スピーディーなリアルタイム戦略アクション!
『三國志レギオン』は、歴史シミュレーションの金字塔『三國志』シリーズの世界観を踏襲しつつ、より対戦に特化させたRTSだ。
プレイヤーは軍師となり、三国志でおなじみの猛将、智将たちを指揮して戦っていく。
バトルは部隊をリアルタイムに指揮
バトルでは、最大5体の武将で部隊を編成し、敵勢力と戦っていく。制限時間内に、相手の城の耐久力を先に0にできれば勝利だ。
操作は、タップとスワイプのみの簡単なもの。キャラクターアイコン(出陣中の部隊でも可)を選択して部隊の向かう場所、狙う敵をリアルタイムに指定していく。
各部隊の出陣のタイミングや移動させる方向、狙う敵などはプレイヤーの任意となる。かなり戦略的に動かすことができるようになっている。
武将ごとに得意なことが異なる
『三國志』シリーズではおなじみだが、各武将には「兵力」「武力」「知力」のパラメータが設定されている。
これらはバトル時の強さに影響しており、兵力は部隊の耐久、武力は攻撃と防御、知力は戦法(後述)などに影響する。
武力が高い猛将もいれば、知力が高い智将もいる。戦う際は、各武将に適した使い方をしていこう。
陣形の三すくみを意識して部隊を指揮しよう
敵、味方問わず、各武将には「密集」「鶴翼」「魚鱗」の陣形のいずれかが設定されており、いわゆる属性のような役割をしている。
陣形は、それぞれが三すくみの関係になっており、有利な陣形に対しては、「猛攻」という強力な攻撃が発動するようになる。
多少の戦力差など問題にならないほど影響が大きいので、戦いの際は、できるだけ有利な陣形の部隊で対峙できるようにするといいだろう。
采配ゲージの使い方が勝敗を分ける!
バトル中は時間経過で、画面下の采配ゲージがたまっていく。
これを消費することで武将固有の「戦法」が発動できたり、部隊を「合流」させることができる。
いずれも部隊を強化することにつながるので、この采配ゲージをいつ出すかが、勝敗のカギを握っているといえる。
采配ゲージの使い道
- 戦法を発動できる
- 部隊を合流できる
- 撤退中の武将を復帰できる
多彩な効果をもたらす「戦法」
各武将は「戦法」という技のようなものを持っており、部隊の能力を一時的に上げたり、敵を状態異常にしたりとその効果はさまざま。
いずれも戦況を有利にできるものなので、ここぞというときに使用するといいだろう。
部隊は合流・分離できる
バトル中は、采配ゲージを消費して2つの部隊を1つに「合流」させることができる。
部隊の耐久が合算されて打たれ強くなるほか、どちらかが副将扱いになり、武将固有のバフ「副将効果」が自動的に発動するようになる。
強力な部隊になる一方で、副将になった武将の戦法が使えなくなり、倒されると両方とも撤退してしまうというデメリットもある。
合流後に元の2部隊に分離させることもできるので、これも状況によっては利用したいところだ。
撤退した部隊は即復帰も可能!
部隊は兵力が0になると撤退し、一定時間が経過するまで、戦線へ投入することができなくなる。
しかし、采配ゲージを消費すると待ち時間に関係なく、即座に復帰することが可能だ。
敵に攻め込まれて城が被害を受けているなど、ピンチの場面で利用していこう。
城付近にいても、ほかの部隊と交戦中の場合は城に攻撃することができない。防衛部隊がいない場合は、復帰を利用してとにかく戦わせることが重要だ。
展開の早い対人戦を楽しもう
本作は、「ストーリー」モード以外でできるのは、対人戦のみ。
勝ってもガチャチケット、負けてもガチャポイントがもらえるという仕様からも、対人戦を推奨しているように感じられる。対戦に特化した作品といえるだろう。
バトル部分は、戦場を俯瞰で見れるとはいえ、複数の部隊の状況を見ながらそれぞれに指示を出していくので、とにかく余裕がない。
あっちを突破したと思ったら、こっちが突破されるといった状況が続くので、とにかく展開が早いのだ。
NPC相手でもそうなるので、敵がほかのプレイヤーの場合はさらにてんてこまいになる。
今この瞬間使える部隊、采配ゲージ、戦法などを瞬時に判断して対応する、スピーディーで、ヒリヒリするような戦いが楽しめるはずだ。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 7.0
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.27284
- 課金総額:0円
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