【中の人に聞く攻略法】第14回: LINE アルカノイドvsインベーダー

不朽の名作『アルカノイド』と『スペースインベーダー』のゲーム性を融合し、新たなプレイ感覚を生み出した注目タイトル『LINE アルカノイド vs インベーダー』。本作のプロデューサーを務める西脇剛志氏に、その誕生秘話と攻略法を聞いてきた!

「タイトー御三家」つながりで誕生した『アルカベーダ』!

今回ピックアップするタイトルは、5月10日にリリースされた『LINE アルカノイドvsインベーダー』(以下、アルカベーダ)。

1978年にタイトーが発売し、一大ブームを巻き起こしたアーケード用シューティングゲーム『スペースインベーダー』と、同じく1986年に登場した、いわゆるブロック崩しゲームをアレンジした『アルカノイド』を融合させた作品だ。

かつて、ゲームセンターで一世を風靡した2つの名作をアレンジし、なおかつ相互の要素をミックスしたゲームを新たに作ったのはなぜなのか?

そして、本作ならではのゲームの魅力と、攻略のコツはいったいどこにあるのか?

懐かしくも新しい『アルカベーダ』の開発を手掛けたタイトーのプロデューサー・西脇剛志さんにお話を伺ってきた。

『LINE アルカノイド vs インベーダー』のプロデューサーとして開発を指揮する西脇剛志氏(株式会社タイトー AM本部 コンテンツ開発部 制作3課 企画係)

――『アルカベーダ』の元になった『スペースインベーダー』も『アルカノイド』も、今となってはかなり昔の作品ですよね? なぜこのタイミングで、両タイトルをモチーフにした新作を作ろうと思ったのでしょうか?

西脇さん(以下、西脇):弊社内では、『スペースインベーダー』と『アルカノイド』、そして『パズルボブル』(※)の3タイトルを通称「タイトー御三家」とよく呼んでいるのですが、実は私は『LINE パズルボブル』のプロデューサーもしているんです。

「それじゃあ『パズルボブル』の次は、『スペースインベーダー』や『アルカノイド』を生かせないか?」と考えたのが最初のきっかけです。

※『パズルボブル』(1994年):ボタンでバブルを発射して、同じ色のバブルにくっつけて消していくパズルゲーム。ゲームのキャラクターは、1986年に稼働を開始したアクションゲーム『バブルボブル』が元ネタになっている。

こちらは元祖『バブルボブル』。黄緑色のバブルンと水色のボブルンを操作して、2人同時プレイで全100面をクリアしないとエンディングにたどり着けなかった

――「タイトー御三家」という言葉、初めて聞きました! 確かに、どれも有名なタイトルばかりですね。

西脇:私は40代半ばの年齢なのですが、自分たちの年代はかつてゲームセンター世代でした。

そのせいか、手に汗握って夢中になったハイスコアを競った当時の感覚で本気で打ち込める、大人が楽しめるカジュアルゲームはないだろうかと常々考えていました。

スマホが普及して、大人がまたゲームを楽しめる環境が整ってきた今だからこそ、大人が本気で楽しめるスマホゲームはありだなと。

それで、今の大人世代が昭和の時代に熱中した『スペースインベーダー』と『アルカノイド』という、当社の2大IPを生かした展開をしようと思い立ったわけです。

――『スペースインベーダー』は敵の弾を避ける、『アルカノイド』ではボールを打ち返すという、ある意味で真逆の遊び方をするゲームですが、なぜこれらを融合してみようとお考えになったのでしょうか?

西脇:ビデオゲーム史上、敵が攻撃してくるというゲーム性を初めて実現したのが『スペースインベーダー』で、バウスでボールを打ち返してブロックやボスを破壊するのが『アルカノイド』ですよね?

そこで、『スペースインベーダー』と『アルカノイド』が対戦したらどうなるか、撃ってくる弾を全部弾き返したらどうなるかというところから、『アルカベーダ』の基本ルールが自然と生まれました。

以前に作った『パズルボブル』と同じように、どんどんステージを攻略していくステージクリア型のゲームデザインにしようと思って、本作の開発を始めました。

ですが、単に落ちてきたものを拾うだけ、反射神経だけを競うものでは飽きられてしまうだろうと思ったので、パズル的な要素を入れて頭も使うようにしました。

全ステージではないですが、どのタイミングで、どこに打ち返して、どの順番で壊せばクリアできるのかを考えながら遊べることによって、従来の『アルカノイド』にはない、自分で狙って打つという今までにない遊び方を実現することができたと思います。

つまり、「考えて狙う」というスキルが必要となるわけですね。

漫然と打ち返すだけでなく、しっかりと狙って打ち分けていくことが大切と語る西脇プロデューサー

――タイトー単独でのサービスではなく、『LINEアルカノイドvsインベーダー』というタイトルでLINE GAMEからの配信となったのは、何か特別な理由があるのでしょうか?

西脇:単純に、私がLINEの担当の方と仲がよかったからです(笑)。『LINE パズルボブル』でもお世話になっていますし、多くのお客様に遊んでいただけているという実績があることも大きかったですね。

実は『LINEパズルボブル』のプレイヤーは、全体の8割以上が女性なんです。また年齢層で言うと、35歳以上の方が実に8割以上を占めています。

どちらかというと、主婦の方たちを中心にした層に遊ばれているわけです。

そこで今回の『アルカベーダ』では、逆に男性の比率が高い、40~50代の年齢層にアプローチしたカジュアルゲームにしようということで、LINEに配信をお願いすることにしました。

――LINE担当者の方から本作の開発中に、ゲームの内容に関して何かリクエストや要望などはありましたか?

西脇:ご意見はいろいろといただきました。私たちだけで作ってしまうと、男性がターゲットだからということで、どうしてもマニアックでコアな方向へと向かってしまいがちです。

ですから、LINEさんからは「よりターゲットを広げるのであれば、もう少しカジュアルな世界観にしてはどうですか?」といった意見をいただき、現在のようなわかりやすいシンプルな形になりました。

――実際に配信を始めた結果、想定したターゲット層にうまく訴求できましたか?

西脇:現時点ではまだ細かいデータがないのですが、実感としては『スペースインベーダー』や『アルカノイド』をリアルタイムで遊んでいたり、ブランドとして知っていたりする方たちに利用していただいているという実感はありますね。

プロデューサー直伝! 攻略のコツは3方向への打ち分けにアリ

――本作を攻略するに当たり、必須となるテクニックをぜひ教えてください。

西脇:ランキングの上位に入るために、ハイスコアを出す方法からお話しします。

まず、敵の弾を逃さず打ち返してコンボを切らさないことがいちばん大事です。コンボが切れるとスコアが伸びないように設計してあるので、最初はここを意識するといいと思います。

コンボが切れてもペナルティーはありませんが、まずは敵の弾を後ろにそらさないようにクリアすることを意識してみてください。

実は開発当初は、弾を落としたらHPが減るルールにしようかなとも考えていたんです。ですがスマホ用のゲームとなるとちょっと厳しいので、採用はしませんでした。

もし、コンシューマー用のゲームであれば、やってもよかったかもしれませんけどね。

――『アルカベーダ』ではLINEアカウントを利用してハイスコアランキングを随時更新していますね。

西脇:かつてゲームセンターで熱中した世代であれば、ハイスコア争いはとても楽しかったことを覚えていると思います。そこで、ランキングで10人抜いたら「抜いたぞ!」というお知らせが友だちに届くなど、スコア競争を盛り上げるための仕掛けを用意しています。

――インベーダーの種類によっては弾を連射したり、2体のインベーダーが同時に弾を撃ってきたりすることがありますよね? 複数の弾をうまく拾うコツなどはありますか?

西脇:元祖『アルカノイド』と違って、本作ではバウスが左右だけではなく上下にも移動できます。この上下の動きをうまく利用すると、同時に撃ってきた弾でも打ち返せるようになりますよ。

開発中は、同時に弾を撃つアルゴリズムを入れると受けるのが難しくなるかとも思ったのですが……。最終的には、上下にも動けることを利用して拾わせる遊び方もあった方が面白いだろうと思って、採用することにしました。

拡散して撃ってくる弾をス~っと連続で拾えるようになると、とても気持ちがいいです。ハイスコアを狙う場合にも、これにうまく対処できるかどうかが、当然ながら大事なポイントになってきます。

弾を連射してくる敵に対しては、バウスを横に移動させつつ打ち返していく。また同時に飛んでくる弾は、バウスの上下移動を利用してタイミングをずらしながら打ち返すのがコツだ

――破壊できないゴールドブロックのあるステージの攻略のコツは、何かありますか?

西脇:ゴールドブロックあるいはゴールドインベーダーが、フィールド内のどの位置にあるかをしっかり認識することが大事です。慣れないうちは、バウスから見て正面、左、右の3方向ぐらいに意識して打ち分けていくといいと思います。

バウスの正面、左または右のいずれかの3方向に打ち分けることを意識して、まずは練習を!

――ちなみに、敵が撃ってくる弾には何か法則があるのでしょうか?

西脇:インベーダーの種類によって違います。あえてバウスに寄ってくる弾と、逆に逃げていく弾とがあります。

このインベーダーはこの弾を撃つ、というのがあらかじめ決まっていますので、もしそれがわかれば攻略は当然しやすくなりますよ。

――タッチ操作をしている最中は、バウスがどうしても指で隠れてしまいがちになるのが気になります。バウスの上に同じ幅の光の帯が表示されるので、ある程度の位置は把握できるのですが……。

西脇:親指だとバウスが隠れやすくなるので人差し指で動かし、かつエナジーエリアの中央付近でプレイするのがおすすめです。

質問のとおり、バウスがある位置の上部には光の帯が出ていますので、それも参考にしてください。

バウスの表示位置に関しても、開発段階でいろいろと試行錯誤をしました。指でバウスが隠れて嫌だという人もいれば、逆に離れ過ぎても何だか気持ちが悪いという人もいるんです。

指とバウスとの距離は近過ぎず離れ過ぎずで、現在の位置がいちばんバランスがいいだろいうということで落ち着きました。

バウスの上部に表示される光の帯を利用して、敵弾の当たる角度を調整しよう

――ほかに、コレという攻略のポイントは何かありますか?

西脇:先ほどもお話したように、敵弾をバウスのどの位置で受けるかですね。バウスの中央か、それとも端で受けて鋭角に弾き返すのか。

このゲームの基本的なところですので、まずはここをマスターしていただくことになります。

バウスの中央で受ければ正面に弾が飛ぶので、固定されたインベーダーに対しては、まず正面からスマッシュ反射(※)で狙うことを覚えるといいですね。

※スマッシュ反射:バウスを下から上へフリックで動かし、敵弾やボールを正面に打ち返すと真上に弾を素早く飛ばせるテクニック。

敵の動きが速いステージの場合は、反射弾では直接狙いにくいことがあります。しかし、あえて鋭角に弾き返すと倒しやすい場合があります。ブロックの配置にもよりますが……。

どのステージでも、こうやって攻略してほしいという狙いをもってデザインをしています。ですので、そこをどう読んで攻略するかが、このゲームの面白いところなんです。

ステージをクリアできたときのよろこびや爽快感を、ぜひ体験していただければと思います。

正面にいる敵には、スマッシュ反射で攻撃する練習をしてみよう

――ゲーム中にクリスタルを集めるのはちょっと大変ですが、効率よく集めてガチャを引きやすくするコツはありますか? クリスタルで引くプレミアムガチャとは別に、メダルを集めると引けるノーマルガチャもありますが。

西脇:クリスタルはログイン初日に1個、7日目に3個プレゼントされます。一定の数の友だちに紹介したり、カンバンと呼ばれるステージをクリアしたりすることでも受け取れますよ。

また、全国ランキングで1,000位以内に入ったときにもクリスタルがもらえますので、頑張ってチャレンジしてみて下さい。

クリスタルよりも、ゲーム中に落ちてくるメダルの方がためやすいので、こちらの方がガチャは引きやすいです。

それから、ランキングで100位以内を目指すのであれば、だいたい250万~300万点は必要でしょう。

――メダルを集めると、ガチャ以外にもバウスがパワーアップしたりするアイテムも購入できますが、どれがいちばんおすすめですか? また、ガチャを引いて新しいキャラクターを集めることでも攻略がしやすくなるのでしょうか?

西脇 ステージにもよりますが、最も使いやすいのはバウスの長さが2倍になる「エクスパンド」でしょうね。基本性能を高めるとかなりの効果があると思いますよ。

シルバーのブロックが多い場合は「ボールパワーアップ」があるといいですね。通常は破壊するのに3回当てることが必要ですが、「ボールパワーアップ」を使えば2回で壊せますし、攻撃力が2倍になるのでボス戦でも素早く倒せるはずです。

もちろん、いいキャラクターがいればクリアしやすくなりますし、ハイスコアランキングを目指すにも有効です。クリアまでの時間が足りない場合は、クリスタルを使って「タイムプラス」を入手するとタイムが1.2倍になります。

自分は何が苦手なのかを考えたうえで、使用するアイテムやキャラクターを決めるといいと思います。

メダルやクリスタルを集め、アイテムを利用したりバウスのアップグレードを図ったりするのもやはり重要なポイント

ステージの追加にコラボ企画も計画中!? 『アルカベーダ』の今後の展開は

――私も何度かガチャを回してみたのですが、『奇々怪界』の小夜ちゃん、『チェイスH.Q.』のナンシーや『ソニックブラストマン』の主人公、さらには『フロントライン』の兵士(※)など、懐かしいアーケードゲームのキャラクターが次々と出てくるので驚きました。

『奇々怪界』(1986年):ヒロインの小夜を操作し、お札やお祓い棒を使って敵の妖怪を倒していくアクションゲーム。

『チェイスH.Q.』(1988年):パトカーを操作して、犯人の運転する車などに体当たりして破壊し逮捕を目指すという、ちょっと変わったドライブゲーム

『フロントライン』(1982年):主人公の兵士を操作して、敵兵や戦車などを倒しながら先へ進み敵陣陥落を目指すアクションゲーム

『ソニックブラストマン』(1991年):バッグに向かってパンチをして威力を測定し、画面に表示された対戦相手をKOしたり隕石などを破壊したりして遊ぶ。筐体には専用のグラブが備え付け

西脇:ガチャで引けるキャラクターは、現在のところ全部で30種類を用意しています。デザインは当時のものではなく、『アルカベーダ』のために新しく描き下ろしたものですが、当時を知っている人が見ればきっと懐かしさを感じていただけるかと思います。

今後は新キャラクターの追加配信や、新たなスキルなどの追加も予定しています。

――そういえば、スキルの設定などもかなり凝っていますよね? スキル名や効果はやはり、オリジナル版を知っているスタッフで考えたのでしょうか?

西脇:そうです。私や同年代のスタッフとで、いろいろと考えました。例えば『タイムギャル』(※)のレイカであれば「タイムストップ」というスキル名で、敵弾やボールの動きがスローになる効果が発生します。

※『タイムギャル』(1985年):ヒロインのレイカを操り、各ステージのシチュエーションに応じてクリアしていくアーケードゲーム。LD(レーザーディスク)を使用した美しいアニメーションが特長

――それから、『チェイスH.Q.』のヒロイン的存在であるナンシーがおなじみのセリフ、「ナンシーより緊急連絡!」というのが再現されていました。演出もいろいろこだわっているようですね。

西脇:その辺の話をすると、すぐに熱くなる人物が社内にいますので(笑)。

30代以上のプレイヤーには懐かしい、歴代タイトー作品のキャラクターが多数登場するのも本作ならではの魅力

こんなゲームのキャラクターも登場!

――ところで本作のBGMやSEですが、やはり担当したのはタイトーのサウンド制作チームであるZUNTATAのみなさんでしょうか?

西脇:はい、ZUNTATAのスタッフが全部担当しています。電車の中とかではイヤホンを使わないと周りの迷惑になりますが、音を出すのと出さないのとでは面白さが全然違いますので、ぜひ音を聞きながら遊んでいただきたいですね。

また、6月22日からZUNTATAプロデュースによる本作のオリジナルサウンドトラック(※)の配信も始まりましたので、ぜひこちらもご利用ください。

※オリジナルサウンドトラックは、Amazonデジタルミュージック、mora、iTunes Storeでダウンロード販売中。

――今後の『アルカベーダ』の展開予定についておたずねします。追加データの配信やイベントの開催予定などはありますか?

西脇:7月上旬くらいのタイミングで30ステージほど追加します。今後も追加ステージを定期的に配信する予定ですので、ぜひ楽しみにしてください。

ハイスコアランキングも月に1回ペースで内容を変えていますが、いずれはイベント用のステージもご用意しようかと思っています。

先ほどお話した、弾を落としたらHPが減るルールのステージを配信しても面白いかもしれませんね。

――別タイトルとのコラボなどをしても面白そうですが?

西脇:アーケードゲームの『グルーヴコースター3』には、もう『アルカベーダ』の楽曲が出ていますよ。個人的には、他社さまのIPで何か有名なレトロゲームとのコラボなどができたらいいなあと考えています。

インベーダーではない敵と戦うことができるようになったら、また違ったゲームの面白さが出せるかもしれませんね。

――『アルカノイド』は今年でちょうど誕生30周年ですよね。オリジナル版の最終面には巨大なボス「Doh」が登場しましたが、『アルカベーダ』でもぜひDohと戦うステージがほしいです! 追加配信の予定などはないのでしょうか?

西脇:ええ、ぜひ実現させたいですね(笑)。どこまで強くするのかが難しそうではありますが、できるだけ面白くて歯ごたえのあるものになればいいなとは思います。

――それでは最後に、Game Deetsの読者のみなさんへメッセージをお願いします。

西脇:ゲーセン世代の皆さんには懐かしさも新しさもあって、なおかつ昔を思い出しつつ手に汗握るゲームを、今後もまた出していきたいと思います。これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいですね。みんなかかってこい(笑)!

今ではお目に掛かることもめったにない『スペースインベーダー』のアップライト型純正筐体とテーブル型筐体。今でも元気に動いているのでビックリ!

『スペースインベーダー』のギネス認定証も発見。しかも2種類! それぞれ「初めて宇宙人が登場したビデオゲーム」「最も長くシリーズ化されているビデオゲーム」の認定証となっている

会議室で見つけた『スペースインベーダー』のグッズ。筐体型貯金箱にタブレット用スタンド、さらにはボーリング用のボールにヘッドフォン、キャラクターを編み込んだ畳まで!

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