格闘ゲームの祭典がいよいよ日本でも開催!
冒頭では、EVO運営会社のトップである2人が登壇。
毎年、日本のプレイヤーがはるばるアメリカまで来てくれることに感謝し、EVOを日本で開催できることをうれしく思うとコメント。
EVOといえば、格闘ゲーマーにしてみれば世界最大のお祭りのようなもので、毎年、日本からも多数のプレイヤーが参加している。
しかし、会場がアメリカのラスベガスであるため、参加したくてもさまざまな事情でできなかったプレイヤーも多い。
そのEVOが日本でも開催されるとなれば、格闘ゲーマーにしてみれば激アツなニュースであることは間違いない。
EVOとは?
毎年、アメリカのラスベガスで行われている「Evolution Championship Series」の略称。
さまざまな対戦格闘ゲームの強豪が集まる世界最大規模の大会で、毎年激戦が繰り広げられている。
名実ともに世界最強を決める大会とされていて、毎年日本からも多数の参加者がいる。
運営委員会メンバーによる挨拶の後は、小宮鉄平氏から大会の概要が発表された。
まず、日本での開催意義としては、
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日本凱旋
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日本で迎え撃つ
という2点。
そもそも、格闘ゲームの発祥の地は日本であり、小宮氏は以前から日本でEVOを開催したいと考えていたという。
そこで、ゲームメーカー、コミュニティ、プロゲーマーたちに1つの目標ビジネスを提供するという目的のもと、EVO Japanが開催される運びとなったそうだ。
また、近年では日本のプロゲーマーも増えてきており、世界のプレイヤーを迎え撃つ準備も整いつつある。
プロゲーマーたちが繰り広げる激戦にも注目が集まるところだ。
気になる開催日は、2018年1月ごろを予定とのこと。しばらく先となってしまうが、格闘ゲーマーは腕を磨いて備えておきたい。
成功へのカギを握る運営チーム
続いて登壇したのは、EVO Japan運営委員長の金子氏。
大会のコンセプトとして、
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EVOの魅力を継承すること
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コミュニティのための大会であること
を発表。最終的には、コミュニティをひとつにしたいという考えを語った。
さらに、ゲストとしてTOPANGA代表取締役・豊田風佑氏、GODSGARDEN代表・稲葉央明が登場し、さまざまなパートナーが協賛していることが発表された。
TOPANGA、GODSGARDENといえば日本でも最大規模の大会運営コミュニティということで、期待も高まる。
世界を代表するプロゲーマー2名も登壇!
ラストには、日本トップレベルのプロゲーマー・梅原大吾氏と、梅原氏とはライバル的な関係にあるジャスティン・ウォン氏も登壇。
EVO Japanの理想像について語った。
梅原氏は、EVOで勝つとプロゲーマーになれる、注目を浴びられるなどチャンスが多い大会なので、それを日本でも実施できるといいとコメント。
一方、ジャスティン氏は、EVO Japanで未知の強豪と戦えることを楽しみにしていると語った。
場所的な問題、賞金の問題など、まだまださまざまなハードルが待ち受けているEVO Japan。
日本で開催される初の世界規模大会として、大いに期待が集まる。
今後の動向については、EVO Japan公式サイトでチェックしよう!
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
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