雪玉を転がして遊ぶレトロなピンボールゲーム
『Snowball!!』は、さまざまな障害物がある広大なゲレンデで、雪玉を転がして遊ぶピンボールゲームだ。
タイミングよく画面をタップして、左右のフリッパーをバシバシ動かして雪玉をはじき返すというカジュアルな内容になっている。
画面をタップした場所によって、左右のフリッパーの使い分けができる。よく見ると、どうやらこのフリッパーは、ここのスタッフらしき人ががんばって動かしてくれているようだ
見た目はかなりユニークだが、基本的には頭の中でイメージするピンボールの操作方法と変わらない。
雪玉が落ちないように飛ばしまくってハイスコアを目指そう
プレイできるのは1ステージのみで、雪玉を落として3回ミスするまでに、いかにスコアを稼げるかというのがゲームの目的になっている。
物足りないかと思いきや、そのステージがとにかく広い!ボールをはじき返すフリッパーは、ステージのいろいろな場所に配置されているので、がんばってボールを追いかけよう
ステージのいちばん下にあるフリッパーではじき返せずに、たき火につっこんでしまうと、雪玉が溶けてなくなってしまう
スコア表示までドットで描いたこだわりのグラフィック
本作のゲーム画面は、すべて昔ながらのドット絵で描かれている。
ピンボールをするステージだけでなく、スコアの表示などもすべてドットで統一しているため、ピンボールが流行っていた時代を思い出させるレトロ感がよく出ている。
ステージにある結晶のようなものを取ったり、障害物にぶつけたりするとスコアが加算されていく
磁石やバネなどの豊富なギミックで雪玉の動きをコントロール
ピンボールのステージには、ボールの動きを制限する壁や通路以外に、タップ操作で自由に動かせるいくつかの「ギミック」がある。
例えば、ステージに置いてある巨大な磁石は、雪玉が近くをとおったときに画面をタッチすると、その間だけボールを引き寄せることができる。
すごいスピードで通過しそうな雪玉も、磁石の有効範囲なら簡単に引き寄せられる。なぜ雪玉が磁石に反応するのかは、本作最大の謎なのかもしれない
画像だと少し見にくいが、バネを使って雪玉を発射すると、磁石のときとは比べ物にならない、ものすごい勢いで雪玉が飛んでいく
ピンボールの中にブロック崩しのミニゲームが!
ピンボールと同じくらい有名な、玉が落ちないようにバーを左右に動かして、ブロックを壊していく「ブロック崩し」のゲーム。
ピンボールがメインの本作だが、実はステージの中に、このブロック崩しで遊べる特別なエリアがある。
四角で囲んだエリアが、ブロック崩しになっている。下にある台車のようなものを動かして雪玉を上に飛ばすと、ブロックを破壊してスコアを獲得できる
エリアが小さいので、普通のブロック崩しのようにはいかないが、細かな遊び心はなかなか面白いものがある。
勢いよく障害物にぶつかると雪玉がバラバラに!?
見た目はユニークだが、結局は普通のピンボールゲームなのかと思いきや、遊んでいると雪玉ならではのアクシデントが発生することがある。
ステージにある木に向かって、思いきり雪玉を飛ばしてみると……
木にぶつかった衝撃で、大きな雪玉がサイズの小さな3つの雪玉に分裂した
ぶつかった雪玉は、すべて別々にはじき返せるので、短時間でスコアをたくさん稼げるようになる。
……はずなのだが、雪玉が分裂するとカメラアングルが遠くなって、雪玉が残り1つになるまではステージ全体を見渡すような画面になる。
「雪玉が小さくてよく見えないよ!」といった感じで、ボーナスタイムというよりは、逆に難しくなってるような印象が強かった。
絶妙に落ちやすくてイライラするけどクセになる!
『Snowball!!』をやってみて、すごく感じたのは、いちばん下の穴が落ちやすいということだ。
フリッパーをがんばって動かしているのに、その間をスーッと抜けていく様子は、なんだかさみしくなってきてしまう。
しかし、昔ながらのピンボールはとても懐かしく、最近のスマホゲームとはまた違う面白さがあるのは間違いない。
気がつくと必死に画面を連打してしまいそうになる!
『Snowball!!』プレイ動画
ブロック崩しをクリアすると、スコアが大量にもらえる特別な結晶への道が開かれるようだ(結局、最後まで取れなかったのだが……)。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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