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■ギルドマスタータイプから分析する自分のタイプ
ビジョン型、コーチ型、関係重視型、民主型、ペースセッター型、強制型という6つのタイプについて語りながら、我のギルドマスタータイプがどういうものかを説明していきたい。
そして声を大にして言いたいのは、これが正解ではないということ。
そして全て我の経験談を踏まえたものであり、失敗を重ねてきた結果だ。
参考までに。
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■ビジョン型
簡単に言うと「ギルドの方針」や「目標とするところ」が明確になっているかどうか、というところが肝だろう。
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基本的にMMOでギルドマスターが多いのだが、やはりビジョンは重要であり、同じゴールに向けて動かなければギルド運営の道のりは不安定なものになる。
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例えて言うならば、大航海出た船が行き先も分からず乗った乗組員が好き勝手やると、
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山の上に乗っていたり、
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船ごと分解して沈没したりする。
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我の場合、目標とは別に「スローガン」を分かりやすく3つ打ち出すことが多い。
ちなみに何故3つかというと、人間が瞬間で覚えられる平均の数が3つだからというのと、語呂が良いというのが理由だ。
目標はいわば航海の目的地であり、スローガンは船を漕ぐコースや漕ぎ方などを打ち出したものだ。
スローガンはきっちり細かくではなく、大まかなコース、こういう事を大切にしているというのが分かれば具体的・抽象的・概念的なものでも構わない。
どちらかというとキャッチーな方が人は集まりやすいだろう。
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例えて言うならば
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「明るく、楽しく、激しく」がスローガンの全日本プロレスが分かりやすい。
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「まったりギルドです!」とか「戦闘力不問!」とかも確かに分かりやすいが、どこのギルドでも言いそうな内容で印象としては非常に薄いし、見た瞬間に忘れ去られるだろう。
我がもし「まったり」「戦闘力不問」を謳うのであれば、
『戦闘力なんてのは楽しければ勝手に後からついてくる!がモットー』
みたいなキャッチにした方が良いかと思う。
もしくは俳句みたいにして、
『戦闘力
楽しくやってりゃ
無問題
ーケンラウヘル』
みたいな方がより中の人物やギルドのイメージがつきやすい。
具体的に書いてあるのは経験則で言うと説明文、マニュアルっぽくてあまり人目につかないという自負がある。
スローガンだけでは伝わらなくても、それが釣り餌となって興味を引き、「どんなギルドか聞きたいんですが」と相手から門戸を開けてきたらあとはトーク技術でなんとか引き込む、というのが我のスタイルだ。
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そしてこのままでは「ギルド勧誘の方法」に言及してしまいそうなので次にいく。
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【まとめ】反王流「ビジョン型」活用法
①目標は明確に。
②キャッチーなスローガンで人目を引き、メンバーを統率する。
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■コーチ型
すなわち自分よりも優秀な知識や技能を持った人に役割を持たせ、それを使ってギルドをまとめていくタイプ。
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我はどちらかというと攻略班向きではないし、軍師的な役割として自分は合っていないと自負している。
そのため、常に自分よりも随所の適性がある人に対してはそれを認め、賞賛することでその者自体の士気を高める手法をとる。
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ただ注意点としては、人によって「得意なこと」が必ずしも「やりたいこと」とは一致していないということは覚えておかねばならない。
得意なこと・できることだと言ってその者に任せっきりにしてしまう、もしくは褒めるだけだと、いつか必ず不満が爆発してしまう。
常にそこはアンテナを貼っておかねばならない。
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さらに注意点を言うならば、あまりにもこの者がギルドで絶大な地位を手に入れてしまうと、全てこの者の采配によってギルドが動いてしまうため、任せっきりにするのも非常によろしくない。
これを見ている人も「まぁ彼だったら、彼女だったら問題ないだろう」と今は思っているかもしれない。
だがここはオンラインゲームの罠、簡単にその理想は打ち砕かれることになる。
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あえて極論で誇張するが、我からすると、
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MMOをプレイしている輩にまともな奴はいない
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というのを常に頭の隅に置いている。
そのため、いくら信用しようともどこかしら頭のブレーキが自然とかかる。
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たまにいるのだが、一番やってはいけない事は自身の秘密やバラされたくない事を共有して親近感を保つことだ。
こういうギルマスは必ずいるが、大抵がそれを共有したばかりに精神を病むバッドエンドとなる。
そういう風にしたいのならば、バラされてもいい秘密を如何に誰にも言わない二人だけの共有事項に見せるかという風にするのもありだが、縁が切れると話に尾鰭が付いてファンタジー展開な創作話をされるのがデフォルトなので言わぬ方が良い。
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ただし間違えてはいけないのは、自分よりも優秀な知識や技能を持った人というのは、決してギルドを悪い方向に導こうと端から思っているわけではないということ。
むしろ善意の塊、すなわちホスピタリティの塊であり、後々悪意と変貌するのはその裏返りからくるものだ。
それに対しては感謝をするだけではいけない。
ギルマスは感謝を相手にしっかりと伝えて受け取ってもらわなければならない。
受け取ってもらえない感謝=ただの自己満でありケアにならない。
ここで前回のブログで「ギルドメンバーに感謝しなくてはならない」と言っていた動画について「そんなのは前提に過ぎない」といった理由を理解してもらえると思う。
ホスピタリティのある人間というのは、見返りは求めていないものの、邪険に扱われると悪意を持ったユーザーよりもタチが悪くなるということを覚えておくと良い。
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この者を活かすも殺すもギルマス次第。
活かし過ぎて調子に乗ってしまう土壌を作ってしまうのか、殺し過ぎてモチベーションを下げさせてしまうか。
先述した話だけだと前者になってしまうが、この絶妙なシーソー、いや、天秤をうまくコントロールできるかがギルマスの資質の一つと考える。
当然人によって重さは違う。
元々調子づく方の人間だったりしたら天秤は最初から傾いている、その分殺しにかからないといけない。
逆に調子づかない人間、むしろ自分の才能に気づいていない人間であれば、感謝を伝えつつ自己肯定感や他ギルドメンバーからの尊敬を集めるよう調整せねばならない。
この絶妙なバランス感こそがギルマスの腕の見せ所か。
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【まとめ】反王流「コーチ型」活用法
①感謝は伝わらないと感謝にならない。
②活かす・殺すの天秤コントロール重要。
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■本日はこれまで
というか、ギルドマスター論を改めて書いてみたが本当にドラブラブログがこれでいいのかという疑問に行き着いているが、こうなったら最後まで書き続けるしかない。
しばし付き合って欲しい。
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とりあえずドラブラで言うならば、9月3日に入る新クラス、
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夢獏が来たらそれについて書こう。
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ということで次回はその他のタイプについて更に深掘りする。
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次回へ続く。