【デッキタイプ解説9】COJポケット: 侍デッキの使い方と対策

侍は、悪魔や珍獣、天使などのように、現環境で機能する代表的な種族の1つだ。「心眼のナギ」を起点に、不屈などの効果を持ったユニットを展開していくことで、序盤から終盤まで戦い抜きやすいデッキを構築できる。

強力なユニットの展開力で戦う

まずは、現環境の侍デッキで使われるユニットの概要をおさえよう。

必要な侍ユニットは下記の4種類。

  • 烈火の侍
  • IZO
  • 炎鬼イフリート
  • 心眼のナギ

これに加え、進化カード「剣聖・武蔵」で侍ユニットを強化して、有利に試合を運ぶのが侍デッキの戦い方となる。

心眼のナギ

「心眼のナギ」は、侍のサーチに加え、自身を含む侍ユニットに不屈を付与、さらに戦闘時にはその侍ユニットの基本BPを+1,000する効果を持つ。

これにより、不屈を持つ侍ユニットを展開することができ、攻撃面でも防御面でも役に立つ、このデッキには欠かせないカードだ。

炎鬼イフリート

召喚時の自分の侍ユニットの数×2,000ダメージを与える除去効果を持つユニット。自身も侍のため効果の対象に含まれる。

3体以上で「ブロウ・アップ」や「ニードルヘル」より強力な除去カードとなる。

IZO

1コストで基本BPは2,000だが、アタック時には捨て札の侍の数×2,000BPアップするユニット。

終盤は10,000以上のBPになるため、貫通を付与すればほぼライフを削れるアタッカーだ。

烈火の侍

行動権消費とバウンス(手札に戻す)が効かない侍ユニット。黄属性デッキに対して、これ1体で対策ができてしまう。

BPがレベル1でも6,000なので、「ブロウ・アップ」や「ニードルヘル」1発では破壊されないのも強みだ。

剣聖・武蔵

自分の全ユニットのBPを+1,000、さらに侍ユニットには、

  • 不屈
  • 貫通
  • スピードムーブ
  • 無我の境地
  • 固着

を与え、大幅に強化してくれる。

自身は侍ではないためこれらの効果は付与されないが、プレイヤーアタック成功時は2ダメージ与えられる。

サンプルデッキと基本的な戦法

ユニット・進化

  • IZO×3
  • 烈火の侍×3
  • 炎鬼イフリート×3
  • ハッパロイド×3
  • ブロックナイト×3
  • キャットムル×3
  • 心眼のナギ×3
  • アレキサンダー×3
  • 剣聖・武蔵×3

トリガー

  • 新品の鎧×1
  • 冥府の武家屋敷×3
  • 人の業×2
  • 無限の魔法石×2

インターセプト

  • 不可侵防壁×3
  • ホークアイ・ショット×1
  • 弱肉強食×1

基本的な戦い方は、「心眼のナギ」を中心とした侍を展開して、終盤に「剣聖・武蔵」で強化して攻めていくという流れ。

序盤にナギを出しても、「ニードルヘル」や「ブロウ・アップ」ですぐに退場させられてしまうので、1コストの珍獣や「キャットムル」でしのぎつつ、状況を整えていく。

早い段階で「アレキサンダー」を出せれば、珍獣やアグロデッキを耐えれるが、行動権消費に弱いので、他のユニットも展開しておきたい。

「戦神・毘沙門」でフィールドをリセットされてしまうと、立て直しに苦労するので、「人の業」を当てれるように「無限の魔法石」を活用しよう。

相性のいいジョーカー

ジョーカーは、「加護」を与える「セイクリッドフィールド」がもっともおすすめ。

対象を指定する効果に選ばれなくなるため、より除去されにくいユニットへ強化される。

ある程度、侍ユニットを展開したところで加護を与えられれば、あとは「戦神・毘沙門」や「ジャッジメント」、「ノーブルドラゴン」などの全体効果に警戒していこう。

侍デッキの対策

侍デッキと対峙した際に重要なのが、「心眼のナギ」をしっかり処理していくことだろう。侍の不屈を取り除けば、ひとまず動きが止まることが多いはずだ。

珍獣デッキの「ブラッドハウンド」、赤の「ニードルヘル」や「ブロウアップ」、緑の「バルバトス」を入れているなら、基本的には「心眼のナギ」を優先して狙っていこう。

また、ジョーカーなどで加護が付与された場合の動きも頭に入れておきたい。

「ノーブルドラゴン」で全体のBPを下げたり、「戦神・毘沙門」で破壊することで対処しよう。

アレキサンダーへの対策がほしい

特に珍獣デッキで顕著なのが、「アレキサンダー」で動きが止まってしまうこと。

BPで上回れば問題ないが、珍獣デッキではそうもいかないので、除去する手段を用意しておかなければならない。

レベル2にクロックアップさせて「ドン・ペロッツァーノ」などで対処しよう。

「ドン・ペロッツァーノ」なら、クロックアップさせる必要があるものの、比較的簡単に除去できる。珍獣デッキ以外では、「ファントム」を1枚入れてみるのもいいだろう

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