首都高を舞台にXTREMEなレースを!
元気の『首都高バトル』シリーズ最新作となる『首都高バトル XTREME』は、縦持ちのスマホ向けレースゲーム。
スタミナを消費してレースバトルに挑戦し、ストーリーが進んでいく、スマホゲームでおなじみのゲームサイクルで進行していくシステムが採用されている。
現実の首都高と同じコースでレース! 地方出身の方の中には、『首都高バトル』で首都高の道を覚えたという人もいるらしい……
もちろん、車両のカスタマイズに使うパーツが手に入るイベントバトルや、ほかのプレイヤーとランキングを競うVSモードなど、遊べるコンテンツは多数用意されている。
国内メーカー8社の車両が実名で登場し、パーツによる性能のカスタマイズや見た目のドレスアップで自分だけのマシンに育てる楽しみもあり、車好きにとって目が離せないタイトルだ。
片手操作のドリフトがレースの肝
レースの操作方法は非常にシンプルで、基本的には次の2つ。
- アクセル:画面内の好きな場所を長押し
- 車線変更:左右にスワイプ
画面内をタップし続けることで加速していき、最高時速に達した後は、指を離さない限りその速度を維持し続ける。
タップする場所は画面内のどこでもOK。左右にスワイプする操作があるため、動かしやすい位置に指を置こう
コース上にいくつか設けられている黄色い床に引かれた赤いラインでは、表示される矢印の方向にタイミングよくスワイプすることで、ドリフトが発生。
ライバル車に差をつける絶好の機会となっている。
矢印の方向にタイミングよくスワイプできれば「EXTREME」が発生! 加速しながらコーナーを曲がり、タイムを縮めることができる。細かいコース取りよりも、コーナリングをミスしないことがレースに勝つためのコツのようだ
またスタート時に、カウントダウン表示の赤い部分でタップを始めると、スタートダッシュが発動! 判定はそこまでシビアではないため、必須のテクニックと言えるだろう。
ゲージが赤い部分に入ったらタップを開始して、スタートダッシュを決めよう。赤い部分ならどのタイミングでタップしても、スタートダッシュの速度や持続時間に違いは感じられなかった
細かなコース取りや、ドリフトなど、本格的なレースを求めているプレイヤーには物足りなく感じるかもしれない。
しかい、通勤などの移動中やちょっとした隙間時間にはプレイしやすい、スマホに適した操作性となっているといえる。
スポーツカーから軽自動車まで操れる
国内自動車メーカー8社の往年の人気車から最新モデルまで登場する車両は、バトルやガチャなどで手に入るパーツにより、多彩なカスタマイズが可能だ。
パーツ1つひとつは、いらないパーツを素材として合成することで強化することができ、RPGのようにどんどんマシンを育てていける。
レースにおける性能を表すパラメータは5項目。パーツの種類によって、どのような方針のマシンにするか、ある程度は自由にカスタマイズできる
また、レースゲームでは独特なシステムとなっているのが、マシンの燃費の概念。
車種やパーツによって燃費が決まるのだが、レース挑戦時のガソリン(いわゆるスタミナに相当する)の消費量が変わってくるのだ。
速いマシンだとレースに勝ちやすいが、燃費が悪くガソリンの消費が激しいというデメリットがある。
そのため、ストーリーモードではレースでのマシンスペックよりも燃費を重視した車種・セッティングをすると、効率よく進められそうだ。
速さを追求するのもいいが、ストーリーを進めていくことを考えたら、燃費を抑えてガソリンを節約した方が速く進めるはず
また、車両自体にも愛着度というレベルの概念が存在。
レースを繰り返すことで上昇していき、使えば使うほど性能が向上していくようになっている。
パーツとは違い、マシンの愛着度はレースを繰り返すことでしか上げれない。ガチャでいいパーツをそろえるのはもちろんだが、やり込みも必要だ
ALTO WORKS(スズキ)などの軽自動車も数多く収録されており、パーツや育成次第では、スポーツモデルに匹敵するマシンへと育て上げれるかもしれない。
リリース時点では全27車種が実名で登場しているが、今後も随時されていく予定。好きな車種が収録されていない人は、今後のアップデートに期待しよう
ちなみに、同名の車種を複数手に入れた場合、合成することで「リミット解放」を行うことができる。
リミット解放は、マシンのレアリティがアップし、性能が向上する機能。お気に入りのマシンをとことん強くしていこう
首都高最速を目指して……
シリーズ過去作と同様に、首都高を舞台にしたストーリーが展開。
首都高では日々レースが繰り広げられており、主人公もさまざまなドライバーとレース! 首都高最速を目指すストーリーが楽しめる。
レース漫画に出てきそうなキャラクターが多数登場。主人公は、首都高のドライバーの注目を集め、さまざまなキャラクターからレースを挑まれる
また、ほかのプレイヤーと戦うPvPモードとして「VS」モードを搭載。
こちらはリアルタイムで対戦するわけではなく、各プレイヤーのマシンを操るCPUとレースをして、ポイント(VOLTAGE)をためてランキングを競うモードとなっている。
VOLTAGEは、ドリフトをうまく決めたり、スリップストリームを発生させることで効率よくためることが可能だ
上位にランクインすると、車両やパーツ、課金アイテムのVIPコインなどがもらえるため、すでにたくさんのプレイヤーがしのぎを削っているのが確認できた。
また、本作は国産車が豊富に収録された貴重なスマホゲームという側面がある。
現在は27車種だが、今後も随時追加されていくので、普段載っていたり、買いたくても手が届かなかったりする車種、昔あこがれていたあの車種なども操れようになるかもしれない。
見た目のカスタマイズもできるので、自分だけのオリジナルマシンを作って、首都高最速ドライバーを目指してみるのもいいだろう。
カラーリングやステッカーだけでなく、車高も細かく変更可能。車検に通らなさそうなマシンも、本作なら実現できる
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.3
- 課金総額:0円
※本作に登場する会社名、車名などの名称は、各社の登録商標また
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