンを排除したボタンレスデザインを採用しており、電源キーとボリュームキーは、感圧式センサにより入力を検知する。
HTC U11で高い評価を得ていたカメラは、背面、前面のどちらもデュアルレンズとなっており、DxOMarkのスコアで103点の評価を得ている。
これは、現状ではトリプルレンズを搭載するHuawei P20 Proに次ぐ2位、デュアルレンズ搭載機では最高位に位置する順位だ。
デュアルレンズにより、背景をぼかした写真の撮影に力を発揮するほか、逆光や暗所での撮影でノイズの抑制、明るさのバランスの良い撮影を実現するHDRブーストの強化、レーザーによるフォーカスをサポートするなど、機能面も強化された。
使い方が広がったエッジ・センス
HTC U11から搭載されている、端末の両端を握って指定の動作を実行する機能エッジ・センスは、「エッジ・センス2」へと強化された。
従来は、「長く握る」「短く握る」の2つのアクションに対し動作を割り当てることができたが、新たに「持つ」(押し込まずに持つだけ)と「ダブルタップ」が追加。
「ダブルタップ」には、「握る」と同様に任意の動作を設定でき、「持つ」では、端末を持っている間はスリープにしない、画面の自動回転をさせない、といったことが可能だ。
HTC U11のレビューでも触れたが、スリープ状態からでも握るだけでカメラを起動させることができるなど、よく使うアプリなどを登録しておくと非常に便利な機能。
ちなみに、発表会会場に用意されていた実機では、ダブルタップには片手モードの起動が割り当てられていたが、ほかにも日々のスマホ使いを快適にする活用方法がありそうだ。
発売日は、7月20日(金)で、本日より予約が開始。参考価格は95,000円となっている。
HTC e-shopのほか、Amazon.co.jp、IIJmio、NifMo、楽天モバイル、LinksMateでも取り扱い予定。MVNOからの発売日は、各社の発表を確認してほしい。
U12+発売記念折り鶴キャンペーンも開催
U11発売の際には、エッジ・センスの使い方ネタを募集する「HTC握って1000万円!」や、公式Twitterアカウントのフォロワー数が規定数に達すると、新色が発売するキャンペーンなど、さまざまな企画を実施してきた。
今回、U12+の発売にあたって開催されるのは、「折り鶴で、いきもの守ろう!」キャンペーン。
こちらのキャンペーンは、U12+のチラシを使って折り鶴を折り、ハッシュタグ「#HTC_origami」をつけてツイートすることで、1羽につき100円、HTCが動物愛護団体に寄付をするというもの。
新製品発売の際に、必ず作成するチラシを有効活用するために考えられた企画となっている。
(C) 2011-2018 HTC Corporation