漢のための豪快無双アクションが配信開始！
『武器よさらば』をひとことで表すなら「漢くさい！」という表現が合っている。
荒廃した世界で、理不尽な状況に陥りながらも抗っていく男たち。そんな硬派な世界観が魅力的なタイトルだ。
平和のために作られたはずの警備用ロボット「エニグマ」は、突如暴走を起こしてしまう。危機に瀕した世界を守るために戦ったのは「ロード」と呼ばれる特殊強化兵たち。主人公の「ユウゴ」もその1人だ
事件の勃発から100年後、エニグマとの戦いで死んだはずのユウゴは、技術者「ミヅキ」の手により蘇る。ユウゴは荒廃した世界に絶望しながらも、いまだ続く戦火を止めるため、再び武器を手に取ることになる
ステージごとにストーリー、バトルが用意されており、これを1つずつクリアしていく。
大剣やハンマーなどの武器を振り回して敵をなぎ払っていく、豪快なバトルに注目だ。
スマホ向けアクションの中でも、敵はかなり多い部類に入る。画面中にあふれる敵を一掃するのはかなり爽快だ
エニグマ戦は大スケール！ 強敵だが、攻撃のチャンスもしっかりと設けられている。立ち回り次第できちんと倒しやすくなっているところが面白い
扱う武器によって立ち回りが変化！
武器のカテゴリーとしては、「大剣」「双剣」「ハンマー」「ナックル」の4種類が存在する。
キャラクターによって使用武器が異なり、攻撃面はもちろん、回避の仕方なども変わってくる。それらの特徴を簡単に紹介していこう。
基本性能序列
- 攻撃範囲：ハンマー＞大剣＞双剣＞ナックル
- 攻撃速度：ナックル＞双剣＞大剣＞ハンマー
- 移動速度：ナックル＞双剣＞大剣＞ハンマー
- 回避距離：ハンマー＞大剣＞双剣＞ナックル
大剣
4種の中で最もバランスがいい武器。すべての面で、ほかの武器の中間をいくような性能だ。非常に扱いやすい。
攻撃後のスキが少なく、攻撃範囲も広め。さまざまな敵に対応しやすい
双剣
性能としては大剣とナックルの中間といったところ。移動速度が大剣より速いので、敵の後ろなどもとりやすい。使いやすさと速さを重視するならこの武器。
小回りが利き、攻撃後のスキもほぼないのでずっと攻撃していられる。ボスなどとの1対1のバトルで使用するのがおすすめ
ハンマー
振り回すことで、広範囲に強力な一撃を繰り出せる武器。マップ内に登場するギミックへも大ダメージを与えられる。
一方で、攻撃後のスキが大きく、被弾することも多い。攻撃のタイミングには気を使っていこう。
ギミックもろとも敵を吹っ飛ばすことができる。本作の豪快さを象徴するような武器だ
ナックル
攻撃と移動がとにかく速いのが特徴の武器。攻撃が多段ヒットするのでコンボ数が稼ぎやすく、必殺技というべきスキルのゲージをためやすい点もメリット。
ネックは、攻撃範囲や回避距離が短いところ。敵の攻撃を被弾しやすいので、ハンマーと同様にプレイヤースキルが問われる武器といえる。
移動速度が速いので、敵のスキを突きやすい。ボス戦などで後ろをとりたいときなどに有用だ
待ち受けるのは無数の敵とギミック！ 状況に応じて操作キャラをチェンジ
バトルはステージごとに行われ、プレイヤーは最大4名のユニット（3人＋助っ人）でデッキを組んで挑んでいく。
プレイヤー自身が動かせるユニットは1体だが、キャラクターのアイコンをタップすることで操作キャラは変更することができる。
武器によって得意な敵、苦手な敵などが変わってくるので、出現する敵に応じて交代させていくことがステージ攻略のカギとなる。
バトル中はバラエティーに富んだ敵が出現。動きにも特色があるので、ただ単に攻撃ボタンを連打しているだけでは勝てないところが難しくも面白い
また、マップには敵以外にも罠というべきギミックが待ち受けている。
主なギミック
- キャノン：砲台からエネルギー弾を放ち攻撃してくれる
- バリケード：トゲのついた障害物。触れるとダメージを受ける
- トゲ床：一定間隔でトゲが飛び出す床
- 毒ガス：砲台から毒ガスを放つ。食らうと毒状態になり、一定時間継続的にダメージを受ける
- バーナー：砲台から火炎を放射してくれる。食らうと燃焼状態になり、毒同様継続ダメージを受ける。こちらは回避動作をすることで回復可能
- センサーボム：近づくと爆弾が起動、時間経過で爆発する
基本的にダメージを受けたり、吹っ飛ばされたりする厄介な存在なのだが、敵にも当たる。
あえて発動させるという使い方もおすすめだ。
対策としては、ハンマーで壊すのが正攻法。ギミックに対してほかの武器とは比較にならないほどダメージを与えられる
センサーボム周辺に敵を集め、爆発する瞬間に退避する！ お手軽に敵を撃破することが可能だ
敵を“拾う”ことでバトルを有利に
本作には、敵味方問わず、吹っ飛んでから立ち上がる際に無敵時間が発生する。
無敵状態の敵に攻撃してもダメージが通らないほか、ひるまない。逆に、攻撃される可能性が非常に高い。
バトルの際は、敵の状態を確認することも重要だ。
白く光っているのが無敵状態の証。立ち上がってから少しの間は攻撃しないほうがいいだろう
敵は、攻撃を重ねると浮き上がるようになり、こちらの攻撃が途切れると地面に落ちて無敵時間が発生する。
そのため、できるだけ浮いた状態を維持できることが大ダメージを与えることにつながるはずだ。
格ゲーでいうところの「拾う」操作をしていく。壁際で行うと、いわゆる「壁ハメ」のような状態にできることも。連撃の最後はスキが多い武器が多いので、あえて使用しない手もある
立ち回り次第で勝ったり負けたり
無双アクションゲームは、切りまくるというシステム上、単調になりがちになる。
しかし本作は、武器の立ち回りや敵の動きなどに特色があり、ひたすら切っていれば勝てるようなものにはなっていない。
そうかと思えば、敵もただ強いだけではなく、スキのある動作なども設定されている。
操作キャラを変えながら、立ち回り次第で勝ったり負けたりできるという、そのバランスがとてもうまいと感じた。
属性や武器強化要素などもあり、飽きが来にくい各種の要素が備わっている。長く楽しめるゲームとなりそうだ。
開催期間外だったが、ギルドバトルも存在している。協力しながらのマルチバトルというところにも期待したい
- 使用した端末機種：Galaxy S7 edge
- OSのバージョン：Android 7.0
- プレイ時間：約3時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン：1.0.27284
- 課金総額：0円
(C) Wright Flyer Studios
