『アルマテジア』をOBTで先行プレイ!最大50vs50の領土戦が熱い 【ゲームプレビュー】

アソビモが鋭意開発中の新作アクションMMORPG『アルマテジア』のオープンβテストが3月21日まで開催中だ。前作の『セブンソード』の大規模戦争を踏襲した「領土戦」をメインに、ひと足先に触れることができた本作の魅力について紹介していく。「美しすぎる」と銘打たれたグラフィックにも注目!

戦闘に建築に妨害! 誰もが活躍できる超多人数アクションMMO

『アルマテジア』は、グラフィックエンジン「Unreal Engine3」によって描かれた美しい戦場を自由に駆け回ることができるアクションMMORPGだ。

メインコンテンツとなる「領土戦」では、最大50vs50というプレイヤー同士の熱い争いが繰り広げられる。

領土戦ではただ攻撃し合うだけでなく、「旗」を領地を取り合い、「建築」をいかにうまく使うかが勝敗を大きく左右する。非常に戦略性の高いバトルだ

プレイヤーは3つの大国のいずれかに所属し、大陸制覇を目指して己の腕を磨いていく。

国を治めるのは、いずれも個性的な王たち。最初に、国柄などからフィーリングで所属する国を選ぼう。

所属国によって選べるジョブが変わる、といったことはないので安心しよう。βテストでは「ゼナミリア王国」(中央)と「マギスタイン連邦」(右)が人気のようだ

選べる3つの王国

  • バーンレオ王国:ギルフレイム王が築いた最大の武力国家
  • ゼナミリア王国:ゼナという少女が治める一見平和的な国家
  • マギスタイン連邦:女王ベルテクシアを筆頭に多数の魔術師が住む国家

キャラメイクでは、性別と容姿だけでなく、ジョブも決められる。

選択できるジョブは4種類。ほかのジョブに耐久面で劣るイメージのある「ソーサラー」や「クレリック」も、前線で戦う「グラディエーター」と同等の耐久力を持ち、いずれも選びやすくなっている。

同じジョブでも、性別が変われば武器の構え方などが変わってくる。今回は、遠距離攻撃が得意な「スカウト」、回復・強化魔法を使える「クレリック」でプレイを進めた

エディットで選べる顔や髪型の種類は十数種類にもおよび、カラーも豊富なので、きっと自分のこだわりをキャラクターの外見に落とし込めるはず。

同じ女性キャラクターをエディットしても、見た目や印象はここまで変えられる

多彩なスキルを組み合わせられる横向きアクション

基本的な操作方法は、横向きのアクションゲームではおなじみのもの。

画面左側のスティックで移動。右側に並んだボタンタップで、スキル発動やジャンプも可能だ。ボタンのないところをスワイプさせると視点移動でき、敵やプレイヤーを直接タップすることでロックオンもできる

攻撃手段が「スキル」のみとなっているのが注目ポイントで、それぞれを決められた使用できる回数分だけ繰り出すと、リキャスト(待ち時間)が発生するシステムとなっている。

通常攻撃にあたるスキルは使用できる回数が多く、リキャストの時間も短い。連続で繰り出せば、コンボもつながる

スキルは最大12個もショートカット登録できるので、多彩な攻撃を楽しめる。

発動できるスキルは、パレットをグルッと回すことで切り替え可能。操作性は非常にいい

ド派手で超火力の最終奥義! アルマノヴァ

戦闘中に徐々にたまっていくゲージがいっぱいになると、アルマの得意技である「アルマノヴァ」が使える。

先ほどは触れなかったこの右側のボタンが、アルマノヴァのゲージだ。カウントが1以上になった後にタップすると、使えるアルマノヴァがスキル欄に表示される

アルマとは、死者の記憶や霊魂の魂など、特殊なエネルギーがクリスタルに固着したもの。武器や防具に装着することで、その力を発揮する。

「ドリアード」や「ピクシー」など、神話や伝承に登場する妖精などがアルマになっている。いずれもデザインがきめ細やかで、その多くが人気イラストレーターが手掛けたものとなっている

アルマノヴァは、装着したアルマによってさまざまな効果を発揮し、その演出も多様に変化する。

アルマノヴァを発動するとカットイン演出が発生。キャラクターの後ろには巨大なモンスターが召喚され、周囲に大ダメージを与える

また、アルマによってはスキルも備わっていて、ほかのスキルと同様にショートカットボタンからワンタップで発動できる。

クリスタルを制す者が戦いを制す! 領土戦

メインとなる領土戦では、リアルタイムで超多人数対戦バトルができる。その名のとおり、世界各地にある領地を3国で奪い合っていく。

自国の領土に隣接した場所に「宣戦布告」して攻め込もう。「交戦中」と表示されたエリアでは、2国が争っていて、所属国が交戦していれば途中参戦できる

争いの舞台となるのは「草原」や「溶岩」「古城」など、さまざまな地形と気候のエリア。

溶岩エリアでは、マグマをとおるとダメージを受けたり、古城エリアは非常に高低差が激しく迷いやすくなっていたりと、エリアごとに特徴がある。

どのエリアも非常に美しく広大だ。味方と協力して、自軍のものにしよう

領土戦の勝敗は、合計キル数ではなく「戦力ゲージ」で決まる。

制限時間内に相手軍の戦力ゲージを減らしきるか、時間切れ時により多くの戦力ゲージを残した国が勝利となる。

戦力ゲージの左側が自軍のもの。HPや拠点など、すべて色が統一されているので、すぐに見分けられる

相手の戦力ゲージは、フィールド内の自軍の「領域」を拡大することで減少していく。

領域は「旗」を立てることで拡大でき、旗はフィールド上で採掘できる「クリスタル」を消費することで設置できる。

つまり、領土戦では戦闘よりも、いかにクリスタルをうまく使えるかが重要となるのだ。

旗を立てるとポイントも獲得できる。このポイントは自軍での貢献度を示し、領土戦終了後に総ポイントで順位が発表される。領土戦に勝ち、上位に入賞すると豪華な報酬がもらえる

マップ上に表示されたアイコンで、クリスタルや立てられた旗の位置は手に取るようにわかる。「占有率」を高めて、どんどん相手の戦力ゲージを削っていこう

マウントと建築で広がる戦略

広大なフィールドを歩いて動き回るのは骨が折れる。

そんな煩わしい移動を快適にしてくれるのが「マウント」だ。

マップ上の城のようなアイコンがある場所にある魔方陣に乗ると、グリフォンやドラゴンといった巨大モンスターを召喚し、騎乗することができるのだ。

マウントすると移動速度が格段にアップするだけでなく、スキルが専用のものに切り替わる。スタート地点のすぐ近くにあるので、開始直後にマウントしてクリスタルへと向かおう

マウント中は、建築がまったくできないというデメリットもある。

移動先で素直に降りて建築にいそしむか、敵軍を狙った領域拡大の妨害に徹したプレイをするかはプレイヤー次第だ。

また、旗以外に「梯子」や「壁」といった建築物も、クリスタルを消費することで建てられる。

回り道をショートカットしたり、敵軍の侵攻をじゃましたりできるので、建築物をうまく使えば圧倒的に有利に領域を拡大できるはずだ

建築物には耐久力があって、HPが尽きると破壊されてしまうので注意が必要だ。

もちろん旗も破壊できるので、相手の領域をひたすら減らしていくといった戦法もとれる。

ひとことに領土戦といっても、1人ひとりが自分なりのアプローチで貢献できるのが領土戦の魅力といえるだろう。

少人数の協力戦! ダンジョン

もう1つのメインコンテンツとなるダンジョンでは、ロビーで参加者を募り、最大4人で目標モンスターを討伐していくというMOライクな協力プレイが楽しめる。

ロビーでは、エモーションやアクションでもほかのプレイヤーと交流できる。超多人数の領土戦ではおろそかになりがちなコミュニケーションを取りやすい場となっている

「基本訓練」など、レベル1からでも楽しめるダンジョンも用意されているので、やり込み度にかわらず気軽に楽しめる。

所属国を超えた協力プレイも可能。さまざまなプレイヤーと協力して、モンスターを次々に討伐していこう

ほかにも、アルマの強化や進化といった育成要素もあり、街の人々からはクエストを受注することもできる。

装備やアバターを変更すれば、見た目をガラリと変えることもできる。本作のウリであるグラフィックにこだわった、色合いの美しい装備が盛りだくさんだ

メインとなる領土戦以外にも、豊富なコンテンツにあふれている本作。

Android限定となるが、βテストは3月21日(火)まで開催されているので、気になった方はひと足先に自由度の高い大規模戦争に参戦してみよう!

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