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『ゴーストスクランブル』がまもなく正式リリース開始! 山本直輝プロデューサーへインタビュー!!

7月19日(火)に本リリースを迎える、XFLAGの新作アクション『ゴーストスクランブル(ストブル)』の先行体験会レポートを公開! また、『ストブル』のプロデューサーである山本直輝氏にインタビューを実施させていただいたので、その模様をお届けしよう!!

※ゲームは開発中のものです。記事中の画像や内容は、実際のゲームと異なる可能性があります

βテストからの調整を経て正式リリースへ!

今年の10月で9周年を迎える、大人気スマホゲーム『モンスト』。そのシリーズ最新作となるアクションゲーム『ゴーストスクランブル(以下、『ストブル』)』が7月19日(火)に待望の正式リリースを開始する。

本作のキービジュアル。モンストの人気キャラたちが「モンQ」と呼ばれるオバケになって、おなじみのスキルでプレイヤーのオバケ退治を手伝ってくれる

クローズドβテストから約8ヶ月、正式リリースをひかえた本作がどのようなゲームに仕上がっているのか気になっている方も多いのではないだろうか。

今回、ミクシィ本社にて『ストブル』のメディア向け先行体験会に参加する機会をいただけたので、まずはその様子から紹介していこう。

“ゲーム初心者でも「プラスワン」で楽しめる”がコンセプト

先行体験会では、まず『ストブル』のプロデューサーである山本直輝氏から、本作の概要や基本的な遊び方についての説明が行われた。

『ストブル』プロデューサーの山本直輝氏。「こんな見た目だが、ゴリゴリの開発上がり」とのこと。確かに、一見すると開発の方といった印象はあまり受けないかもしれない

本作は、プレイヤーが「攻撃役3人」と「サポート役1人」に分かれてチームを組み、次々と出現するオバケをライトの明かりで倒していく、「オバケ蹴散らしアクション」だ。

攻撃役の「バスター」は、スワイプで移動しながらライトで攻撃しつつ、スキを見つけたら、画面の長押しのあとに指を離すと発動する、高火力の「フラッシュ攻撃」を狙っていく。

イメージは、敵の弾幕を避けながら進んでいくシューティングアクションに近い。「ヒカリ攻撃」は、タップなどの操作は必要なく、攻撃範囲に敵を捉えるだけで自動で攻撃してくれる

また、本作は「みんなでワイワイ(みんワイ)」をテーマに掲げており、「ゲームが苦手な方でもプラスワンでいっしょに楽しめるアクションゲーム」というのがコンセプトになっている。

このプラスワン部分となるのが、バトルのサポート役である「ドローン」だ。ドローンにはHPの概念がなく、敵に倒される心配がない。味方のサポートだけを考えて動けるため、アクションゲーム初心者の方でも気軽に使うことができる。

ドローン担当は、敵となる「ワルQ」の攻撃を回避する必要がない。アイコンをタップしてアイテムを使用するほか、味方の回復もそのキャラをタップするだけなので、アクション操作が苦手でもみんなについていけるだろう

また、バスターには、通常攻撃のほかに『モンスト』おなじみのひっぱりアクションでモンQを飛ばして攻撃する「Qショット」がある。

Qショットは壁に当たると跳ね返るため、直接敵のオバケを狙うだけでなく、壁を利用したショットなど、モンストっぽい戦い方で楽しむことも可能だ。

Qショットを使ったときの気分はまさに『モンスト』。壁の間を狙ってモンQをカンカンさせるなど、モンスト時代に培ったテクニックは、そのまま『ストブル』にも活用できる

攻撃を当ててゲージをためると、ストライクショット改め「ショットスキル」を発動できる。威力が非常に高く、攻略する上では欠かせない必殺技だ

このように、ベースはまったく違うゲームに仕上がっていながらも、モンストファンが嬉しくなる要素もしっかりと組み込まれている。

キャラの着せ替えができるアバター機能も充実

バスターで使用するキャラクターには、見た目を自由にカスタマイズできる「アバター機能」がある。

アバターは「トップス」「ボトムス」「シューズ」などの部位に分かれており、ガチャのほか、ゲーム内で獲得できるゴールドとの交換などでも入手できる。

「何とか仮面参上!」や、天にまで届きそうな怒髪天など、クセの強いアバターもたくさんある。マルチプレイに参加するときは、インパクト超特大の見た目にしたくなってしまいそうだ

また、アバターではキャラクターのステータスは上がらないため、完全に自分の好みで選んでしまってOK。種類もかなり多いので、みんなと被らないかっこいいアバターを作ってみよう。

イベントでモンQを集めてライバルひしめくタイムアタックへ

『ストブル』のやりこみ要素となるのは、高難度の「イベントクエスト」と、他のプレイヤーとクリアタイムを競い合う「タイムアタック」の2つ。

イベントクエストでは、クリア時にモンQがドロップ。同じモンQを集めてキズナレベルを上げていくことで、強力なボーナスである「キズナスキル」が発動する。

キズナスキルには、ドロップする宝箱の数が増える効果のほか、味方全体のステータスアップなどの効果もある。キズナレベル上げは、リリース開始後の当面の目標になりそうだ

タイムアタックでは、クエストを早くクリアするほど、高ランクの評価が得られ、報酬も豪華になっていく。

全国のユーザーやフレンドとタイムを競えるランキング機能もあるとのことなので、友達との交流やSNSなどを活用しながら、ランキング上位を目指すプレイをとことん極めてみるのもいいだろう。

ほかのメディアの方と力を合わせて高難易度クエストに挑戦!

続いて行われた先行体験会では、各メディアが4名ずつのグループに分かれて、本作の試遊をさせていただいた。

今回挑戦したのはリリース時点での最高難易度になると思われるイベントクエスト、「イザナミ」と「ゼウス」の極(キケン度:★★★★★)だ

イザナミのクエストでは、イザナミが恐竜のような見た目のワルQになって登場。

時間経過でブロックがせり上がってくるギミックがあり、移動範囲は制限されるものの、Qショットの壁バウンドを狙える状況でもあるので、こういったチャンスを逃さないようにしたい。

イザナミは火力が高く、ワンパンで最大HPの半分のダメージを受けていた。前方が特にキケンなので、誰かが囮になって、味方が背後から狙う、といった戦法がいいだろうか

続いて、ゼウスのクエストに挑戦。一撃のダメージは低めだが、腕を広げてぐるぐる回転しながら追尾してくるため、味方を巻き込まないように動くのがポイントだ。

ゼウス戦では、ステージに配置された「ソーラーパネル」にヒカリ攻撃を当ててチャージすることで、強力なライトが放射されるギミックを発動できる

ボスを直接攻撃するだけでなく、おびき寄せてトラップで撃退! といった戦い方もあるので、ボイスチャットやドローンのサポートでの連携がうまく決まると、大ダメージを狙いやすくなっている。

イザナミは操作に慣れていなかったこともあり負けてしまったものの、何とかゼウスのクエストはクリア。その場での急増チームだったが、しっかりと声を出し合っての連携ができ、楽しくプレイすることができた。

先行体験会が終了後、『ストブル』のプロデューサーである山本直輝氏にインタビューをさせていただいた。

ゲーム完成までの道のりや今後の展望、さらには開発の裏側などの話も伺えたので、その模様をお届けしていこう。

冒頭のゲーム紹介に続いて2度目の登場となる、本作のプロデューサーを務める山本直輝氏。コロナの影響でインタビュー中はマスクをしていたため、合間におなじみのポーズでマスクなしの写真を撮らせていただいた

『ストブル』が「3+1」になるまでには様々な試行錯誤が

――『ストブル』は「3+1」でのバトルが特徴ですが、これはどういった経緯で決まったのでしょうか。

山本直輝氏(以下、山本氏):実は開発段階では、バスター5人で戦ったり、逆にドローンだらけの編成で遊べたりした時代もありました。

ただ、ドローンの役割は、開発側で「サポーター」または「監督」と定義しているのですが、複数人のドローンがいると「ここにきて!」という指示を別々に出してしまう状況があったので、ドローンはひとりだけにしました。

――同じチームに監督がたくさんいたら、選手は誰の言うことを聞けば良いのか、混乱してしまいますからね。

山本氏:また、バスター側の人数が多くなると、マップのいろんな場所でやり取りが始まってしまい、コミュニケーションが混線しやすくなるんですよね。

いちばんコミュニケーションが成立して、かつ面白くなるというバランスを考えた結果、バスター3人とドローン1人になりました。

――本作のマルチプレイは、ボイスチャットを使うことを前提で作られているイメージですが、知らない人同士でもボイスチャットで盛り上がってほしい、といった意図があるのでしょうか。

山本氏:いちばんのベースは、友だちなどの身内といっしょに遊ぶことを想定しています。ただし、本作は全国マルチもありますので、知らない人同士でボイスチャットでのやり取りも楽しんでいただきたいと思っています。

――ボイスチャット以外でバトル中に交流することはできないのでしょうか。

山本氏:元々はバトル中にスタンプを使える機能を入れていたのですが、間違って押してしまったり、スタンプを使っているときは動きが止まったりすることを考慮して、現在は使えるようにはしていません。

――特にバスターは止まるタイミングはあまりないので、使うのは難しそうですね。

山本氏:導入するかの検討自体はしているので、ユーザーの方の反応を見て、決めていきたいと考えています。

クエスト開始前のルームでは、「よろしく」「ありがとう!」などの定型文でのやり取りができる。それぞれがエモート付きでアバターが動くので、まずはここで軽く交流してみるのも良さそうだ

『ストブル』は世界観をあまり推していないとのことだが……

――『モンスト』と『ストブル』、この2作品につながりはあるのでしょうか。

山本氏:『モンスト』とは別の世界軸というイメージで、世界観がしっかりと関係があるようには作っていません。

ただし、裏の設定として、2つの作品につながりはあるようにはなっています。

――ちなみに『ワルQ』というのは、どういった存在なのでしょうか。

山本氏:『ワルQ』は、周りのいろいろなものから情報を得て、そいつに変身するといった設定があります。

このときに何もなければノーマルなワルQになるし、モンストのセーブデータ的なものに取り憑いたら、イザナミのワルQなってしまうみたいな(笑)

――イザナミのワルQはそういった経緯で生まれていたのですね! ボス倒したらモンQがドロップするというのは、ワルQが改心して仲間になるみたいなことなんでしょうか。

山本氏:そうですね。ワルQを倒すと浄化されて、良い感情のモンQになってくれる、といった流れになっています。

細かな設定についてはあまり推してはいないですが、最初のTIPSのところに書かれていることもありますので、ぜひ読んでみてください。

――世界観を考えてみると、ワルQにもなんだか愛着がわいてくる気もしてきますね。

『モンスト』で最初にお世話になった人も多いのではないかと思われるゼウスのワルQ。ギラギラのサングラスで、イケオジなイメージに変貌を遂げている

『ストブル』CBTの意見を受けて様々な改修を実施

――先日『ストブル』のCBTレポートが公開されましたが、その中でもユーザーの方の意見として特に多かったものはなんでしょうか。

山本氏:バスターのプレイ感のところで、動きがもっさりしているので「もっとスピードを上げてほしい」、「回避アクションはないのか」といったご意見を多くいただきました。

――確かに、敵の攻撃はすべて歩いて回避するしかないので、アクションゲームに慣れた方だと、少し物足りなく感じるかもしれませんね。

山本氏:『ストブル』はどちらかというとカジュアルなゲームにしたいという意図があり、あえて移動速度を落としたり、アクション操作を減らしたりしています。

ただ、昨今のモバイルゲームユーザーの方だと、もう少しアクション性があってもいいんじゃないか、という意見が開発側でも出ているので、日々のアップデートで改善していこうと考えています。

――ドローン側の意見で多かったものはなんでしょうか。

山本氏:ドローンに関しては、バトルへの干渉具合が少なすぎる、というご意見が多かったです。使っていて物足りなさを感じたり、貢献できているのかが分かりにくかったりですね。

よりドローンの役割が増えるように、ガイド機能の追加やカメラの調整など、正式サービス版ではさまざまな改修をさせていただいております。

――今回の先行プレイでは、ドローンでもしっかりと貢献できていた気がします。バスターをやったときは、すぐに倒されて悲しかったですが(笑)

CBT版の調整で追加された「ガイド機能」。敵やギミックをタップすると、味方に矢印が出現して、目標へのルートを教えてあげることができる

騒ゲーハイライトを使ったSNS拡散の狙いは?

――『ストブル』に導入されている「騒(さわ)ゲーハイライト」は、やはりSNSを活用している若年層をターゲットにした機能なのでしょうか。

山本氏:そうですね。「みんなでワイワイ」遊ぶ人っていうのは、やはり10代から20代前半の方が多い傾向にありますので、そういった方々のライフスタイルを想定して作っている部分はあります。

騒ゲーハイライトとは?

クエストクリア時、もっとも盛り上がったシーンを自動で保存してくれる録画機能。

保存された動画は、そのままTwitterやTikTokなどのSNSに投稿することもできる。

動画時間は約15秒。同じクエストでも、プレイヤーごとに異なるシーンが選ばれる仕様だ

――私は黙々とひとりでゲームをするタイプですが、今の世代の方たちは、ボイスチャットでの交流も含めて、みんなでワイワイ遊ぶことが多くなっている気がしますね。

山本氏:あと、開発的な話になりますが、『ストブル』のボイスチャットは、騒ゲーハイライトやゲームとの接続があるという理由で、市販のボイスチャットではなく自社で開発したものを使っています。

まだ改善できるところはありますので、今後はその辺りのアップデートもしていこうと考えています。

――ボイスチャットは1秒ほどラグがあったので、ぜひ改善をお願いします!

どうやってストブルを盛り上げていくか、今後の展望は?

――『ストブル』はユーザーの方にとって、どのようなゲームになってほしいと考えていますか。

山本氏:これは初期の開発コンセプトのときから変わっていないのですが、「2022年、2023年にマルチで楽しかったゲームといえば『ストブル』だよね!」といちばんに挙がってくるようなゲームを目指していますし、それを想定して作っています。

みなさんはいろいろなシチュエーションでゲームをすると思いますが、友だちと遊ぼうとなったとき、とりあえず『ストブル』で遊ぶか、といった立ち位置になってほしいと思っています。

――やはりユーザーさんが気になる今後の展開として、他作品とのコラボが挙げられますが、現時点でコラボに関して教えていただける情報はありますか。

山本氏:もちろんコラボについては考えています。ですが、今の段階では、いつ出るか、必ず出るのか、といった約束はできないので、回答は控えさせてください(笑)

――そうですよね……失礼いたしました(笑)

山本氏:ただ、『ストブル』では、ゲーム内のキャラクター以外でもアバターとIPやアパレルのコラボなどもできるのではと考えていて、多方面へのコラボはしやすいかなと思っています。

さまざまなアパレルブランドとコラボできるようになれば、おしゃれの幅も広がって、さらにアバターの着せ替えが楽しくなりそうだ

『ストブル』を楽しみにしているユーザーの方へ

――『ストブル』をうまく攻略するために、初心者の方はまずこのテクニックを覚えたほうがいい、というものはありますか。

山本氏:『ストブル』攻略に必要なテクニックは、ノーマルクエストを順番に遊んでいくだけで身に付くように作っています。ですので、まずはノーマルクエストを最後までやりきることを目標にしてください。

また、モンQショットは、角度の調整が必要なぶん、本作ではアクション性の高い操作になります。ここが特にテクニックに関係してきますので、「有効な打点や角度」といったことを考えながら使っていただくと、クエスト攻略をうまくできるようになっていくと思います。

――ありがとうございます。では最後に、正式サービスを楽しみにしているユーザーの方にメッセージをお願いします。

山本氏:本作は『モンスターストライク ゴーストスクランブル』というタイトルになっていて、有名な『モンスト』の名前がついたゲームではありますが、まずは『モンスト』というバイアスを抜きにして遊んでもらえたらな、と思います。

『モンスト』で遊んだことがある方も、そうでない方も、まずはアクションゲームとして『ストブル』をプレイしていただき、友達や家族の方と「みんなでワイワイ」しながら遊べるゲームとして、手に取って遊んでいただけたら嬉しいです。

――山本さん、本日はありがとうございました!

『ストブル』事前登録でパンドラや古参Tシャツを手に入れよう!

まもなくリリースを迎える『ストブル』では、事前登録報酬として「パンドラ(モンQ)」「限定アバター2種」「ガチャ10連分のオーブ」の配布が決定している。

胸に大きく「古参」と書かれたTシャツは、『ストブル』を長く続けている証にもなるので、将来自慢できること間違いなし。とはいえ、リリース開始日は、みんながこの服を着ていることも間違いなさそうだ。

また、先行プレイ版では、ガチャに「ヒミコ」「アリス」「ルシファー」などの人気キャラを確認済み。お気に入りのモンQを手に入れて、『ストブル』の世界に飛び出していこう!

『ストブル』公式サイトはこちら

(C) XFLAG