ダービースタリオン マスターズ【攻略】:入厩前の馬の長所・短所を把握しよう

『ダービースタリオン マスターズ』(以下、ダビマス)で何より気になるのは、生産した馬の能力。特に初めた頃などは資金が少なく、馬体解析には少なくない出費が必要になるため、なかなか頻繁には利用できない。そこで今回は、馬体解析を利用せずに、大まかな馬の素質を見抜く方法を紹介しよう。

1歳1月以降のコメントに注目!

牧場で飼育している未入厩馬の詳細を見ると、なつきがその馬についてのコメントをしてくれる。

1歳の1月から、そのコメントがより詳細な内容に変化するため、馬の素質を把握できるようになる。

例えば「スピードがありそう」と評価された馬は、短距離、スピード重視で調教を行う「牛島厩舎」。

「オクテの血統」と言われた場合は、時間をかけて馬を長く活躍させるのが得意な「和泉厩舎」という具合に、入厩先を選ぶ際などに活用しよう。

週が変わればコメントも変わるが、「出走に向けて問題なし!」のコメントになってしまうと以降は変化しなくなる

ここからは、表示されるコメントと表示された馬の馬体解析結果を掲載していくので、コメントから能力を把握する際の参考にしてほしい。

長所の可能性があるコメント

「フットワークが軽くて結構スピードがありそうだね」

スピードが高い馬に対して出るコメント。このコメントが表示されたらスピードC以上に成長する素質を期待できる。

相手に恵まれれば、短距離のGIで優勝できる可能性もあるため、このコメントが見られた場合は活躍が楽しみになるだろう。

「普段の走る姿を見ると 速い馬になりそうな期待があるね」というコメントもあり、こちらの場合も同様にスピードが高い馬であることを示している

「少々のことではバテないし スタミナがかなりついてきたね」

スタミナの高い馬に対して出るコメント。このコメントが表示されたらスタミナC以上に成長する素質を期待できる。

スタミナが高ければ、ゴール前で失速してしまうこともなくなるうえ、距離適性よりも長距離のレースでも活躍できる可能性がある。

「周りの馬ともよく張り合って なかなか根性があるみたいだね」

勝負根性の高い馬に対して出るコメント。このコメントが表示されたら勝負根性C以上に成長する可能性が期待できる。

勝負根性がある馬はゴール前の直線勝負に強くなり、抜かれても差し返すことがある。スピード、スタミナと並び強豪がそろう大舞台では、重要な能力だ。

面白い配合で誕生した馬は、勝負根性が高くなる傾向がある。

勝負根性が高い場合、「他には負けまいという気合を感じるね 結構根性ありそう」というパターンもある

「この仔は優しい性格だね 騎手の言うことも聞いてくれそう」

気性が高い馬に対して出るコメント。このコメントが表示されたら気性C以上に成長する素質を持っていることを期待できる。

気性が低いと、スタート時の出遅れたり、掛かったりして、レースで力を発揮できないことがある。

気性が高い馬ほど、安定した戦績を残しやすい。

「とても丈夫で健康みたいだね ちょっとやそっとじゃヘコたれないよ」

体質が高い馬に対して出るコメント。このコメントが表示されたら体質C以上の能力を期待できる。

体質が高ければ、故障しにくくなり、厳しい調教にも耐えられるようになるほか、調子が落ちた状態から復活するのが早くなる。

アウトブリードで生まれた馬は、体質が強くなる傾向がある。

なお体質は生まれつきのもので、調教で伸びることはない。

「この仔はすごくバネがあるし きっと活躍してくれるよ!」

C以上の能力が複数ある馬は、なつきにバネがあると評されることがある。

このコメントが出た馬は、競走馬として期待大。馬体解析を行って、能力を把握し、しっかり育ててあげよう。

短所の可能性があるコメント

「ちょっと休む時間が多い気がする 疲れが取れにくい体質なのかなぁ」

体質が低い馬に対して出やすいコメント。このコメントが出る馬はケガしやすく、調子が落ちたときになかなか調子が上向きにくい。

身体が弱い馬の育成に慣れている桐島厩舎に預けよう。

また手動で調教する際も、芝やダートではなくウッドチップやポリトラックでの調教をメインに行おう。

成長タイプが分かるコメント

「動きもイイし この仔は早い時期からデビューできそうだね」

成長タイプが早熟の馬の場合に出るコメント。早い時期から活躍しやすいので、2歳GIを目指す際などに有効だ。

一方で、能力が衰えるのも早いため、4歳以上での活躍は難しくなる点に注意しよう。

「ちょっとオクテの血統だから 入厩時期は遅めがいいかもね」

成長タイプが晩成の馬の場合に出るコメント。

活躍し始めるのが遅くなる傾向があるが、そのぶん能力が衰え始めるのも遅いため、長く活躍できる馬になる。

出走資格が4歳以上の古馬のレースを目指すしてじっくり育てよう。

馬格を表すコメント

「ずいぶん大きな体格になったね カイバもモリモリ食べてるよ」

このコメントが出た馬は、適正馬体重が重くなりやすい。

調教での体重調整で参考になることもあるが、調教師からのコメントを見れば、適正体重はじゅうぶん調整できるので、馬の個性のひとつとして聞いておこう。

馬の特徴を把握して入厩先を判断しよう!

コメントで馬の大まかな素質を把握しておけば、入厩先を選ぶ際にその馬にあった入厩先を選びやすい。

ただし、能力だけでなく体質やその馬の親の距離適性など、複数の要素から総合的に判断することが重要だ。

以下に厩舎ごとに向いている馬の特徴をまとめたので、これを見て自分の馬が当てはまる厩舎に入厩させよう。

厩舎名特徴
八木沼厩舎・スタミナのコメントが出ている
・体質が弱いコメントが出ていない
・種牡馬の距離適性が1800m以上
和泉厩舎・晩成のコメントが出ている
桐島厩舎・体質が弱いコメントが出ている
牛嶋厩舎・スピードのコメントが出ている
・体質が弱いコメントが出ていない
・種牡馬の距離適性が2400m以下
風間厩舎・早熟のコメントが出ている
・種牡馬の距離適性が2400m以下

距離適性はコメントからは分からないので、配合に使った種牡馬の距離適性などから判別しよう。

コメントだけでなく、種牡馬・繁殖牝馬の能力や配合したときの因子などから、馬の能力を推測し、総合的に判断して入厩先を決めよう

期待できる馬にはしっかり馬体解析を利用しよう

なつきのコメントでわかるのは大まかな馬の素質だけで、詳細な能力はわからない。

優秀な牝馬やレア度の高い種牡馬を使って生産したときや、GI優勝などの明確な目標がある場合は、やはり最適な運用ができるように、馬体解析をしたほうがよいだろう。

またダート適性はコメントからはわからないので、ダートのGIを目標とする場合も、馬体解析を行って、ダート適性のある馬を見極めよう。

体質が高い馬なのに体質が低いコメントが出るなど、なつきのコメントも完全ではないため、正確さを求めるなら馬体解析を使おう

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