お題をクリアしてストーリーを進めよう
『ダビマス』では、1話ごとに目標が設定されており、条件をクリアすることで、新たなストーリーが見られる仕組みになっている。
プレイヤーは、亡くなった父より牧場を受け継いだ青年となって、牧場経営をしていくことになる。
第1話は主人公が牧場経営を始めるまでの経緯が描かれ、幼なじみの「なつき」の手ほどきを受けながら、繁殖牝馬への種付けから、幼駒の誕生までの流れを確認していく。
目標の指示に従って行動していくだけでクリアできる。
まずは幼駒の成長を見守る
第2話「馴染みの対抗馬」では、主人公となつきの共通の幼なじみで、別の牧場を経営する「恭一」が登場。互いの馬での勝負を挑まれ、主人公はこの挑戦を受けて立つことになる。
3月4週からのスタートとなり、4月1週からは種付けのシーズンに入る。まずは「種抽選」で種付けの権利を手に入れ、牧場にいる繁殖牝馬に種付けをしておこう。
『ダビマス』では、種付けの権利を、金の馬蹄石かダビフレポイントを使って「種抽選」で手に入れることになる。
金の馬蹄石を使うプレミアム種抽選では、星5の種牡馬が入手できる可能性がある。もし、金の馬蹄石が集まっているのなら、抽選をしてみてもいいだろう。
実際に種付けをする際には、血統を気にしないといけなくなるが、まずは「面白い配合」や「よくできた配合」のような、配合理論がついているものを選んでみよう。
この段階ではほかにできることもないので、まずは春の種付けを忘れないようにしながら、3年目の9月までどんどん進めていっても大丈夫。
スタート時の資金は2,000万。あまり無駄遣いしないように注意しよう。
入厩と調教の開始!
1歳になった幼駒は9月1週から「入厩」が可能になり、本格的な調教を始められる。
牧場でのなつきのコメントや馬体解析センターで、馬の個性や能力、成長タイプを知ることができるので、それらを把握して、好きなタイミングで入厩させよう。
入厩先には、「美浦」と「栗東」の2地方に、それぞれに3人の調教師がおり、それぞれおまかせ調教を選んだ時の調教方法やレースの選び方に特徴がある。
6人の調教師の特徴は下記の通り。
- 千石厩舎:レースはグレードより勝率を取る堅実派。調教は調整重視
- 八木沼厩舎:1,800~3,200mの長距離レースを好む。調教はスタミナ重視
- 和泉厩舎:晩成の馬の育成に定評アリ。時間をかけてじっくり育成する
- 桐島厩舎:体質の弱い馬の育成を得意とし、無理のない調教を心がける
- 牛嶋厩舎:スピード重視のスパルタ調教でビシビシ馬を鍛える。短距離のレースを好む
- 風間厩舎:早熟馬の調教が得意で2歳戦で活躍。出走登録は短距離が中心
また、厩舎があるエリア(美浦なら関東、栗東なら関西)以外の競馬場でのレースに出走する場合、レース前の輸送による馬への負担が発生する。
GIを狙っていく場合は、牡馬は皐月賞(中山)、日本ダービー(東京)に合わせて関東の美浦。
逆に牝馬は桜花賞(阪神)、秋華賞(京都)に向けて関西の栗東、といった決め方もアリ。
入厩させたら、まずはきつめの調教でしっかりと馬体重を減らしていき、レースが近くなったら負担の少ない調教で調整していくというのが基本だ。
適正な馬体重は、馬ごとに異なるため、調教師のコメントを見ながら調教の強さを調整していこう。
調教メニューにもさまざまな種類があり、それぞれ効果が異なっている。
- 芝:スピードアップ
- ダート:スタミナアップ
- ウッドチップ:スピードアップ、スタミナアップ
- ポリトラック:スピードアップ、負担小
- 坂路:スピードアップ、スタミナアップ
- プール:スタミナアップ
まずは調教の強さに気を配りながら、芝やダートを使ってスピードとスタミナを伸ばしつつ、体重を適正な状態にまで減らしていこう。
また、調教には「馬ナリ」や「強め」など強度があり、「一杯」や「併せ調教」など強いものほど能力が大きく伸びるぶん、体重の減少とケガのリスクが増す。
強度 | 体重減少 | ケガ率 |
---|---|---|
馬ナリ | なし | 最低 |
強め | -2kg | 低 |
一杯 | -4kg | 中 |
併せ調教 | -6kg | 高 |
調教によって、体重と状態がばっちり整ったところで、レースに登録しよう。
才能開花で馬の能力をさらに引き上げる
素子のイベントを見ると、牧場長から特別調教師を紹介してもらえる。
特別調教は、レース中に条件を満たすことで、レースを有利に運べる「才能」を馬に与えることができるもの。
厩舎で調教の代わりに特別調教を行った後、レースに出走することで、才能を開花させられる。
牧場長から紹介してもらった特別調教師に、特別調教を頼んだ後は、近々のレースに出走させてみよう。
才能が発動すれば能力以上の力を発揮できることもあるので、積極的に開花させていこう。
才能の種類を増やすためには、彼らの名刺を手に入れなくてはいけない。名刺の入手先として、週末に開催されることがあるイベント「名馬に癖あり、才能あり」がオススメだ。
才能が開花すれば、あとはレースに勝てば目標達成だ。しっかりとレースに合わせて調整してあげよう。
いざ、オープンクラス初勝利!
第3話の当面の目標はオープンクラスに昇格することだ。
競走馬は、1着になった際に獲得できる本賞金の額によって、クラスが分けられており、レース未出走の新馬や未勝利から始まり、500万下、1,000万下、1,600万下とクラスが上がっていく。
数字はそれぞれ、本賞金の額を表しており、例えば本賞金で700万円を獲得している馬がいた場合、500万下を超え1,000万下に該当するという具合だ。
目標となるオープンクラスは、本賞金が1,600万円を超えた馬のランク付けとなり、GI、GII、GIIIといった重賞レースは、このオープンクラスに分類される。
少々ややこしいのが、4歳を迎えた馬は7月1週に本賞金が半減して、降級してしまう点に注意してほしい。
つまり、オープンクラスに上がっても、1位を取れずに収得賞金が3,200万未満だと、オープンクラスから降格されてしまう。
調教は体重の調整を第一に考えよう
クラスが上がるにつれて、相手の馬も強くなり、難易度が上がっていく。
オープンクラスに上がるために、調整は慎重に行い、調子も体重も万全の状態でレースに臨んで、着実に勝っていくことを目指したい。
調教師のコメントが太めに変化したら、「強め」の調教で体重を落としすぎない程度に調子を上げていき、適正体重まできたら、「馬ナリ」で維持していく。
強めの調教で能力をどんどん伸ばしたいという人もいるかもしれないが、体重が減りすぎてしまうと、能力が最大限に発揮されず、せっかくの調教が徒労に終わってしまう。
いったん調教せずに週を経過させて、体重を増やそう。
あとは、レース後の調教師のコメントにも注意しておこう。
スピードやスタミナなど、調教の方針についてコメントしてくれることもあるので、具体的な話が出たら、コメントに合わせて調教メニューを変えてみよう。
着実に能力を伸ばしていくことができれば、オープンでの勝利、そして重賞出走も夢ではないはずだ。
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