インディーズの名作ゲームが日本語対応になって登場!
『アンコラ』は、広大な3Dマップを歩き回って、未開のエリアを少しずつ探索していくクラフト系のサバイバルアドベンチャーゲームだ。
マップ上には、段差や岩場、川を流れる水などの障害物が数多く存在する。
これらを乗り越えるために、自然の中で手に入れたアイテムを組み合わせて、さまざまな道具を作り出していこう。
本作は、スペインのゲーム開発スタジオによって製作されたインディーズゲームで、アップルのインディーズゲームカテゴリでも2回取り上げられた隠れた名作としても知られている。
以前は日本語でプレイすることができなかったのだが、ついに日本語に対応したバージョンがリリースされた。
オフラインでずっとプレイ可能
基本的には、データの読み込みが発生しないオフラインのゲームになる。
ダウンロードが終わればインターネットに接続しなくてもプレイできるため、通信できない場所でじっくり遊ぶゲームとしては最高だ。
宇宙を冒険する少女がたどり着いた未知の惑星――アンコラ
宇宙探検隊のメンバーである「ムン」は、機体のトラブルによって未知の惑星「アンコラ」に不時着。
壊れてしまった宇宙船の修理をするため、アンコラの世界を探検しながらさまざまな困難に立ち向かっていくことになる。
彼女がたどり着いたアンコラには、原住民である「ANK族」がいる。
この星については何も知識がない状態なので、まずは彼らの協力を得ながら脱出の手掛かりを探していこう。
未開の惑星アンコラを舞台にした、新たな出会いと別れ。
ちょっと悲しい展開ではじまっていく本作のストーリーだが、どのような結末が待っているのか非常に気になるところである。
インディーズとは思えない作り込まれたグラフィック
3Dマップを冒険していく本作は、非常に作り込まれたなめらかなグラフィックが印象的だ。
またゲーム内には時間や季節、天候などの要素がある。
時間が経つことによってどんどん切り替わっていく、周りの風景にもぜひ注目してもらいたい。
アイテムを組み合わせて活路を切り開け!
本作のゲームシステムの大きな特徴として、マップ上で獲得できるさまざまなアイテムを組み合わせて、新しいアイテムを生み出す「クラフト」の要素が挙げられる。
序盤のカギとなるアイテムの組み合わせには、以下のようなものがある。
(1)木+縄=橋
森林を切り倒して手に入る「木」と、植物系のモンスターの素材から作れる「縄」を組み合わせると、橋を作って川の向こう岸まで渡れるようになる。
(2)大量の石+金属=井戸
岩を砕くと手に入る「石」と、チュートリアルでいくつかもらえる「金属」を組み合わせると、水の補給ができる「井戸」が製作できる。
ハンティングで自給自足生活
主人公のムンには、体力や空腹度などのステータスがあり、時間経過によってお腹が空いて体調が悪くなっていく。
プレイヤーはムンの体調が悪くならないように、狩りやキノコの採取などで食糧の確保をしていかなければならない。
なかなか空腹になるペースが早く、どんどん狩りをしていかないとすぐに食糧が尽きてしまう。
食べ物はたくさんストックできるので、早め早めに集めて、余裕をもたせておくのがおすすめだ。
ゲーム序盤の進め方
本作は攻略のヒントが少ないため、行き詰まるとなかなか進めなくなってしまう。
序盤から迷わないように、簡単な進め方を解説していこう。
ミッションを開いて詳細を確認しよう
次にどこに行けばいいかは、ミッションを見ればわかるようになっている。
迷いそうなときは「本マーク」からミッションを開いて、次の目的を確認しよう。
机で重要なアイテムを製作
ゲーム開始から少し進んでいくと、初めてのANK族と遭遇し、机を作ってくれと頼まれる。
この机は、道具を作るための重要な場所になるので覚えておこう。
初めてのボス戦へ
ミッションに沿ってしばらく進めていくと、これまでのザコモンスターとは比べものにならない強さの強敵が現れる。
先ほど入手した槍をしっかりと装備して、苦戦必至のボス戦にチャレンジだ。
どんどん世界が広がっていく自由度の高いクラフトゲーム
ストーリーに沿ったミッションはあるが、広大なマップを自由に探索することもできる。
使える道具や行ける場所がどんどん増えていくので、やればやるほどゲームの楽しみが広がるはずだ。
インディーズゲームということを忘れてしまうくらいのクオリティー、そして面白さがあるので、クラフト系のゲームが好きな人は必ずチェックしておこう!
- 使用した端末機種:iPhone 5s
- OSのバージョン:iOS 10.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
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