基本的なカードの選び方
2Pickでエルフデッキを作る場合、ステータスが高く、除去効果に優れたカードがおすすめ。
ランクマッチやフリーマッチでよく見かける形といえば、「冥府エルフ」か「薔薇エルフ」のどちらかのはずだが、アリーナでは好きなようにデッキが組めないため、火力の低さをどのように補うかが大きなポイントになってくる。
エルフの除去カードには、自身の手札の数によってダメージが上昇するものが多いので、手札を増やしつつ、相手のフォロワーを的確に捌いていこう。
各レアリティの最強カードはこれだ!
ここでは、Game Deets編集部が選んだ、各レアリティの最強カードを紹介していく。使い方をしっかりと覚えて、ほかのカードとうまく組み合わせてみよう。
【レジェンド】エンシェントエルフ
すでにプレイしているフォロワーをすべて手札に戻してしまうという効果はあるものの、ステータスも優秀で、エルフには貴重な守護をもったフォロワー。
手札に戻したフォロワーは、再び能力を使うことができるため、手札の数だけ回復できる「フェアリービースト」と組み合わせることで、瞬時に体制を立て直すといった戦法もとれる。
その他のおすすめカード
- ローズクイーン:火力を乏しいエルフの頼れるフィニッシャー。手札にフェアリーを残しておけば、次のターンには勝利が確定する。
- フェアリープリンセス:場に出すことで、手札が上限(8枚)になるまでフェアリーを増やすことができる。しかし、タイミングによっては次のドローカードがあふれてしまう。
【ゴールド】根源への回帰
お互いのフォロワーをすべて手札に戻すことができるスペル。全体的にステータスの低めなフェアリーにとっては欠かせないカードである。
相手が大型フォロワーを出してきた際や、複数の守護を並べてきたときなどを狙ってプレイしよう。
その他のおすすめカード
- 森の意志:上記の「根源の回帰」とは違って、こちらは直接ダメージを与えて除去するスペル。手札にフェアリーが余りがちな後半辺りで使っていくと効果的だ。
- エンシェントフォレストドラゴン:高コストの守護持ち。ステータスはもちろんのこと、プレイした瞬間に存在するほかのフォロワーが、相手の能力による影響を受けなくなるのも大きい。
【シルバー】ローズガーデンキーパー
同コスト帯の「エルフプリンセスメイジ」と悩んでしまいがちだが、場の制圧力に関してはこちらの方が高い。
進化することで、自分もしくは相手のフォロワー1体を手札に戻すことができるため、相手が大型フォロワーを出してきたあとにプレイするのが理想的。
その他のおすすめカード
- エルフプリンセスメイジ:こちらも進化させることが条件になるが、コスト0のフォロワーを手札に置いておけるのは何よりも便利。
- エルダートレント:場に出すまでに2枚のカードをプレイしていると、EPを消費せずに進化することができる強力なアタッカー。
- フォレストアケロウ:こちらも場に出すまでに2枚以上のカードをプレイしていると能力が発動。相手のすべてのフォロワーは次のターン、攻撃宣言ができなくなる。
- フォレストジャイアント:除去能力をもつフォロワー。余ったフェアリーを利用して、大きなダメージに変換しよう。
【ブロンズ】フェアリーサークル
2枚以上のカードプレイが条件となるエルフにおいて、重要なコンボパーツとなる。
「メタルエルフメイジ」や「ワンダーエルフメイジ」などの能力を、この1枚でサポートできるため、必ず入れておきたい。
【ブロンズ】フェアリーウィスパラー
1ターン目に出せるカードがなかった場合に欲しいフォロワー。
単純にフェアリーの補充だけでなく、コンボパーツの一部としても扱えるため、低コストながら強力な1枚となっている。
その他のおすすめカード
- ベビーエルフ・メイ:同じ1コストの除去役としては最適。スペルで相手フォロワーの体力を1にし、このカードでそのまま破壊するといったことも可能だ。
- 森荒らしへの報い:相手フォロワーを処理しつつ、手札にフォロワーの補充が行えるといった除去スペル。低コストなので、後半でも腐りにくい。
- 妖精のいたずら:低コストのフェアリーを使って能力を発動することで、どんなに強力な相手フォロワーも手札に戻すことができる。
- エレメンタルランス:最大で6までダメージを与えられる除去スペル。場をすばやく制圧できるかが重要となる2Pickにおいては、1枚入れておくだけでも役立つ。
人気がないカードの使い方を伝授!
カードをピックしていると、どうしても普段はあまり使われないカードがデッキに入ってきてしまう。そんなときのために、人気がないカードの使い方もしっかりチェックしておこう。
狙うは相手フォロワーの消耗:ロビンフッド
5コストにしては攻撃力が低いが、進化すると相手からしては処理しづらいやっかいな存在になる。
能力が発動するのは相手のターンなので、基本的には先に出しておき、相手の大型フォロワーか除去スペルを使わそう。
アグロに対抗するためのアミュレット:森の聖域
自分のターン終了時に、場に出しているコスト1のフォロワーの攻撃力を+1するといった能力をもつアミュレット。
体力が上がらないため、場合によってはあっさりと除去されてしまうこともあるが、フォロワーの展開力があるロイヤルやネクロマンサーには効果的といえる。
使うならEPを残しておくことが重要:タムリン
レジェンドの「エンシェントエルフ」やゴールドレアの「リノセウス」と同じ能力であり、こちらは疾走や守護を持たない。
ただし、EPを残しておけば出したターンからでも攻撃できるため、大量にフェアリーが余っている状況で使っていこう。
中コストながらの強力なアタッカー:トレント
5コストで出せるトレントだが、場に出すまでに2枚以上のカードをプレイしていれば、素のステータスを+2/2するといった能力をもつ。
いち早く場に出して相手にプレッシャーを与えるなら、エルフプリンセスメイジを出した次のターンに、コスト0のフェアリーと合わせて使っていきたい。
全カードの評価一覧
上で紹介できなかったものも含めて、エルフの全カードの評価を一覧にしてみた。通常のバトルでの評価とは異なるところもあるので、2Pickをプレイする前に覚えておこう。
※評価はS~Dの5段階
■レジェンド
カード名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
エンシェントエルフ | S | 貴重な守護持ちであり、低コストのカードが主体になるエルフデッキには必須。 |
ローズクイーン | A | フェアリーのカードは、終盤になるにつれて余りがちなので、相性がいい。 |
フェアリープリンセス | B | フェアリーを大量に補充できるのは嬉しいが、手札を圧迫してしまうことも。 |
■ゴールド
カード名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
根源への回帰 | S | 場をリセットするためや、相手がEPを使ったあとなどに使うと効果的。 |
森の意志 | A | 対アグロ対策として1枚は用意しておきたい除去スペル。 |
エンシェントフォレストドラゴン | A | 高ステータスの守護持ちであり、効果も強力なので、優先度は高い。 |
リノセウス | B | 2Pickでは、思い通りにデッキが組めないため、優先度は低め。 |
ロビンフッド | B | ステータスが高いので、低コストの除去カードとして採用するのはアリ。 |
ティターニアの妖精郷 | B | EPを使わずにフェアリーを進化できるのは大きいが、終盤は火力不足になりがち。 |
白銀の矢 | B | コストは高いが、場のフォロワーだけでは削りきれない状況で役立つ。 |
ペタルフェンサー | D | 展開が早い2Pickにおいて、4コストなら他のカードを採用したい。 |
ノーブルフェアリー | D | プレイしたターンしか効果が使えないうえに、必要コストが高いため不向き。 |
■シルバー
カード名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ローズガーデンキーパー | S | 相手に大型フォロワーを出されたときの対抗策として入れておきたい。 |
エルフプリンセスメイジ | A | 進化前提の能力だが、0コストのフェアリーを2枚手札に加えられるのは強力。 |
タムリン | B | 後半に出せばフィニッシャークラスにもなりえるロマンを秘めたカード。 |
エルフプロフェテス | B | 低コストで再利用したいカードを戻せる能力は、考え方によっては使いやすい。 |
エルダートレント | B | EPを消費しきった後でも強力なフォロワーとして活かせるのは強力。 |
フェアリービースト | B | 組めたデッキによっては、手札を消費しやすい場合もあるため、優先度は低め。 |
フォレストアケロウ | B | 相手の場が埋まっており、守護持ちがいなければ、逆転のチャンスを秘めたカード。 |
メタルエルフメイジ | C | 効果を発動させるには、最低でも4コスト必要なため、優先度は低め。 |
ブレスフェアリーダンサー | C | 場に出したターンしか効果が活かせないため、後半に使いたい。 |
マナエルク | C | フェアリーを大量にプレイしている状況だと強力だが、理想通りになりにくい。 |
フォレストジャイアント | C | 手札を増やせるカードが揃ってないと、能力を活かしづらい。 |
マグナボタニスト | C | 自身のコストを考えると、使える場面が少なすぎる。 |
森の聖域 | D | 中盤から終盤にかけて腐りやすいため、無理に入れる必要はない。 |
ワルツフェアリー | D | 最大で2枚のフェアリーを手札に加えられるが、3コストなら他のカードを選ぶ。 |
カニバルフラワー | D | ステータスや能力ともに、コストに見合ってないのが残念なところ。 |
収穫祭 | D | 冥府があれば必須となるカードだが、2Pickでは他のカードを選択しよう。 |
■ブロンズ
カード名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ベビーエルフ・メイ | A | 場にプレイしたときに、相手に1ダメージを与えるため、アグロ系の相手に有効。 |
自然の導き | A | 低コストのドローカードであり、場のフォロワーを再利用できるため便利。 |
フェアリーサークル | A | 1コストでフェアリーを2枚手札に加えるため、終盤まで扱いやすい。 |
フェアリーウィスパラー | A | ステータスは低いかわりに、フェアリーを2枚補充できるのは強力。 |
ワンダーエルフメイジ | A | コストに見合った攻撃力を持っており、ドロー効果も強力。 |
放浪するエルフ | A | ステータスに見合った性能なうえに、守護を貫通できるのは非常に優秀。 |
森荒らしへの報い | A | 相手のフォロワーを破壊したあと、さらにフォロワーの補充まで可能なスペル。 |
妖精のいたずら | A | 能力は強力だが、PPブーストがあるドラゴンには効果が薄い。 |
エレメンタルランス | A | 強力な除去スペル。最大で6ものダメージを与えるため、後半でも役立つ。 |
ウォーターフェアリー | B | 初ターンから出せて、処理されても手札にフェアリーを加えられるため優秀。 |
精霊の呪い | B | どんなクラスにも効果的だが、ネクロマンサーにはあまり効果がない。 |
ダークエルフ・フォーレ | B | 攻撃時に手札ブーストができるのは強力だが、処理されやすい。 |
トレント | B | 条件さえ満たせば、4コストで6/6といった、強力なアタッカーに。 |
アーチャー | C | 効果を最大限に活かすには、マナが多い後半がベスト。 |
義賊の流儀 | C | 「収穫祭」があると役立つ能力だが、2Pickでは効果が活かしにくい。 |
妖精の楽園 | C | 毎ターン、手札を補充できるのは大きいが、逆に圧迫してしまうことも。 |
フェアリーキャスター | C | 無条件でフェアリーを3枚補充できるが、ステータスが低い。 |
ブレイブフェアリー | D | 1コストの守護持ちだが、コントロールタイプが相手だと、序盤しか役に立たない。 |
エルフガード | D | 条件さえ満たせば2/4の守護持ちになるが、必要なコスト的に入りづらい。 |
ダンジョンフェアリー | D | しっかりと能力を活かせないと、ただの2/2フォロワーになってしまう。 |
フェアリーブリンガー | D | 手札にフェアリーが複数枚ある状態でなければ、あまり必要ない。 |
まどろみの森 | D | コスト2、カウントダウン2という時点で、能力が発動するのが遅い。 |
沼の精 | D | 状況によっては1ターン凌げるかもしれないが、3コストの能力ではない。 |
大狼 | D | 進化しても体力が低いため、能力はあくまでオマケ程度に考えておこう。 |
エルフトラッカー | D | 与えるダメージにやや物足りなさを感じるはずなので、使う場面も限られてくる。 |
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