アート作品を生み出せるピンボールゲーム
『INKS.』は、打ち出した玉を色のついたポイントに当てていくピンボールゲーム。
タイトルのとおり、色のついたポイントに玉が当たるとインクが飛び出し、ステージ内の白い背景を染め上げていく。
ピンボールだが、キャンバスに自由に絵を描いているかのような不思議な感覚を味わえる作品となっている。
色のついたポイントに玉が当たったり、通ったりすると、その色のインクが吹き出す。色鮮やかなグラデーションが楽しめる他、色が交じり合って別の色になるので、本当にキャンバスに絵を描いているような気分になる
操作方法はフリックとタップのみ。画面左右どちらかをフリックすることでその方向に玉が排出される。画面下の左右をタップするとフリッパーが動くので、これで玉を弾いて色のついたポイントを狙っていく
色のついたポイントすべてに玉が触れると、初めに玉が排出された中央部分が再び開き、そこに玉が入ることでステージクリアとなる。クリア時には評価の概念もあり、☆、1、2、3、それ以外(黒)のいずれか。ミス(フリッパーの間の穴などに玉が落ちること)の回数が少ない方が高評価となるが、☆はさらに弾く回数も少なくする必要がある
メニューは画面上部をタップすることで表示される。リトライ機能やアイテム(玉の飛ぶ方向が視覚的にわかるようになる)機能などが利用可能。☆獲得のための弾く回数などを表示させることもできる
ユニークなステージが満載
なんとも形容しがたいアートなステージが待ち受けているのも本作の特徴。
好きなステージから挑戦できるが、基本的には後半ほど難しく、出現するギミックも多い。
顔のような配置のステージが多いのが本作のアートなところ。一見すると、どうやって色のついたポイント狙えばいいかわからないものも
主なギミック
- 黒いギザギザの丸:玉が当たると跳ね返る
- 黒い穴:玉が落ちるのミス1回分になってしまう
- 小さな穴:対応する別の穴から玉が出てくる
- 袋小路:細い導線の先にが袋小路になっているもの。奥に色のついたポイントがあることが多い
- レーン:細い道が複数並び、レーンのようになっているもの。とにかく狙いにくい
黒いギザギザの丸は色がついたポイントの行く手を阻むように設置されている。手数を増やされたり、意図しない方向に玉が飛んでしまうので注意
弾く角度が重要
本作は色のついたポイントすべてに玉が触れないとステージクリアにならないため、特定のポイントを狙い撃つ必要がある。
一般的なピンボールゲーム以上に、フリッパーで弾く角度が重要となってくるだろう。
インクによって玉の軌跡が目で確認できるようになる。弾く角度はこれを参考にしてみよう
玉を止めてみよう
動く玉を弾いて、ピンポイントで特定の場所を狙うのはなかなか難しい。ときにはいったん玉を止めて狙い定めることもおすすめだ。
ヒント画面でも紹介されているが、タップ後に画面から指を離さなければフリッパーは上がったままとなる。これを利用して玉を止めることが可能だ
止めた玉の側のフリッパーをすばやくタップすると、反対方向に玉が飛んでいってくれる。逆のフリッパーから打ち出したいときに利用してみよう
できた絵を単純に楽しむこともできる
ピンボールとキャンバスが未知の融合を遂げた本作。白い背景に玉を自由に打ち出して染め上げていくのが非常に楽しい。
ステージクリアという目標はあるものの、なにも考えず、意図せずできた色合いや模様を味わうといった楽しみ方もできるのが斬新だ。
ゲームとしても楽しめるが、子どもの知育アプリとして、描かれた絵を親子で楽しむといった遊び方もできそうだ。
- 使用した端末機種:iPhone 6S
- OSのバージョン:iOS 9.3.1
- プレイ時間:約1時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.1
- 課金総額:0円
(c)State of Play Games