北欧神話をベースにした戦略タワーディフェンス
『セブンガーディアンズ 終わりなき戦争』(以下、セブンガーディアンズ)は、韓国の4:33(フォーサーティースリー)が開発を手掛ける、幻想的な世界観のタワーディフェンスゲーム。
セラフやフューリーといった神話のキャラクターから、ドラゴン・ゴーレム・オークなどさまざまな種族のモンスターも登場する。
コストを消費して英雄と呼ばれるキャラクターを戦場に召喚する、オーソドックスな横スクロール型のタワーディフェンス。召喚した後は、オートで移動や攻撃を行ってくれる
アンデッドの侵略により奪われた世界を取り戻すために、生き残りである7人の英雄を率いて戦っていくのがメインストーリー
1つのステージをクリアすると、新しいステージに挑戦できる。奥に進むほど、敵もどんどん強くなっていく
基本モードとなるタワーディフェンスでのバトル以外にも、PVPやレイドボスといったコンテンツもあり、やり込み要素が満載のタイトルとなっている。
7つのクラスの英雄を組み合わせて最強チームを結成!
プレイヤーに力を貸してくれる英雄たちには、ウォーリア・ローグ・アーチャー・ディフェンダー・ウィザード・ゴーレム・ウォーロードという7つのクラスがある。
パーティーに参加できるのは、各クラスから1人ずつのみ。手持ちの英雄から、クラスごとに使いたい英雄を選択する
ビーストウィザードやドラゴンウィザードなど、同じクラスでもたくさんの種族があり、そのステータスや使えるスキルは大きく異なっている
パーティー編成によって戦い方に大きな違いが出てくるため、ステージに合わせた英雄の組み合わせを考えるのが非常に楽しい。
戦略性の高いディフェンスバトル
本作の基本は、相手の動きを見ながら、状況に合わせて英雄を召喚していく横スクロール型のタワーディフェンスバトルだ。
バトル中は、英雄たちを手当たり次第に召喚していくだけでもOKなのだが、とにかくコストの低い英雄を次々に投入する、あるいは防御力の高い英雄を先に出して相手の動きを止めるなど、さまざまな戦略が考えられる。
さらに、必要に応じて自陣の戦車のスキルを任意のタイミングで発動することも可能だ。
英雄のアイコンをタップすると、マナを消費して戦場に召喚することができる。お互いのユニットを撃破しながら、先に拠点の体力ゲージを0にした方が勝利だ
こちらの拠点はただの建物ではなく、砲撃やスキルで敵を攻撃してくれる戦車というのが面白い。戦車にはたくさんの種類があり、攻撃方法やマナの回復速度が異なっている
また、ステージによってさまざまなギミックがあったり、敵の拠点の代わりにボスモンスターが登場したりすることもあり、同じ戦い方ではなかなか勝ち抜けないようになっている。
行く手を阻む障害物やモンスターを転移させるゲート、飛び道具を防ぐバリアなど、多彩なギミックが攻略難度をグッと上げている
プレイヤーが力を合わせて戦うワールドボスとのバトルでは、英雄の中でも最大の大きさを誇るゴーレムの数倍はありそうな、巨大なドラゴンが登場。その破壊力は、通常のステージとは比べものにならない
ほかにも、ランダムで出現するレイドボスや、日替わりでさまざまなボスと戦えるデイリーボスなど、かなり難易度の高いコンテンツが目白押しになっている。
すべての英雄が最高レアリティーになれる
本作に登場する英雄は、すべて最高レアリティーまで昇級(進化)させることができる。
進化するごとに、英雄の見た目もどんどん豪華になっていく
シリーズ(種族)ごとに初期レアリティーが異なり、初期レアリティーが高くなるほどステータスが高い傾向にはある。しかし、それぞれのスキルに大きな違いがあるので、最強のパーティー編成はなかなか難しそうだ。
最大まで強化しないと進化はできないが、一気にレベルを最大まで上げるアイテムなどもあり、進化のハードルはそれほど高くない
英雄はガチャ以外にも、ミッションなどのクリア報酬でも入手できるため、ゲームを進めていけばたくさん手に入れることができるのもうれしい。
英雄には武器や防具、アクセサリーなどの装備もあり、クラスごとに装備できる種類が異なる。これらを集めるだけでもかなりやり込めそうだ
PvPで世界最強のプレイヤーを目指そう
本作は、日本だけでなく全世界のプレイヤーが同じサーバーでゲームに参加している。PvPコンテンツとなるアリーナや名誉対戦では、これらのプレイヤーと戦うことができる。
アリーナでは、バトル開始からすべてのユニットが正面からぶつかり合うので、いつもよりも大迫力のバトルが楽しめる
名誉対戦では、ほかのプレイヤーが守っている砦を攻略していく。通常のモードと異なり、一度使った英雄が使えなくなるので、召喚するタイミングが非常に重要だ
基本的には、ユニットを召喚して相手の拠点を破壊するのが目的というオーソドックスなタワーディフェンスだが、コンテンツによってバトルのシステムに細かな違いがあるところが非常に面白い。
いかにも洋ゲーといった感じのビジュアルは好みが分かれそうではあるが、戦略の研究や英雄の育成などのやり込み要素も多く、かなりハマる人もいるのではないだろうか。
- 使用した端末機種:iPhone 5s
- OSのバージョン:iOS 9.3.2
- プレイ時間:4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.1.30
- 課金総額:0円
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