Warhammer 40,000: Freeblade【ゲームレビュー】

iPhone 6s/6s Plusの発表会で同時に公開された、Pixel Toysのメカシューティングが『Warhammer 40,000: Freeblade』がついに登場! スマートフォンのグラフィック性能の極限ともいえる超高画質のビジュアルと、iPhone 6sシリーズならではの3D Touch機能に対応した最先端タイトルの魅力を紹介する。

高品質グラフィックと3D Touchを存分に体感できるド派手シューティングアクション

『Warhammer 40,000』とは、イギリスのボードゲーム製作会社「GAMES WORKSHOP」が展開するミニチュアゲームの人気シリーズ。その世界観を、家庭用ゲーム機やPCと遜色のない細密なグラフィックで構築したのが本作『Warhammer 40,000: Freeblade』だ。プレイヤーはさまざまな武器を搭載するロボットを操り、敵を撃破しながらミッションを遂行していく。そのグラフィックのすごさと3DTouchを使った直感的な操作方法、練り込まれたゲームシステムに、誰もが魅了されてしまうハズだ。

初見で、その独特なフォルムと鮮やかな色彩に圧倒される、メカメカしいディティールの機体!

背景までが細かく描き込まれたバトルフィールド。ミッション中には、随時指令を受けながら敵を攻撃していく。移動はオートなので、プレイヤーは敵を撃破していくことだけに専念できる

兵士から戦闘車両、戦闘メカなど、敵のバリエーションはさまざま。敵の攻撃も熾烈を極める!

ストーリー

Chaosの腐敗した軍勢に、貴族としての家を滅ぼされた若きインペリアル・ナイトたち。彼らは「フリーブレイド」として、スペースマリーン支部のダークエンジェルに加わって侵略者たちの脅威に挑むことを決意する。名誉と贖罪、復讐の絡まる壮大な物語が今、始まる!

原作のボードゲームだけにとどまらず、さまざまなプラットフォームでのゲーム化が成されており、その世界観はとてつもなく奥深い。その壮大な物語をベースに、男のロマンがあふれるSFストーリーが展開していく

装備をカスタマイズしながら、チャプターごとにわかれたミッションに挑む

各ミッションはマップで表示される複数のチャプターに分かれていて、チャプター内のミッションをすべてクリアして、メカの装備が一定レベルに到達していれば次のチャプターへと進めるようになる。各ミッションにはメインストーリーとなるキャンペーンのほかにサブミッションもあり、本筋とは別にパトロールミッションなどが用意されているので、戦闘だけにとどまらないさまざまなゲームプレイを楽しむことができる。

チャプター内のミッションを1つずつクリアして、次なるミッションをアンロック。さらなる戦いに踏み出していく

ミッションのラストシーンは、敵メカとの接近戦による一騎打ち。ド迫力のタイマン勝負を制すればクリアだ

装備のカスタマイズとアップグレード

ミッションをクリアすることで手に入るパーツを使って、10種類のカテゴリーに分かれた武器と防具を自分好みにカスタマイズしていくのも本作の楽しみの1つ。それぞれの装備を新たに作成したりアップグレードしたりすることで、より強力なメカで敵と戦えるようになっていく。一度クリアしたミッションも再びチャレンジできるので、何度も周回して必要なパーツや鉱石、メダルを集めていこう。

10種類の装備を自分の好きなようにカスタマイズしていく。オートで最良の装備をピックアップすることもできるので、面倒なときには任せてしまってもOK

各装備の新規作成とアップグレードで、強力なメカを完成形へと近づけていく。膨大な数の鉱石が必要になるので、何度もミッションをクリアしてためておこう

3D Touchで3種類の武器を使い分けながら敵とバトル

通常、この手のゲームでは攻撃方法や武器の変更時には切り替えボタンを押すことになるが、本作ではiPhone 6sシリーズで新たに搭載された新機能「3D Touch」を使った操作も可能だ。3D Touchでは、タップ時の指の押しこむ強さで武器の切り替えを制御することができる。基本的な5つのパターンの操作方法を紹介しよう。

3種類の遠距離攻撃

メインとなる遠距離攻撃では、敵をタップする際の押し込みの強さで3種類の武器を使い分けることになる。どの武器も連続して使用しているとオーバーヒートや弾切れとなってしまい、しばらくの間は射撃が行えなくなるので、画面の左側に表示されている各武器のアイコンを確認しながら使い分けよう。

遠距離武器は3D Touchにより、敵をタップする際の押し込みの強さで自動的に切り替わる。各武器の使用中は、左側のアイコン自体がゲージとなり、使い続けることによってゲージが徐々に減っていく

乗用武器

画面をダブルタップすると、自分の機体の前方にいる敵に向かって自動的に攻撃ができる。敵の数が多いときなどに有効だ。最初に簡単なチュートルアルで説明が見られるので、確認しておこう

軽武器

画面を軽くタップしたままカーソルを敵に合わせ、スライドさせて攻撃。また、強くタップすることでズームもできる

重武器

画面を強くタップし続けて、カーソルが変化したときに指を離すと、ロケットランチャーやガトリングなどの強力な重武器が発射される

近距離攻撃(メレー攻撃)

敵のボス的なメカに表示される赤いカーソルをタップすると、「チェーンソード」を使った近距離バトルに切り替わる。画面下に表示されるインジケーターがヒットゾーンに入ったときにタップすると敵に攻撃できるが、ヒットゾーンを外すと逆に攻撃を受けることになる。

メレー攻撃

メレー攻撃カーソルをタップすると、タイマンの近距離バトルに突入。タップしないでそのまま遠距離攻撃もできるが、あまり効果的ではない

攻撃インジケーター内では、左右のそれぞれから中央へとカーソルが動く。カーソルがヒットゾーンに入ったタイミングでタップしよう。ど真ん中でタップできればクリティカルとなり大ダメージを与えられる。どちらかの体力ゲージがゼロになるまで、バトルは続く

防御

攻撃してくる敵に対して表示される「楯アイコン」のついたカーソルをタップすると、シールドを使って防御を行い、ダメージを軽減することができる。

シールド

防御カーソルの表示中に、カーソル内を素早くタップする。複数のカーソルが出現する場合もあるので、敵の数が多いときには見逃さないように注意しよう

バトルだけにとどまらない各種お楽しみ要素も

これまで紹介した基本的な要素に加えて、機体の自由なカラーリングや、チームを派遣してのアイテム入手、キャンペーンモードのプレイなど、まだまだいろいろな要素がある。ほとんどが無課金で楽しめるので、いろいろと試してみよう。

カラーリングやマークなど、オリジナルの仕様にカスタマイズして自分のメカを仕上げることができる。それぞれのバリエーションはミッションクリアなどで増えていく

装備やアイテムを自動で獲得できるチャンスがある「チーム回収」。派遣したチームは一定時間が経過すると帰還し、アイテムを持ってきてくれる頼もしい存在だ

スマホゲームとは思えない超美麗なグラフィックや、3D Touchの指圧感知機能を使った独特な操作方法など、まさにゲームの最先端をいく本作。ビジュアルと音楽、プレイ方法からゲームシステムまでのすべてが充実している、超おすすめタイトルといっていい。今後のアップデートではさらなる新要素も登場するらしいので、さらに遊びごたえのあるゲームになっていくことを期待しておこう。

  • 使用した端末機種:iPhone 6s
  • OSのバージョン:iOS 9.1
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.1.1
  • 課金総額:0円

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