FEヒーローズ【攻略】: 序盤の難関!? 9章5節をクリアするためのコツを解説

『ファイアーエムブレム ヒーローズ』(以下、FEヒーローズ)のストーリーマップを進めていくと、最初に詰まりやすいポイントとなるのが9章の5節である。ここでは、安定してクリアを狙える編成や押さえておきたいコツなどを紹介していく。

強敵ヴェロニカが立ちふさがる9章5節

9章の5節は、ストーリーマップの最終章ということもあり、登場する敵がどれも強くなっている。

レベルの高いキャラクターを壁にしても、ステータスの魔防が高くないと遠距離攻撃によってあっさりとやられてしまう。

また、バランスのいい編成を組んでいたとしても、どの敵も移動できる範囲が広いので、どうしても不利な状況になってしまうのだ。

死の皇女に挑戦

ここで登場する敵は、スキルおよびパッシブスキルにかなり厄介な効果が備わっている。その中でも注意したいのがロッドナイトとマークスである。

前者は行動範囲を制限してくるスキルを使い、後者はカウンターによる絶対追撃がパッシブスキルを備えているため、HPを削った状態にしても再度戦線に復帰してくる。そのため、放置したままにしておくのは危険だ。

これらの敵を素早く処理するためにも、編成は1つの属性に偏らせることなく、どの属性に対応可能なバランスのいい形にしておきたい。

敵のステータスと特徴は?

ヴェロニカ:倒すべき優先度1

ヴェロニカは、自分が攻撃したときに効果が発動するスキルが多い。そのため、行動される前に倒すことを意識しながら立ち回る必要がある。

ただ、2ターンごとに自身のHPを回復可能なパッシブスキル「回復3」が備わっているため、仕留めきれるタイミングに処理しておこう。

ロッドナイト:倒すべき優先度2

ヴェロニカと同じ程度で注意しておきたいのがロッドナイトだ。

回復スキルを使用すると、味方すべての攻撃力をアップさせるといったバフ持ちキャラクターであり、攻撃スキルにも行動制限の効果があるため、ほかの敵と違って無視しづらい。

ただ、自身が攻撃できる状況ではアタッカーよりも前に出てくる傾向にあるため、比較的倒しやすいのも大きな特徴となっている。

マークス:倒すべき優先度3

射程2からの遠距離攻撃に対してダメージを軽減できるスキル「聖衣」を装備しており、相性がよくないと弓や魔法で仕留めづらい。

パッシブスキルとしては、自分のHPが30%以上あるときに敵から攻撃されたとき、確実に追撃が発動するといった「切り返し」が備わっている。

近距離タイプで処理しようとはせず、相性のいい青の遠距離攻撃で安全に倒すのがおすすめだ。

ブルーマージ:倒すべき優先度4

遠距離タイプの敵だが、与えたダメージの30%分だけ自分のHPを回復させたり、攻撃したときの戦闘終了時に周囲1マスに存在する味方を回復させたりするなど、先ほどのソードファイターと同様にヒーラーポジションとして行動することが可能だ。

射程2マスから攻撃できるため、無理に倒そうとはせず、マップの状況をチェックしながら倒せるタイミングを見逃さないようにしたい。

ソードファイター:倒すべき優先度5

マークスと並ぶアタッカーポジションかと思いきや、味方のHPが40%以下で発動できるパッシブスキル「救助の行路2」を生かして、味方の回復に専念してくる。

ヴェロニカやロッドナイトのサポートに回られると辛いが、射程2の攻撃スキル持ちが自分のパーティーにいるなら簡単に処理できるので、編成によっては倒すのは最後でもいい。

攻略の編成と各英雄の役割について

ヴェロニカは赤の属性に弱いため、3すくみ対して強気に攻められるルフレ、さらには対象を行動可能にするスキル「踊る」を持つ赤剣オリヴィエを選択してみた。

マークスとソードファイターなどのアタッカーに対しては、シャロンで有利ダメージを与えつつ、ヒーラーのサクラに回復は任せるといった形となっている。

敵のレベルは25で統一されているが、各性能がどれも高いため、挑戦する際はパーティーの平均レベルも30以上まで育成しておくこと。

またSPに余裕がある場合は、各レアリティーに応じたパッシブスキルもすべて習得しておきたい。

その他んおすすめキャラクター

チキ:赤竜(歩行系)

攻撃力の高いチキなら、ヴェロニカの弱点も狙えるうえに火力も高いため、ほかのユニットを処理するのにも最適。

ただ、ロッドナイトからの攻撃を受けてしまうと行動範囲が狭くなってしまうため、危険範囲内にいると次のターンでやられてしまう可能性もある。

習得可能なパッシブスキルも、基本的には「自分から攻撃したとき」にしか効果が発動しないので、確実にダメージが与えられるように立ち回らせてみよう。

カミラ:緑斧(飛行系)

相手側は、ヴェロニカと騎乗タイプのマークス、ロッドナイト以外は行動範囲もそこまで広くない。

カミラのように、地形に影響されることがない飛行タイプのキャラクターが1体でもいると、攻撃しながらピンチなときは安全な場所まで後退することができる。削り役としても大いに役立つはずだ。

アベル:青槍(騎乗系)

マークスとソード―ファイターに効果的な青属性だと、ルフレのような魔法アタッカーはもちろん、騎乗系でパッシブスキルに「剣殺し」を持っているキャラクターが便利だ。

中でも星4のアベルは入手しやすく、自身から攻撃するときは2回攻撃となるため、赤剣が相手だと処理に困ることがない。

また、奥義には射程2からの攻撃ダメージを30%カットする効果があるため、遠距離タイプの敵が多いマップでは打たれ強いアタッカーとして活躍してくれる。

自由枠:無杖(どれでもOK)

回復役としてはさまざまな候補があるため、この枠だけは好みで選んでしまって問題ない。

英雄戦を欠かさずにクリアしている人であれば、「リズ」を手にいれているはずなので、回復スキルを使えるキャラに困ることもないはず。

ただし、リズは星4にならないと回復効果の高い「リバース」を覚えることができず、覚醒に必要な英雄の羽も2,000個とかなり多い。そのため、可能であればほかのキャラクターを採用したい。

攻略ポイント:障害物を利用しながら安全なポイントを確保

相手はどのキャラクターも移動範囲が広い。1ターン目の動き方によっては、次のターンからはマップのすべてが危険範囲となってしまい、逃げ場がなくなってしまう。

敵の行動はパターンが決まっており、基本的には属性相性のいいキャラクターが存在するほうに攻撃陣を固めてくる。

ルフレのような3すくみと無属性に対して有利に立ち回れるキャラクターがいると、ヴェロニカから攻撃されても耐えられるので、ヘイトを稼ぐ意味も込めてヒーラーが回復できる距離に配置しておこう。

上記の編成だと、オリヴィエのような「踊る」(歌う)スキル持ちは、ヴェロニカを処理するまでヒーラーとセットで行動させるといい

また、少しでも長く延命するためのコツとして、マップに配置されている障害物を利用することが重要になってくる。

ヴェロニカの行動範囲と攻撃距離の長さは確かに驚異的だが、危険範囲の外側にキャラクターを配置するように待機させることによって、ターン数が経過してもわずかだが安全なポイントが確保できるのだ。

この画像のように、左右のどちらかに敵を意識させることで、逆側に安全な場所ができる。最終的には処理→安全なポイントの確保→処理といったループになる

参考動画

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