マシンを操ってふわふわと世界を旅しよう
本作の操作は直感的でわかりやすい。画面の右側をタップすると左側のロケットが噴射してマシンは右上へと移動する。画面左側をタップすれば逆に左上へとふわっと浮き上がる。(設定で左右逆にもできる。)左右同時にタップすればバランスが取れて真上へと浮かび上がる。この操作で先へ先へと進んでいくのだ。
何も押さないでいるとマシンはそのまま落下していくので、どちらかをタップしてうまく浮かび続けなければならない。ロケットを噴射させるたびにマシンのエネルギーが減ってしまい、さらに障害物や壁に触れてしまうと大量に減ってしまう。エネルギーが切れたらゲームオーバーだ。
チェックポイントで一休み、コインで新しいマシンを入手
ステージ途中で浮いている台座はチェックポイント。この上にうまく止まるとエネルギーが全回復するので、たどり着いたら必ず止まるようにしよう。
チェックポイントでは広告動画を見るか、集めたコインを支払うことでゲームの進ちょくを保存できる。ここで保存しておくと、ゲームオーバーになったときにこの場所から再開できるようになる。また、広告を見てコインを獲得したり、集めたコインを使って新しいマシンを入手することもできる。
マシンは全部で27種類あり、コインをためるか課金で1つ1つアンロックする。新しいマシンを手に入れると自動的に乗り換えることになるが、これまでに手に入れたものならばチェックポイントで自由に乗り換えることができる。
広告の回数は多いが、何度でも繰り返しチャレンジ可能
ミスをしてエネルギーが尽きたりクラッシュしてしまっても、チェックポイント間でそれぞれ1回ずつ、広告動画を見ることでその場で再開することができる。2回めからは前のチェックポイントからの再開となる。これを利用して、1度はクラッシュすることを前提として少し強引なコース取りで次のチェックポイントにたどり着く、という作戦もありだろう。
先へ進むとパズル的要素も加わり難易度が上がる
先へと進んでいくと、鍵を使って扉を開けたり、爆弾を使って壁を爆破して進むといったパズル的要素が加わってくる。しかし、鍵や爆弾は持ったままミスをすると落としてしまうし、ふわふわとなかなか自機の位置が定まらないので狙った位置に落とすことも難しい。
セリフのないストーリー
本作ではオープニングやステージ途中でストーリーのようなものが挟まれるが、そこにセリフはない。イラストのみがコミックのように表示されるのだが、これだけでもじゅうぶんに伝わり、さらに想像の余地を残してくれるところが独特の雰囲気を作り出す。
やめどきが見つからない良作
本作はゲームが下手なほど、チェックポイントや途中復活で大量の広告動画を見ることになる。実際、筆者もワールド2の半分程度まで進めるのにかなりの数の広告動画を見ることに。しかし、それのおかげで完全なゲームオーバーが存在せず、何度でも繰り返しチャレンジできてしまうのでやめどきを見失ってしまった。
試行錯誤を繰り返し、なんとか先へ進みチェックポイントが見えてきたときのよろこびもひとしおだ。バランスを取る難しさと、広告視聴の多さはあるが、ぜひチャレンジしてみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.4
- 課金総額:0円
(C)Lucky Kat Studios