765ミリオンオールスターズが満を持して登場!ライブの躍動感が半端じゃない!!
『アイドルマスター』(以下、アイマス)のソーシャルゲームは、GREE版の『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、ミリマス)とmobage版の『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、デレマス)、同じくmobage版の『アイドルマスター SideM』の3種類がある。
※現在は3タイトルともiOS、Android向けにアプリストアからも配信されており、プラットフォームに関係なくプレイ可能
本作『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(以下、ミリシタ)は『ミリマス』のアイドルたちを含む50名を超えるアイドルが活躍する新作アプリ。
アーケードやコンシューマー時代のアイマスからおなじみの、765プロダクションのアイドルたちも登場する。
天海春香や如月千早といった765プロ初期メンバーも登場。先輩らしく成長した彼女たちにも注目だ
アイドルたちの大迫力のライブに加え、「劇場」や「お仕事」といったミリマスならではの要素も詰め込まれた作品といえるだろう。
プレイヤーは、765プロダクションのプロデューサーとなる。おなじみ、大塚芳忠さんのボイスの社長から、新たなプロジェクトとして、39人の新人アイドルとともに劇場の運営を行っていくように告げられる
ゲームでは、ライブ公演をこなしながら、プロデューサーとしてアイドルたちの成長を見守り、絆を育みながら劇場のファンを増やしていく。
ライブには、最大5人のユニットで挑戦。本作では「Princess」「Fairy」「Angel」の3タイプのカードの中からユニットを編成することになる
ライブパートでは、上から落ちてくるノーツをタイミングよく操作していく。操作は『デレステ』と同様、タップ、長押し、フリック、スライドの4つとなるが、本作には上フリックがある
ライブを行うと、プロデューサーのレベルや劇場のファン数、ユニットに編成したアイドルの親愛度などが増える。
これらを上げ、新たな「コミュ」や「楽曲」などを開放していくことがゲームの基本的な流れとなる。
「メインコミュ」では、新人アイドルたちが成長していくストーリーをフルボイスで楽しめる。悩み、葛藤する彼女たちを暖かく見守っていこう
「お仕事」では、ライブをプレイすることとほとんど同じ報酬が得られるので、ライブをやる時間がないときなどに利用すると効率的だ。
「元気」(いわゆるスタミナ)を消費することで、こちらでもプロデューサーレベルや選択したタイプのアイドルとの親愛度等が増える。どのアイドルのお仕事をプレイするかはランダムになっているようだ
お仕事では、まれに選択肢が出現するコミュが発生することも。正解を選べば、「パーフェクトコミュニケーション」させることもできる
スマホ史上最高峰のライブ演出
本作の魅力は何といってもライブパート。アイドルの配置、カメラアングル、エフェクトなど演出がとにかく圧巻の内容だ。
とにかく動きまくるアイドルたちが、プレイヤーを魅了してくれる
同じ曲の中でも、アイドルの配置が入り乱れるといっていいくらい変わる。それぞれに違うアクションをさせるのは簡単ではないはずだ。
正面以外からのカメラアングルも非常に多い。ライブを臨場感あるものへと演出してくれる
ライブ中に出現するスペシャル音符をタッチすると「スペシャルアピール」に突入し、きらびやかなエフェクトで彩られる特別な演出を見ることができる。ここはノーツが流れなくなるので、思い切りアイドルを愛でられる瞬間だ
ミリシタのライブパートの特徴
- レーン数で難易度を調整できるので自分のレベルにあった難易度を選ぶことができる
- 縦画面のソロライブが遊べる
- 曲の演出でノーツの速度が変わる
ちなみに、GOODでもコンボは途切れないため、よりフルコンボしやすくなっているはずだ
初心者から上級者までプレイできるよう、難易度によってタップするレーン数が変わる
難易度はやさしいほうから「2MIX」「4MIX」「6MIX」「MillionMIX」の4つ。
数字はレーンの数を示しており、難易度が上がるとタップする箇所が増えていくことが特徴だ。
最もやさしい2MIX。ノーツを1つ1つ追っていけるような簡単な難易度なので、新規の方はここから感覚をつかんでいくといいだろう
高難易度のMillionMIXも、レーンの数は6つ。6MIXよりノーツが増えることに加え、小刻みに挟まれたフリックや、連打、乱打が待ち受けている
6つタップするところがあるのは大変ではあるが、全体的にタイミング判定が緩めになっており、前述のとおりGOODでもコンボが途切れない。
MillionMIXを極めるのはもちろん大変だが、初心者にもプレイしやすいものにもなっているといえるだろう。
縦画面でソロライブが楽しめる
ライブには、複数人で臨む「ユニットライブ」と、センターキャラクター1人のみの「ソロライブ」の2種類が存在する。
ソロライブを選択すると、なんと縦画面でプレイすることになり、このモードのときはレーンが2つで片手でのプレイも可能になる。
移動中などに手軽にプレイしたい場合や、お気に入りのアイドルだけを間近で見たい場合に利用していこう。
アイドルを、最前列のさらに前で見ているような感覚。自分のために歌ってくれているとさえ思える近さだ!
ソロで選べる難易度は、2MIXと2MIX+の2つ。後者は同時押しなどがあるので、片手でのプレイの難易度は高いが、親指でも簡単にプレイできる。
ユニットライブが難しいと感じた人は、先にこちらをプレイしてみてもいいかもしれない。
曲の演出でノーツの速度が変わる
筆者が最も面食らったのは、1曲の中でノーツの速度が変わるところ。
なかなか慣れることが難しいが、リズムゲームの新たな試みとして、非常に面白い要素であるとも感じた。
「ココロがかえる場所」のサビ部分「ゆっくり流れる~」のところで、本当にノーツもゆっくり流れる。あまりの驚きに、初見では対応しきれなかった……
このノーツ速度の変化は、難易度が上がるほど設けられていることが多い。フルコンボへの新たな壁として、プレイヤーに立ちはだかる存在になりそうだ。
ライブ以外でもアイドルたちは動き回る!
ライブもそうなのだが、お仕事や劇場にいたるまで、さまざまな場面でアイドルは動いてくれる。
“彼女たちがそこにいる”という感覚をより強く味わえるものとなっている。
メニュー画面の背景が劇場になる。控え室やエントランスなど、劇場内を移動することも可能だ。アイドルたちは雑談や公演へ向けた準備など、思い思いの行動をとっているので、話しかけて絆を深めてみよう
コミュなどのアドベンチャーパートでも、アイドルたちはセリフのたびに動く。フルボイスであることも相まって、彼女たちをより身近に感じることができる
ファンにはうれしい細かな設定がわかる機能も
アイドルの新たな一面が見られるような、ちょっとした機能が随所に搭載されているところも本作の魅力。
ファンなら確実に満足できるはずだ。
メニュー画面の「モバイル」からは、アイドルから届いたメールや、公式ブログを閲覧することができる、いかにもその娘が書きそうな文章を楽しめる
こういった細やかさは、さすが『アイマス』だと感じた
「コミュ」の「エトセトラ」からは、ローディング画面で流れるアイドルの「ヒミツ」や「オフショット」が閲覧できる。周知のものから驚愕の情報まで、アイドルたちをより知ることができる内容となっている
ファンのみならずプレイしてほしい出来栄え!
待望の765 ミリオンオールスターズが登場するアイドルライブ&プロデュースゲームとあって、非常に期待度、注目度の高い本作。
高い期待にじゅうぶんに答えてくれるクォリティーの作品となっているので、ファンはもちろん、今まで『アイマス』に触れてこなかった人にもぜひプレイしてみてほしい。
筆者も待ちに待っていた765初期メンバーも! 数百にもおよぶ名曲たちを、ぜひゲーム内でプレイできるようにしていただきたい!!
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android7.0
- プレイ時間:約5時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.6
- 課金総額:0円
(C)窪岡俊之
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