ラスピリ【攻略】: 最強パーティーの作り方

コールやドロップで、さまざまなユニット、アートが仲間になっていく『ラストピリオド』(以下、ラスピリ)。パーティーを組むとき、単純にレアリティが高いユニットやステータスの高いユニットをパーティーに編成してしまってはいないだろうか。この記事では、リーダースキルなどの有効性から、最強パーティーの作り方を紹介していく。

  1. リーダースキルを確認せよ
  2. タイプを確認してバランスのいいパーティーを目指せ
  3. 無課金最強のアートパ!?

ユニットの特徴を最大限に活かそう!

ユニットは「HP」「攻撃力」「スピード」といったステータスのほかに、「リーダースキル」「スキル」「アビリティ」という、そのユニットならではのさまざまな特徴をもっている。

もっているアビリティの数やリーダースキルの有無はレアリティで変わり、最高レアリティの星5ユニットであれば、3つのアビリティ(※)とリーダースキル、スキルをもつ

※アビリティは覚醒して開放していくことで増えていく。無覚醒状態だとアビリティは1つ

ただステータスの高いユニットで固めるより、これらの特徴を活かした編成の方が、強くなることさえある。今回は、なんとなく編成しがちなパーティ編成を見直したくなる情報をまとめて紹介していく。

リーダースキルを確認せよ

レアリティ星3以上のユニットであれば、だれもがもっているリーダースキル(以下、LS)。LSは大きく、「レルム」を対象にしたものと「属性」を対象にしたものに分かれる。

所属レルムは8種類(無所属を含めると9種類)あるのに対して、属性が5種類なので、当然属性のほうが合わせやすい

ユニットだけでなく、星2以上のアートもLSをもっている

このLSによる効果は大きく、多少のステータスの差であればLSの対象となるユニットで固めたほうが強いパーティー(以下、PT)を組める。条件に合った5体のユニットを編成して、メリットを存分に体験してみよう。

リーダースキルの効果には大、中、小と上昇値に差があるが、残念ながら具体的にどれくらいの割合で上昇しているかは判明していない

LSのHPアップの効果は、バトル中にステータスとユニット一覧のステータスを比較することで確認可能。バトル中のステータスはユニットをタップすると表示される

属性を合わせたPT(以下、属性PT)とレルムを合わせたPT(以下、レルムPT)それぞれのLSの利点を紹介しよう。

属性PTのメリットとデメリット

属性はレルムより統一しやすいので編成しやすく、属性相性のいいモンスターが多く出現するクエストでは滅法強い。

各クエストに出現しやすい属性は、マークで確認できる

PT全員が有利属性に対して、攻撃時には1.5倍のダメージを与えつつ、被ダメージを0.5倍に抑えられるため、圧倒的に有利に戦える。

さらに、アビリティの中には限定した属性のユニットにのみ効果を発揮するものがある。属性PTであれば、その効果を最大限に活かすことも可能だ。

現在確認できるのが、対象属性のユニットへの回復量を増加させるアビリティ。火力より耐久力が求められる、今の環境に合った優秀なアビリティである

しかし、火、水、木属性のPTを組む場合は、苦手な属性相手にはまったく歯が立たなくなるというデメリットもある。この3属性のいずれかの編成を目指す場合、苦手属性用のPTも別に作っておきたい。

光、闇属性のPTであれば、苦手な属性はないものの、上記の3属性のPTほど圧倒的に優位にはなれなくなる。とはいえ、火、水、木属性と比べると、汎用性が非常に高い。

この2属性なら、どのクエストでも活躍してくれること間違いなしだ。

レルムPTのメリットとデメリット

レルムは、属性よりも合わせることが難しい。しかし、組めてしまえば属性が偏りにくいので、どのクエストにも編成していきやすいのが最大の特長だ。

また、現状星5ユニットがもつLSは、星4から進化できるユニットを含めてもすべてレルム対象のものになるので、強力なLSを活用しやすいのも魅力。

星5ユニット以外でもレルム対象のLSもちのユニットは属性対象のLSもちより多い

さらに、プレイヤーの所属レルムと同じレルムPTを組めば、クエスト開始時にスキルゲージが半分たまった状態でスタートできる。この条件を満たせば、現状いちばん使いやすいPTとなるはずだ。

短いWAVE数だと、たまりきらないことも多いスキルゲージ。最初から半分溜まっていれば、どのクエストでも1度はスキルを使うことができそうだ

タイプを確認してバランスのいいパーティを目指せ

ユニット、アートのステータスやスキル、アビリティには傾向がある。この傾向は、ユニットの「タイプ」で簡単に判別可能だ。6種類のタイプとその特徴は、以下のとおり。

ヒーロー

バランスよく高めにまとまったステータスをもち、攻撃や強化などさまざまな特徴をもったユニット。

他のタイプとユニットと比べると、どのステータスも頭ひとつ抜けているのが最大の特徴。PTのエースとなれる存在で、現状数体しかいない貴重なユニット

キラー

バランスよく高めにまとまったステータスをもち、攻撃や弱体などさまざまな特徴をもったユニット。

ステータスを上げるアビリティをもっているユニットが多く、スキルは高火力なだけでなく、状態異常にできるものなどサポート面にも優れていることが多い

アタッカー

非常に高い攻撃力と強力な攻撃スキルをもつユニット。

攻撃力が高く、HPが低め。敵全体をまとめて攻撃できたり、大ダメージを与えられたりするスキルをもっている傾向がある

ディフェンダー

豊富なHPをもち、守りの強化や敵の攻撃を引きつける能力をもつユニット。

アタッカーの攻撃力とHPを逆さまにしたようなステータスが特徴。多くのユニットが全体攻撃以外の敵の攻撃を一定ターン引きつけるスキルをもつ

ジャマー

弱体、状態異常の専門家。敵の行動を阻害する能力をもつ。

アタッカー、ディフェンダーのちょうど中間になるバランスがとれたステータスをもち、通常攻撃、スキルで何かしらの状態異常を狙えるユニットが多い

サポーター

HP、攻撃力ともに控えめだが、味方の回復や強化をする能力をもつ。

レアリティの低いユニットに多く存在するタイプ。そのレアリティ以上の活躍を見せてくれる優秀なユニットが多い

LSで合わせるだけでなく、タイプも意識して編成することができれば、さらに強いPTに一歩近づくことができる。

中でも、ディフェンダーとサポーター、ジャマーのスキルやアビリティは優秀なものが多い。高難易度クエストやボス戦でつまづく場合は、編成してみよう。

回復役と囮役がいると、周回が安定しやすい

無課金最強のアートパ!?

各エリアの最終クエストでドロップする「アート」も、ユニットと同じくタイプをもち、レアリティによってはリーダースキル、アビリティももっている。

各レアリティのアートがもっているステータス

アビリティは覚醒させることで強力になっていくので、星3,4のアートは星1,2より覚醒させたときの効果が大きい

アートは、コール(ガチャ)せずともドロップするクエストを周回することでどんどん覚醒することができ、星1アートでも最終的には限界突破前の星5ユニットに匹敵するステータス程度まで成長する。

ゴールとなるのが覚醒数「+99」。急がずコツコツと集めていこう

アートがもつリーダースキルは、そのほとんどがアートを対象としたものとなっている。手間は途方もなくかかるが、リーダースキルも最大限に活用したアートPTを組めれば、ユニットのPT以上の強さを得ることも可能だ。

現状(2016年5月30日時点)のアートの中にも、優秀なアートは多く存在する。自分のPTの穴を埋められるアートがいれば、優先的に集めていこう。

1体1体のユニットだけでなく、今回紹介したようにPT構成まで考えていくと、今まで気にもとめてなかったユニットが急に魅力的に見えることもある。

さまざまな組み合わせを考えて、自分だけの最強パーティーを作り上げよう。

(C) Happy Elements K.K