曲にダンスにキャラクター! 『ポッピンQ』の魅力が満載のリズムゲーム
『ポッピンQ Dance for Quintet!』は、アニメ映画『ポッピンQ』のダンス部分をフィーチャーしたリズムゲーム。
プレイヤーは、映画の主題歌などをバックに踊るヒロイン5人に合わせて、タイミングよくノーツをタップしていく。
楽曲はリリース時点で5つ! ゲームオリジナルの曲も収録
リリース時点で遊べる楽曲は全5曲。
映画の主題歌を含む劇中歌3曲に加え、ゲームオリジナルの2曲を楽しむことができる。
収録楽曲
- FANTASY(映画主題歌)
- ティーンエイジ・ブルース(OPテーマ)
- さよなら。ありがとう。(卒業ソング)
- Give me dreams! (ゲームオリジナル)
- 光へ dancin’! (ゲームオリジナル)
最後まで曲を演奏すると、スコアとそれに応じたコイン(ゲーム内通貨)を入手。
本作にはライフなどの概念がないので、たとえミスをしても曲が途中で終わるようなことはない。リズムゲーム初心者にもやさしい設計だ。
3DCGを駆使した圧巻のダンスシーンに注目
『ポッピンQ』の宮原直樹監督といえば、『プリキュア』シリーズで数々のダンス映像を手掛けてきたクリエイターだ。
映画でも迫力のあるダンスシーンがストーリーを盛り上げていた。
本作でもその要素はしっかり再現されており、3DCG満載の、流麗でスケールの大きなダンスシーンを味わうことができる。
4種のノーツは「Q」の形になるタイミングで操作
独特の丸いノーツは、実は「Q」の形を模している。
ノーツが出現すると、「〇」の中の「、」が回りだすので、これが「Q」になる位置でタップしていくのだ。
本来のQの形に近い位置でタップするほどいい評価になり、最終的なスコアが上がる。
タップを含め、ノーツは全部で4種類存在する。フリックや長押しなど操作は変わるが、タイミングはいずれも「Q」の「、」の場所で行う。
タップ
基本となるタップ操作をするノーツ。色がピンクになるのが特徴。
難易度が上がると画面内の各所に複数出現するようになるので、出現した順番を目で追っていくとスムーズに対応できる。
フリック
タイミングよくフリック操作をするノーツ。色は緑色。
矢印の方向にフリックするが、毎回同じ方向とは限らない。特にフリックノーツが同時に出現するような場合は注意。
長押し
タップ後、そのまま長押しをするノーツ。色は黄色。
長押し中はスコアが伸びるが、ノーツが消えきるまで長押しを続けなくてもコンボは継続する。
ほかにノーツが多い場合は、多少短めに長押しすると安定して次のノーツに移れる。
ドラッグ
長押ししながら、点線の方向にドラッグするノーツ。
これ自体はさほど難しい操作ではないが、ほかのノーツと絡むと気を取られてしまうのが厄介なところだ。
ヒロインたちの衣装は変更可能!
楽曲プレイ中の衣装は劇場版のもののほか、ゲームオリジナルのものに変更することが可能。
普段とは違った衣装にすることで、ヒロインたちの新たな魅力に気づけるかもしれない。
コレクションでゲームならではの楽しみが広がる
楽曲クリアで入手できるコインを使えば、ガチャを回すことができる。
ガチャからは、映画『ポッピンQ』にちなんだムービーや画像などのコレクション要素が排出される。
これらのコンプリートが、プレイヤーの目標の1つとなる。
買い切り形式だが、それに見合うクオリティー!
かわいいキャラクター、躍動感に満ちたダンス、爽快な楽曲と、MVを見ているだけでも楽しめる本作。
映画ファンはもちろんだが、映画『ポッピンQ』を見ていない人にとっても魅力的な作品に仕上がっている。
リズムゲーム部分は若干難しめ。見慣れない形のノーツが、画面内のいたるところに出現するので、慣れが必要となる。セガのタイトルでいうと『Project DIVA』シリーズが近いだろうか。
ただ、ゲームオーバーの概念がないので、ストレスがたまるような設計にはなっていない。じっくり練習することが可能だ。
買い切り形式というチャレンジングな面もあるが、それに見合うだけのクオリティーはじゅうぶん。本作をきっかけに、『ポッピンQ』の世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
- 使用した端末機種:iPhone 6s Plus
- OSのバージョン:iOS 9.3.2
- プレイ時間:約2時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.2
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(C) 東映アニメーション /「ポッピンQ」Partners 2016