「冒険」が楽しめるRPGを!
『クロノ・トリガー』の加藤正人氏が紡ぐ新たなタイムトラベルストーリー
本作のプロデューサー&ディレクターを務めるのは、かつてセガで『ぷよぷよ!!クエスト』などを手掛けていた高大輔氏。そのつながりもあって、今回の制作発表会には声優の園崎未恵さんもゲストとして参加した。
本作のコンセプトは、かつてRPGファンだった人たちが再び遊びたくなるような作品にすること。高氏の考えでは、最近「スマホで遊びたいRPGがない(私見)」とのことで、やはり「冒険」のワクワク感を味わえるような作品を目指して開発を進めているそうだ。
そして、高氏の口から本作のタイトル名が飛び出した。その名も『アナザーエデン』。見どころの1つは豪華なスタッフ陣となっており、かつて『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』で名をはせた加藤正人氏がシナリオを担当する。
さらにオープニングテーマは光田康典氏! 多忙な中をなんとか引き受けていただいたそうだ。また音楽は、光田氏のもとで研さんを重ねてきた土屋俊輔氏とマリアム・アボンナサーさんが担当する。
次なる見どころは、ソーシャルゲーム的な要素を排除したこと。戦闘にフレンドのキャラクターが参加することはなく、自分が育成したキャラクターのみで強敵に立ち向かうことになる。また、大ボリュームのストーリーを収録するために、2Dのグラフィックが採用されている。
それ以外にも、フィールドを実際に歩いて冒険を楽しめるのも大きなポイントだ。発表会では実機画面などを見ることはできなかったのだが、特別に園崎さんが開発バージョンをプレイして、その感触を伝えてくれた。いわく、「こんな風に移動するんだ!」とのこと。これまでのRPGとはかなり違ったシステムが採用されているようだ。
物語は、『クロノ・トリガー』シリーズとは違った形のタイムトラベルものになる。加藤氏は当初、タイムトラベルの要素はもうやり尽くしたと考えていただそうだが、あるときに新たなアイデアを思いつき、それを本作に投入してみたとのことだ。
会場では、園崎さんが本作のイメージソングを歌うことがその場で決定! どのような楽曲が聞けるのか、今から楽しみだ。
ステージで披露されたビジュアルは、以下に掲載するもののみ。3つの時代を駆け抜ける、これまでにないウトーリーが楽しめそうだ。気になる配信時期は、2016年の春(くらい)が予定されている。クローズドベータテストも予定されているので、ぜひ注目しておこう。
■東京ゲームショウ2015 開催概要
- ビジネスデイ:2015年9月17日(木)・9月18日(金)10:00~17:00
- 一般公開:2015年9月19日(土)・9月20日(日)10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ(千葉市美浜区)
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 入場料:一般(中学生以上):前売1,000円 / 当日1,200円(税込) 小学生以下:入場無料
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