おじいさんのお店を守るためおばあさんが孤軍奮闘!
本作は、小さな食堂を舞台にしたお店の運営ゲーム。
病気になってしまったおじいさんに代わって、おばあさんがお店を引き継ぎ、やってくるお客さん相手にてんてこ舞いしながら食堂を切り盛りしていく。
基本的には、お客さんの注文に合わせて料理を出していくシンプルなゲームだが、お客さんの満足度が上がるとストーリーが発生。しんみりとくる物語も展開される。
とにかくお客さんに料理を出していこう!
ゲームの流れはとてもシンプルだ。お店にお客さんがやってくるので、タップして料理置き場にある料理を出して食べてもらう。
料理を食べ終わったお客さんは、お金を出して帰っていくので、画面をタップして回収しよう。
各メニューは、決められた回数を作るごとにレベルアップし、新しいメニューが開放されていく。
とにかく料理を作ってお客さんに出していき、新たなメニューが出てきたらそれを作って……ということの繰り返しだ。
お店には色々と置いてあるが、気にする部分は「おばあさんのスタミナ」「お客さんが食べたい料理」「作りおきの料理」の3つ。
お客さんはお店のメニューからではなく、料理置き場にある料理から注文をしてくるので、たくさん作ってストックしておくといいだろう。
ただし、あまり作りすぎると、すぐにおばあさんのスタミナがなくなってしまう。4~5つくらいストックがあればじゅうぶんだ。
スタミナは、時間経過のほか、お店レベルが上がったときに回復する。
お客さんに料理を出すと少しずつお店の経験値も上がっていくので、スタミナが0にならないように気をつけながら料理をストックし、効率よくお店レベルを上げていきたい。
また「設備」のメニューからは、料理置き場や客席の追加ができる。お金がたまってきたら、こちらも忘れずにやっておこう。
人情味あふれる会話シーンを楽しもう
お店にはさまざまなお客さんがやってくるが、まれに料理を出したあとに会話シーンが発生することもある。
食べ終わったあとにフキダシが出ていたら、会話シーン発生の証。タップして、話を聞いてみよう。
人物ごとに設定が作り込まれていて、会話をしていくと、それぞれの複雑な家庭環境や人間関係を垣間見ることができるだろう。
また、おばあさんの家庭環境が、だんだんと見えていくのも面白い。少し大げさだが、推理アドベンチャー的な楽しみ方もできる。
またゲームを進めていくと、お客さんだけでなく、おじいさんとの会話シーンも発生。
最初は「アレはどこへやった」「耳が遠くなった」などの老人的な会話が繰り広げられるが、回数を重ねると、話はだんだんとシリアスな方向へ。
お店のやりくりと並行して、物語も読み解いていこう。
料理置き場を増やそう!
シンプルなゲームなので、特に詰まるようなこともないと思うが、ちょっとしたコツを紹介しておこう。
はじめは料理が2種類しか置いておけないので、早めに「設備」から「料理置き場1」を増設して、ストック数を増やしておくこと。
これで、出せる料理の種類も増えてスムーズにプレイを進められるだろう。
また、お坊さんも教えてくれるが、置いておく料理の組み合わせも重要だ。
ごはんとチャーハンが一緒に置いてあっても、同時に食べてくれる人はいないので、ごはん+みそ汁、チャーハン+ギョーザなどのセットを考えてみよう。
料理には「ごはん」「メイン」「サブ」という項目が分かれているので、それぞれを1種類ずつ作り置きしておくのが効率的である。
お腹が空いてくる良作シミュレーション
おばあさんの料理はなかなかおいしそうで、プレイしているとだんだんお腹が空いてくる。
お店のやりくりはそれなりに安定していくので、それよりも登場人物との会話シーンに感情移入してしまった。
また、お客さんそれぞれにストーリーがあるので、続きが見たくなってどんどん料理を作ってしまう。
シンプルなゆえに中毒性も高く、かなりハマれる作品である。
- 使用した端末機種:SO-02G(Xperia Z3 Compact)
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
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