• TGS 2016展示作品を先行体験!HTC VIVE TGS pre briefingレポート

TGS 2016展示作品を先行体験!HTC VIVE TGS pre briefingレポート

9月12日(月)、HTC NIPPONの東京ゲームショウ2016(TGS)出展に関する事前記者説明会「HTC VIVE TGS pre briefing」を開催。TGS会場で体験できるゲームを先行プレイした感想を、会場の様子とともにお届けする。

HTC VIVEが東京ゲームショウ2016に出展!複数の体験コンテンツがお披露目

本イベントは、東京ゲームショウ初出展となるHTC VIVEの事前説明会で、ブース内容やハード・コンテンツパートナーが紹介された。

HTC CORPORATIONの北アジア統括代表取締役ジャック・トン氏は、日本国内の実店舗での販売や体験予約の開始を明らかにした7月7日から2ヵ月たち、VIVEのエコシステムは進化しており驚きを感じていると語った。

コンテンツやハードウェアメーカー、販売チャンネルまで含めたエコシステムの構築に注力するジャック・トン氏。東京ゲームショウ2016については、初めてVR専用のコーナーが設けられたことに触れ、改めてVRに注目が集まっていると訴える

東京ゲームショウでは、3つのグリーンバック設置ブースと、4つの通常のVR体験ブース、計7つのブースを準備。

少しでも多くの人にHTC VIVEを試遊してもらいたいと考えているとのことだ。

TGS2016のHTC VIVEブースのイメージ。ジャック・トン氏は、今後、販売店でのトライアルスペースの準備を進め、TGSで触れなかった人でも、パートナーの店舗で試遊できるようにしたいと語る

また、VIVEをより多くの人に広めていくため、MSIのゲーミングノートPCとVIVEのバンドル販売を開始すると発表。

明日、9月13日から予約を開始。ビックカメラ、アプライド株式会社、パソコンSHOPアーク、PC ワンズなどのMSI製品取扱販売店にて、10月上旬より販売を予定している。

東京だけでなく、大阪、愛知、広島、愛媛、北九州など、全国的に展開を進め、VIVEの普及を狙っているようだ。

AMDと講談社のタッグは2次元アイドル系コンテンツを展示

ハードウェアのパートナーであるAMDは、講談社が手掛ける2次元アイドル系コンテンツ『Hop Step Sing!』の展示を発表。

今回展示に使用されるPCは、AMDの開発者向けグラフィックスカード「Radeon Pro Duo」を搭載。

グリーンバックスクリーン用に対応するためには、ハイエンドなグラフィックスカードが必要なことから、この選択に至った

『Hop Step Sing!』は、講談社が結成したVRチームが送り出す第1弾のコンテンツとなる。

漫画やライトノベル、アニメなどのキャラクターコンテンツを作ってきた同社による、キャラクターを打ち出していくようなVRコンテンツとなっている。

このプロジェクトは、すでにGoogle Playにて、AndroidアプリとしてVR映像が配信されている。TGSでは、ペンライトを振ることで、ライブにいるような体験ができる、HTC VIVE版を展示

今後の展開としては、

  • AMD製GPUとVIVEのオンライン販促キャンペーン
  • Tsukumo VIVE体験スペースでの『Hop Step Sing!』の展示
  • Degicaによる『Hop Step Sing!』のSteam配信(グローバル)

といった取り組みを予定している。

MSIの新生バックパック型PCが登場

パートナー企業のMSIからは、マーケティングディレクターのデレック・チェン氏が登壇。

MSIは、5月31日から6月2日に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2016で、バックパック型のPCを発表したが、今回は新たに設計した新型「VR One」を披露した。

COMPUTEX TAIPEI 2016でデモンストレーションが行われた「Backpack PC」

VR Oneは、Intel Core i7プロセッサー、NVIDIA GTX 1070を搭載。ハイエンドながら、3.6kgという背負えば重いと感じることがない重量を実現している。

新型バックパックPCのVR One。COMPUTEXのものより、非常にコンパクトになっている

2つのバッテリーを外付けでき、ゲームプレイを中断せずにバッテリー交換が可能となっている。

バッテリーは背面に外付けで装着、1.5時間駆動が可能。3.6kgという重量は、2つのバッテリー装着した際の数値だ

こちらの製品は、最速で11月に発売予定とのこと。

auが国内通信事業者初のVRコミュニケーションを開発

続いては、ゲームメーカーやハードウェアメーカーでもなく、通信事業を展開するKDDIがVRコンテンツを発表。

次世代VRマルチコミュニケーションツール『Linked-door』を展示する。

通信キャリアならではの視点でVRを捉えている。「体験の共有」により、新しいコミュニケーションを作り出そうとしている

複数のユーザーと同時にVR体験が可能。乾杯したり、一緒にダーツをしたりと、現実と同じようなコミュニケーションを楽しめる

さらに、TGSでは、『Linked-door loves Space Channel5』と題し、15年前にセガより発売された『スペースチャンネル5』の世界をVRで体験できることで注目を集めている。

『乖離性ミリオンアーサーVR』も展示決定!

続いて、TGSのVIVEコーナーでは、GREEとスクウェア・エニックスの共同開発タイトル『乖離性ミリオンアーサーVR』も試遊できることを発表。

現在スマートフォン向けに配信されている『乖離性ミリオンアーサー』をVR化したものでなく、すべてを新たに制作したVRゲームで、2017年春に発売予定だ。

UIやエフェクトにこだわっているそうで、すでに乖離性ミリオンアーサーを遊んでいる人でも、新しい感覚で遊べるはずだ

TGSでは、こちらの写真のようなグリーンバックスクリーンを利用したMR体験ができるとのこと

HTC独自開発ゲーム『Front Difense』を体験

会場では、TGSで試遊できる作品の一部が体験できた。

筆者は、HTCが独自に開発したディフェンスゲーム『Front Difense』を試遊。

迫りくる敵兵士や戦車を、陣地から防衛するディフェンスゲーム。アサルトライフルや機関銃、手榴弾などの武器で対抗する

弾切れの際には、周囲にあるマガジンを拾ってリロードしなければならず、本当の戦場で戦っている感覚

リロードや武器の切り替えで周囲をうろうろと移動する、ルームスケールのトラッキングができるVIVEならではのゲーム性となっている。

視界には戦場の光景が広がっているが、実際の周囲には壁が。ある程度の広さを確保すれば、VIVEを存分に楽しむことができるだろう

ちなみに、TGSで体験できるVIVEのコンテンツ下記のとおり。

  • 乖離性ミリオンアーサーVR(スクエア・エニックス)
  • Hop Step Sing!(AMD、講談社)
  • ホラー実体験室「脱出病棟Ω」(バンダイナムコ)
  • Linked-door loves Space Channel5(KDDI)
  • Front Difense(HTC)

一般公開日の17日・18日は、1~8ホールの初回入口にて、整理券配布場所が設置されている。