アップデートで待望のアリーナが実装!
先日のアップデートで、最強デッキといわれている「冥府エルフ」のキーカード「収穫祭」が弱体化される中、ついにユーザー待望のアリーナモードが実装された。
今回は、このアリーナモードでの基本的なデッキの作り方や、各クラスのおすすめデッキなどを紹介していこう。
2Pickとは?
アリーナモードで遊べる「2Pick」の最大の特徴は、これまで愛用してきた自分のデッキを使えないということ。通常のバトルと異なるのは、以下の2つのポイントだ。
- ランダムで配られるカードを使って即席デッキを作る
- デッキの上限枚数が10枚減って、40→30枚に
即席デッキを使ってバトルをする、こういったルールのゲームモードは、「リミテッド(ドラフト)」といわれ、そのデッキ構築の難しさから、特に腕利きのTCGプレイヤーに人気が高い。
2Pickはその名のとおり、ランダムで配られる2枚セットのカードをピック(選択)しながら、その場でデッキを組み立てていく。
5回のバトルの勝利数によって報酬がもらえる
デッキが完成したら、同じように2Pickでデッキを作ったプレイヤーとバトルをしていく。作ったデッキで戦えるのは5回までで、勝利数が多いほど豪華な報酬がもらえる。
参加するには、「2Pickチケット」「150ルピ」「150クリスタル」のいずれかが必要になる。2Pickチケットは、ストーリーモードなどでも手に入るので、しっかりとクリアしておこう。
2Pickでもらえる報酬一覧
勝利数によってもらえる報酬は以下のとおり。4勝くらいからかなり報酬が豪華になってくる。また、レッドエーテルはもらえないこともある。
勝利数 | 報酬 |
---|---|
0勝 | カードパックチケット1枚 |
1勝 | カードパックチケット1枚 15~30ルピ |
2勝 | カードパックチケット1枚 35~55ルピ |
3勝 | カードパックチケット1枚 70~90ルピ |
4勝 | カードパックチケット1枚 150~175ルピ レッドエーテル25個 |
5勝 | カードパックチケット1~2枚 250~350ルピ レッドエーテル50個 |
基本的なデッキ編成法
2Pickでも、基本的なデッキの作り方はいつもとあまり変わらない。現在のデッキ編成を確認しながら、どんなカードが足りないかを考えて、新しいカードをピックしていこう。
デッキの作り方に迷った場合は、以下のことを意識しながらカードを選ぶのがおすすめだ。
- 単体で強いカードを優先的にピック
- コスト4以下のカードを多めにピック
- 攻撃のスペルカードがあると安心
2Pickでは、カードを組み合わせてコンボをするのが非常に難しい。フォロワーが正面からぶつかる展開が多くなるので、単体でも強力な効果を持つカードがあればバトルを有利に進めやすくなる。
特に優秀な進化時にダメージを与えるカード
数あるカードの中でも特におすすめなのが、進化時に相手ファロワーにダメージを与える効果を持つカードだ。
代表的なカードには、「ドラゴンウォリアー(ドラゴン)」「鉄槌の僧侶(ビショップ)」「ワードローブレイダー(ヴァンパイア)」などがある。
これらのカードの強いところは、1枚で相手のフォロワーを2体倒せることが多いということ。うまくいけば、進化1回で不利な状況をひっくり返すことができる。
デッキの基本形はきれいなマナカーブ
マナカーブというのは、デッキに入っているカードのコストバランスのこと。多くのTCGでは、「このコストのカードはデッキに何枚くらい入れたい」という理想的な形があり、マナカーブをこれに合わせていくのが基本になる。
理想的なマナカーブでは、2コストのカードが最も多く、そこからコストが増えるにつれてカードの枚数が減っていくのが特徴だ。
1コストのカードは、デッキタイプによって枚数が大きく変化する。序盤の展開を重視したアグロタイプの場合は多く、展開の遅いミッドレンジタイプの場合には、1枚も入れないこともある。
全体攻撃スペルがあれば逆転を狙いやすくなる
デッキに入れておくと便利なのが、フォロワー全体にダメージを与えるスペルカードだ。中盤以降、相手に攻め込まれて負けそうな状況でも、全体攻撃のスペルがあれば逆転を狙えることが多くなる。
ほかにもクラスごとに強力な効果を持ったスペルカードが何枚かある。これらのカードをデッキに入れておけば、いざという時の保険として役に立ってくれるはずだ。
おすすめクラスとテンプレデッキ
デッキ構築のルールが異なるので、おすすめのクラス(リーダー)も少し変わってくる。基本的には、複雑な戦術を使うデッキではなく、比較的簡単に扱えるクラスがおすすめだ。
また、2Pickでは、デッキ作成時に好きなクラスを選べないことも多いので、普段からさまざまなクラスを使って慣れておくようにしたい。
以下では、2Pickのおすすめクラスと、各クラスのデッキ例を紹介していく。デッキ作成に迷ったら、これらを参考にしながら作ってみよう。
第1位:ロイヤル
通常のバトルでも猛威をふるっているロイヤルの強さは、2Pickになっても変わらずだ。シンプルに強いフォロワーが多く、正面からのぶつかり合いに非常に強い。
低コストカードが中心の速攻デッキがおすすめ
ロイヤルのテンプレデッキともいえる、序盤の戦いを重視した速攻タイプのデッキ。1コスト→2コスト→3コストの順番でフォロワーを召喚できれば、圧倒的に有利な状況を作れることが多い。
また、高コストのカードを数枚入れておくと、中盤以降も戦いやすくなる。スペルカードはほとんど入っていないので、とにかく常に相手よりも多くフォロワーを並べることを意識してみよう。
デッキ例
このデッキで特に重要なカードは、コスト3の「フェンサー」とコスト4の「フローラルフェンサー」だ。
フェンサーは、直前に出したコスト2のフォロワーを強化することで、相打ちではなく相手のみを倒せる状況を作りやすい。
フローラルフェンサーは、進化を使う最有力候補。追加で2体のフォロワーを召喚できるので、相手のリーダーに攻撃を通しやすくなる。
第2位:ネクロマンサー
ネクロマンサーもロイヤルと同じく、フォロワーの力で押していけるタイプだ。フォロワーが倒されて墓地の枚数が増えるほど強くなるカードがあるので、うまく使って序盤から主導権を握っていこう。
低コストカードが中心の速攻デッキがおすすめ
ロイヤルやエルフ、ヴァンパイアと最強デッキ争いをしている、序盤の戦いを重視したデッキだ。ロイヤルデッキとの違いは、召喚した瞬間にリーダーを攻撃できる「疾走」を使った不意打ちが得意なところ。
相手に守護持ちのフォロワーを出されなければ、一方的に攻撃をしてそのまま倒せてしまうこともよくある。中盤以降はパワー負けしやすいので、できるだけ早い段階で決着をつけたい。
デッキ例
このデッキで特に重要なカードは、コスト1の「ソウルコンバージョン」とコスト4の「悪戯なネクロマンサー」だ。
ソウルコンバージョンは、自分のフォロワーを破壊する代わりにカードを2枚ドローできる。攻撃が終わった「ゴースト」やラストワード持ちのフォロワーに使っていこう。
悪戯なネクロマンサーは、進化を使う最有力候補。進化時にゴースト(攻撃力1/体力1)を2体召喚するため、うまくいけば3体のユニットを倒せることもある。
第3位:ドラゴン
カード単体のパワーは全クラスでナンバーワン。特に中盤以降のフォロワーのぶつかり合いに強く、ドラゴンにしかない「最大PP」を上昇させる効果で、相手よりも早く強力なカードを使うことができる。
高コストカードが多めの後半重視デッキがおすすめ
ドラゴンデッキの真骨頂ともいえる、強いフォロワーをどんどん召喚して、相手にプレッシャーを与えていくデッキだ。序盤は、相手の攻撃をしのぎながら、PPが「7」になって覚醒してからが本番になる。
最大の敵は手札事故。全体的に高コストカードの割合が高いので、序盤にカードが出せず、準備が整う前にやられてしまうこともある。
低コストのカードや守護持ちのカードを入れながら、終盤までしっかりとつなげられるようにしよう。
デッキ例
このデッキで特に重要なカードは、コスト2の「竜の宣託」とコスト4の「ドラゴンウォリアー」だ。
竜の託宣は、ドラゴン使いなら外せない、最大PPを増加させるスペルカード。2Pickで見かけたら最優先で選択しておこう。
ドラゴンウォリアーは、進化を使う最有力候補。序盤のフォロワーは3ダメージあれば倒せることが多いので、進化後の攻撃と合わせて確実に2体倒せる状況で使いたい。
アリーナで連勝するコツを伝授
2Pickで行うバトルでは、いつものバトルとは違う流れになることが多い。以下のポイントをしっかりと抑えておけば、自然と勝率も上がってくるはずだ。
- フォロワーのぶつかり合いがメイン
- とにかく事故が多い
基本的には、上で挙げたような強力なフォロワーを召喚し合うという展開になりやすい。特に、キーカードを3枚ずつ入れてやっと実用的なコンボになるカードは、あまり使われていないと思っていいだろう。
プレイ中に起こるアクシデントに気をつけよう
バトルで気をつけたいのが、手札事故をはじめとするさまざまなアクシデントだ。連勝を狙っていくなら、こういったアクシデントが起こりにくくなるような工夫をしたい。
本記事でおすすめしているアグロタイプのデッキの場合、終盤になると手札が切れてしまうことが多い。
手札を増やすカードを使うイメージがあまりないロイヤルにも、「兵士徴集」や「軍師の妙策」といったドロー系のカードがあるので、保険として入れておくのもおすすめだ。
あとは、地道にバトルをしながら、よく使われるデッキの傾向などを知っていくしかない。確実に連勝するのは難しいが、クラスごとの勝ちやすいデッキが分かってくれば、必ず勝率は上がってくるはずだ。
負けてもそこまで損はしないので、どんどんチャレンジして、アリーナでカードパックを稼ぎまくろう!
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