最初のデッキをベースに形を変えていこう
デッキに入れられるカードは、40枚が基本となっている。
ゲームを始めると、デフォルトデッキが各クラスごとに用意されているので、まずはその形から必要なものとそうでないものを入れ替えていけばいい。
とはいえ、そのころはまだ性能の良し悪しも理解できていないと思うので、多くのプレイヤーが「自動編成」の機能を使うのではないだろうか。
ただし、自動編成で組まれるデッキは、ある程度バランスは取ってあるもののランダムなため「このターンに使いたいカードが来ない」という状況が多々あり、最低でもルールを把握するまでしか遊ぶことができない。
そのため、序盤のうちはデフォルトデッキーをコピーし、それを元にカードを入れ替えていこう。
コストグラフのを意識したデッキ作りが重要
コストグラフとはデッキを構成をグラフに表したもので、この数値がどこかに偏りすぎず、全体的に均等になっていると、バランスがいいという証拠だ。
実際にいい例と悪い例を比べてみると……。
いい例
いい例のグラフだが、低コストと高コストのカードがバランスよく構成されており、毎ターンむだなくカードを操作していける感じが伝わるはず。
使うクラスのリーダーによって得手不得手はあるものの、コスト2から5のカードを中心に展開していけるような形にすることが、扱いやすいデッキを作るためのコツとなる。
悪い例
次に悪い例のグラフだと、先ほどとは逆に高コストのカードが多い傾向にある。
高コストのカードは強力だが、それまでに他のフォロワーで有利になる状況を作っていかなければ、スペル1枚であっという間にやられてしまう。
対人戦でなかなか勝てないといった方や、似たようなコストグラフになってしまっている場合は、もう一度デッキを見直してみよう。
カードを選ぶ判断基準について
各カードにはブロンズ、シルバー、ゴールド、レジェンドといった順番でリアリテイが決まっており、高コストのものほど強力なものが多い。
しかし、強いカードというのは攻撃力や体力だけでなく、基準としたいのは「能力」だ。
低コストの場合
例えば、画像のように同じコストでも、普通のアタッカーとしてはファイターの方が優秀だが、ベルエンジェルには守護と破壊されたときに働くラストワードといった2つの能力を持っている。
普通に戦わせるとダメージを与えられないベルエンジェルの方がやられてしまうのだが、ラストワードは破壊されて墓場に送られたときに発動する効果のため、結果的にむだにならないのだ。
このように破壊されたときにデッキからカードを引けるようなものや、相手のフォロワー(リーダー)に直接ダメージを与えるといった能力は、汎用性が高くバトルの後半にも大きく影響してくるため、安定したバトルを展開していくためにも複数入れておきたい。
ドロー系カードを使う際の注意点
いち早くデッキの要となるカードを引けるため、どのクラスでも活躍するドロー系のカードだが、何枚も手札を増やせるわけではない。
というのも、本作には手札の上限は8枚までといったルールが決まっており、それ以上引こうとすると、そのまま墓場へと送られるからである。
特にエルフのクラスだと、大量のフェアリーが手札に増えていくうえに、他のカードと組み合わせなければ、コスト1のフォロワーとして場に出すしかなくなるので、むだにならないように調整しよう。
高コストの場合
どちらもバトルの後半に出てくるフォロワーだが、1コスト軽いスカルドラゴンの方が、攻撃時に自身の火力を底上げする能力を持っており、進化してもその効果は備わったままのため、結果的に優秀といえる。
ただし、その能力が優秀かどうかは、プレイヤーの主観や環境によって異なってくるため、あくまでも参考程度に覚えておくといい。
好きなカードを見つけるのも選択肢の1つ
試行錯誤しながらデッキをいじっていれば、使いやすいものとそうでないものの取捨選択ができるようになってくる。
そのタイミングまできたら、次のステップとして選択しているクラス内で好きなカードを見つけてみよう。
もちろん、それを入れたことによって勝率が下がることもあるが、それまでの対戦でデッキの特徴や戦術などは理解しているため、自分にあった形へと変更できるはずだ。
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