【Ingressのある生活】第1回: 自転車Ingressの世界

軽くハマっただけでも仕事帰りに1日10,000歩くらいはサラりと歩いてしまえる位置情報ゲーム「Ingress」。ゲーム上のポイントとなるポータルと呼ばれる場所までリアルに赴かなければはじまらないゲームゆえ、「次のポータル200m先かー。楽勝」「500m先にあのポータルあるよな。いっちゃおうか」と、気がつくとスッタカターと歩きまくってしまうんです。

街中でプレイするならポータル間移動のアシは自転車がサイコー

そんなゲームシステムゆえにリアル課金アイテムとして自転車やモーターサイクル、車が重宝されまくり。敵が攻めてきた近所のファーム(ポータル密集地)にいち早くかけつけて修繕を行うなど、人体だけでは追いつけないプレイが楽しめます。

泊まることも考慮した遠方への出張だったら車。郊外広域戦線への出陣なら車かモーターサイクル。広い範囲の市街地を廻るなら原付バイクか自転車がオススメ。

この中で免許いらずで安価ですぐに調達できるものといったら自転車です。

写真はロードバイクですけど、ママチャリや安価な折りたたみでも大丈夫。ハンドルにスマートフォンを固定するホルダーさえつければね!

チャチそうに見えてグリップ力が高いRAMマウント

僕は今まで5種ほどの自転車/モーターサイクル用スマホホルダーを試してきましたが、イチオシがこのRAMマウントのXグリップ+U字クランプセットです。

RAMマウントのXグリップ+U字クランプセット

ステムやハンドルに直接固定できるU字クランプに、ボール形状の関節により固定位置を自由に調整できる標準アームと、チャチそうに見えますがしっかりとスマホをつかんでくれるXグリップホルダーの組み合わせ。スマホのサイズによってはスマホ用Lサイズ・ファブレット用のXグリップが必要になりますが、ホルダー部分だけを交換することができるので、スマホを買い換えたとしてもベース部分は使い回せます。

複数の自転車/モーターサイクルを所持しているなら、台数分の土台部分を揃えてホルダー部分は使い回すこともできます

他の安価なホルダーだと、段差を乗り越えたときにスマホがスッぽぬけることがありましたが、コイツはスマホの左右をキュッと握りしめたまま走り続けられます。さすがに未舗装道をオフロードバイクやMTBで走るときはスマホ側のケースを加工してリーシュコードをつけたほうがいい気もしますが、舗装道なら不安感はありませんよ。

タブレット用のホルダーも使えます

スマホじゃなくてタブレットIngressしているという方もご注目。RAMマウントにはより横幅の広いガジェットをつかんではなさないタブレットM用のXグリップもあるのですから。

タブレットをガッチリつかんでくれるホルダー 

左にあるのがスマホ用のXグリップ。標準アームを挟んで右にあるのがタブレットM用のXグリップ。この大きさの違いが効くのです

iPad miniですら車載してIngressできちゃうのです

タブレットM用のXグリップがつかめる幅は幅約57~146mm。Nexus7、GALAXY Tabなどもコイツでイケます。

参考までに他のXクリップの対応サイズをまとめてみました。

  • スマートフォン用(UN7B):幅約22~約82mm
  • スマホ用 Lサイズ・ファブレット(UN10B):幅約45~約114mm
  • タブレットM用(UN8B):幅約57~146mm
  • タブレットL用(UN9):幅約160mm~200mm
  • タブレット12”(UN11U):幅約185mm~220mm

さすがに12インチクラスのタブレットを自転車のハンドルに装着するとフロントヘビーになるかもしれませんが、電動アシストのシティサイクルなら問題ないかもしれませんね。

USBモバイルバッテリー用のバッグもあると便利

Ingress中、スマホやタブレットは休むことなくGPSとモバイル通信を使いまくります。バッテリーも消耗しまくります。ゆえにモバイルバッテリーは必要不可欠です。

衣類のポケットにモバイルバッテリーを入れて、ケーブルをハンドル上のスマホ/タブレットに伸ばすというのは見た目に美しくないですし,乗り降りのときにひっかけてしまいそう。だからこそハンドルやフレームにマウントできるバッグを使って、モバイルバッテリーを収納したくなります。

さまざまなカラーのプロダクトがあるので、エンライテンドなら緑系、レジスタンスなら青系のバッグをうというのも一興でしょう。ひと目みてどっちの属性なのかバレないように、黒ないしは両方の色が入ったバッグを使うのもアリですね。

走行中のプレイはダメ絶対!

自転車でIngressをしていると、走行中に攻撃したりレゾネーターを挿したくなりますが、これはやってはいけません。目線がスマホやタブレットの画面側に移り、周囲の状況を視認できなくなり事故の元。「人がいないから大丈夫」といっても視線が走行方向から移ることで挙動が不安定になりやすいですし、いいことありません。そもそも” ながらスマホ” は安全運転義務違反と心得ましょう。

「目の前で白化したポータル、ぜってえオレが一番にレゾネーターを挿す!」と意気込んだとしてもダメ。自転車はあくまで目的地への移動アイテムとして使い、現地では停車して足を地に着けてから画面をタップしましょうね。

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