LINE アルカノイドvsインベーダー【ゲームレビュー】

『LINE アルカノイドvsインベーダー』は、宇宙から襲来した「インベーダー」の攻撃を跳ね返して倒していくアクションゲーム。『アルカノイド』と『インベーダー』というアーケードゲームの名作を融合させた作品となっている。

名作アーケードゲームが対決!全反射迎撃アクションゲーム

『LINE アルカノイドvsインベーダー』は、宇宙から襲来した「インベーダー」の攻撃を跳ね返して倒していく全反射迎撃アクションゲーム。

タイトルでおわかりの方も多いかと思うが、タイトーの名作アーケードゲーム『アルカノイド』と『インベーダー』が夢の共演を果たした作品だ。

襲来した「インベーダー」に侵略された人類は、攻撃を跳ね返せるスペースクラフト「バウス」を搭載した宇宙母艦「アルカノイド」で対抗する。タイトルはお祭り感あふれるものだが、世界観や設定はきちんと作り込まれている

バトルはおなじみの縦長の画面で展開される。インベーダーの攻撃をバウスで跳ね返すことで攻撃していく。バウスは下の囲われた範囲なら縦横無尽に移動可能なので、初めての人でも操作しやすい

バトルの一連の流れ。ステージごとにクリア目標が異なり、インベーダーを倒すものやブロックを壊すものなど多種多様。これを制限時間内にこなすことでステージクリアとなる。クリア時の残り時間などでスコアと評価(☆の数)が決定する

100を超えるステージを1つずつクリアしていく。ストーリーも用意されているので、物語を読み進める面白さもあるのがうれしいところだ

タイトーのキャラクターたちが多数参戦!

バトル時はスコアアップなどの特殊なスキルを持ったキャラクターをセットすることができる。

『ダライアスバースト』や『電車でGO!』などのタイトーの歴代キャラクターたちも参戦しているので、アーケードゲーマーにはたまらないものとなっている。

キャラクターは「キャラセット」画面で変更できる。スキルにはスコアアップするものやバトル中に発動するものなど、多彩なものがある。ステージによって使い分けていこう

キャラクターはガチャから入手可能。個人的には『タイムギャル』が入っていることに胸熱な想いだ

バトルには新たな要素も

懐かしさを感じられるバトルUIである一方で、本作ならではの新たな要素も多数盛り込まれている。

バトルを有利に進められるものが多いので、状況に応じて使いこなしてみよう。

アタックタイム中は制限時間のカウントダウンがストップし、バウスが弓型に変形する。これを引いて離すことで「エナジーボール」を発射することができる。軌道が表示されるので攻撃したい場所を狙い撃てる他、敵を貫通してくるので、大量の敵を一気に倒すことができる

敵の攻撃を真上に跳ね上げるように打ち返すと、「垂直反射高速弾」を撃つことができる。真上の敵を狙うのに有効な他、早い時間でのクリアにもつながる。制限時間内でのクリアが難しいときに活用してみよう

ステージが進むと特殊なギミックも出現する。破壊不能の「ゴールドブロック」はなかなかやっかい。ブロックの奥の敵をピンポイントで狙い撃つ必要があるので、「アタックタイム」や「垂直反射高速弾」が重宝する

ランキングモードも搭載

本作にはランキングモードも搭載されている。制限時間内でインベーダーを倒し続け、終了時点でのスコアを競い合う。

全国ランキングとLINEの友だち内でのランキングがあるので、ハイスコアを極めることも、仲間内でまったり遊ぶこともできる。

ランキングモード中は無限に湧き続けるインベーダーをひたすら倒していく。時間が限られているので、高速弾で少しでも早く倒したり、スコアに補正がかかるコンボ(敵の攻撃を後ろにそらさず返し続けることで増える)などでスコアアップを狙おう

ランキングは毎週日曜に更新され、その時点での順位にランクインしていると報酬などがもらえる。配信当日だが、すでにハイレベルな争いが繰り広げられている

5分で面白いとわかるゲーム

懐かしいアーケードゲームを融合させた豪華な本作。

タイトルを見ただけでなんとなくゲーム内容は想像できたのだが、キャラクターのスキルやアタックタイムといった新たな要素が増えていることで、予想を上回る面白さを味わうことができた。

操作方法やルールなどが明快で直感的なので、わかりやすい面白さをすぐに感じられる点も魅力。LINEの比較的若いユーザーにもウケがよさそうだ。

  • 使用した端末機種:iPhone 6S
  • OSのバージョン:iOS 9.3.1
  • プレイ時間:約1時間半
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.3
  • 課金総額:0円

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