対応力が問われる新しい三国志RPG
『みにおん三国志』は、三国志をモチーフにしたRPG。
三国志の世界に迷い込んでしまった主人公が、「劉備」や「関羽」といったおなじみの武将とともに天下統一を目指していく。
プレイヤーの介入が勝敗を分ける戦略性の高いバトルと、それらを引き立たせる育成要素やイベントなど、多くのコンテンツが盛り込まれた作品となっている。
プレイヤーの対応が勝敗を分ける
本作のバトルは、プレイヤーの介入要素である「策略」の影響が非常に大きいのが特徴。
状況に応じた策略の発動が勝敗を分けるので、自動で展開されるバトルながら、戦略性の高いものを楽しむことができる。
武将個人だけではなく部隊を育成できる
バトルでは武将を含めた「部隊」として戦う。そのため、武将個人と、部隊を編成する兵士の育成ができるのが本作の特徴。
武将だけ鍛えても勝てないし、兵士だけ鍛えても勝てない。どちらも育てる必要があることが、本作の幅を広げている。
主な育成要素
- 経験丹:経験値アイテムを使用することで武将のレベルが上がり、能力や部隊のレベル上限が増える
- 突破:武将のレアリティが上がり、全能力が上昇する
- 昇星:限界突破のようなもの。英魂というアイテムを使用することで、武将の星が増え、能力が上がる
- 部隊:武将が率いる部隊。各兵のレベル上げ、部隊の兵数の増強、上位の兵種への進化などができる
- 技能:武将がバトル中ランダムで使用するスキル。おもに部隊全体の能力を上げるものが多い。強化すると補正値が上昇する
- 宝物:いわゆる装備。バトルクリア時にドロップする武具を武将に与えることで能力が上昇する。複数の武具をそろえることで上位の武具へ強化することも可能
さまざまなコンテンツがゲームを盛り上げる
育成要素だけでもかなり盛りだくさんな作品だが、その他のコンテンツも非常に充実している。
今回のプレイだけでも、プレイヤー同士で戦うものから、レイドイベント、中にはクイズをするようなものも確認している。
- 闘技場:プレイヤー同士のランキングバトル。勝敗によって昇降格していく
- 舌戦群儒(ぜっせんぐんじゅ):リアルタイムのクイズバトル。三国志やゲームの知識を競っていく
- 領土戦争:「金山」「銀山」といった拠点をプレイヤー同士で奪いあう。防衛できればできるほど、資源を多くもらうことができる
- 南蛮入侵:特定の時間になるとマップ内のどこかに出現する南蛮勢力を討伐するイベント。討伐できると報酬がもらえるが、早いもの勝ち
対応する面白さが味わえるRPG
「敵がこの策略を使ってきたから、こちらはこれで応戦する」といった、相手の出方次第で対応を変える点が印象的な本作。
策略もそうだが、武将個人ではなく部隊として戦うという設定、それらを活かすための育成要素、部隊の配置などが相まって、非常に戦略性の高いバトルに仕上がっている。
敵や状況に対応する難しさと、面白さが味わえる作品であるといえるだろう。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 9.2.1
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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