- テスラ&忠臣!高耐久ヒーローが流行した7月シーズン
- 【遠】カード強化とコラボ復刻で変わった環境
- 初手水属性はもう安定しない?
- ヒーロー別!気をつけたい属性とカード
- 7月シーズン上位100名の使用率ランキング
テスラ&忠臣!高耐久ヒーローが流行した7月シーズン
テスラがキービジュアルとなった7月シーズン「夏真っ盛り!イタズラ大作戦」。
5月末に実装されたスタン罠「忘愛の長女 アレクサンドラ」などの普及と、6月中旬に行われたバランス調整でアビリティが強化されたことにより、以前とは比べものにならないほど「ニコラ テスラ」を見かけやすいシーズンとなった。
※テスラには7月27日に改めてバランス調整が入っている
忘愛の長女 アレクサンドラのステータス
- スキル効果:敵を6秒間スタンにする罠を設置(20秒間)
- レベル20時のカードステータス
攻撃:145
防御:47
体力:949
テスラとアレクサンドラの流行によって、6月シーズンではよくデッキ候補として挙がった、ガード非搭載型のデッキはほとんど見かけられなくなった。
一時は採用率が落ちた【防】カードが、迷ったら1枚は入れておきたいカードに返り咲いた。
さらに人気上昇したカノーネ&忠臣
【防】カードがほぼ必要不可欠となったことで、6月にも増して搭載されやすくなったのが【破】カードによるガードブレイク攻撃だ。
そして、最も【破】カードでダメージを叩き出しやすく、繰り出しやすくなる「桜華 忠臣」も今シーズンで大流行したヒーロー。
テスラと忠臣は、どちらも体力倍率が高く、【破】カード登場以降活躍しづらくなっているタンクの代わりにような「ドア型」で立ち回るプレイヤーも多かった。
【遠】カード強化とコラボ復刻で変わった環境
もうひとつの大きな変化が、遠距離攻撃カードの流行だ。
多くのUR【遠】カードが発動時間「無」で使用できるようになったのは、5月末のアップデート。
修正直後はパラパラと見かける程度だったが、6月末のギルティギアコラボ復刻から一気に再注目され、「名門サッカー部 イナズマシュート」を筆頭に見かける機会が多くなっている。
イナズマシュートは、今までほとんど見かけることのなかった“木属性”の攻撃カード。
「迷ったときはとりあえず水属性にしておけば安全!」と思っていたバトル序盤の属性選びに一石が投じられている。
初手水属性はもう安定しない?敵チームの構成を要チェック
いくらイナズマシュートが流行っても、使ってくるのは相性のいいソルやノホタン、ルチアーノがほとんど。
もちろん、予想外のヒーローが放ってくることもあるが、相手のデッキ構成がわからないバトル序盤は、ヒーローのデッキ傾向から属性対策するだけで、弱点をつかれることは減ってくる。
開幕時にCを制圧しに行く場合に気をつけたいのが、テレパスによる奇襲や無防備になりがちな制圧モーション中のカノーネなどの攻撃カードだ。
属性決定のしかた
実際のバトルを例に、筆者の属性決定のしかたを紹介していこう。
序盤の敵ヒーローの行動予想
- ルチアーノ
E地点制圧後スキを見てテレパス(水属性)使用→火属性× - ミク
C地点に急行してフルークやカノーネ、電撃ロボではがし狙い→制圧直前にガードを展開した上で火力の高いカノーネを優先警戒→火属性× - リリカ
D制圧後すぐに援軍に→高火力通常攻撃に注意
予想はあくまで予想なので、予想外の攻撃に驚かされることも少なくない。
開幕さえ乗り切れば、あとは相手のつかってくるカードをみて、状況に合わせて属性変更して対処していくだけだ。
相手のリリカは、ガード非搭載型だということが判明。フルークに気をつけながら近づけば、電撃ロボでほぼ確実にスタンできることが判明した。
ヒーロー別!気をつけたい属性とカード
例でもわかるとおり、バトル序盤は相手のデッキを予想するしかないのだが、開幕直後の優劣を決定づける要因にもなりえる。
個人個人で考え方は異なると思うが、考えてのぞむのと、何も考えていないのとでは大きな差となってくる。
そこで、個人的な見解となるが、相手のデッキがわかりきる前に属性決定するうえで注意したいことを紹介していく。
1.基本的に木属性はNG!まといがいた場合は特に警戒
まず、どのヒーローでも使われやすい「機甲師団 フルーク・ツォイク」が火属性のため、木属性は、水属性の敵を通常攻撃やダッシュアタックで倒し切りたいときのみ切り替えるのがおすすめ。
また、敵チームにまといがいた場合は、特に木属性が危険になる。
フルークを使ってきやすいヒーロー
- 桜華 忠臣
- 深川 まとい
- Voidoll
- 初音 ミク
- コクコット ブランシュ
- その他、タンクを除くヒーロー全般
2.最高火力のカノーネ&奇襲攻撃のテレパス!制圧時の火属性にご用心
次に気をつけたいのが、水属性カードでの攻撃。
効果発揮できるのがガード展開時に限られるが、通常攻撃の約4倍の大ダメージを叩き出せる「反導砲 カノーネ・ファイエル」で弱点をつかれてしまうと、耐えることは難しい。
さらに、気をつけたいのが「恒星間転送装置 Tele-Pass」による不意打ち攻撃。最前線にいる場合は、うまく回避してやり過ごしたい。
カノーネを使ってきやすいヒーロー
- 桜華 忠臣
- ソル=バッドガイ
- ディズィー
- コクリコット ブランシュ
- Voidoll
- その他タンク以外のヒーロー
テレパスを使ってきやすいヒーロー
- ルチアーノ
- 深川 まとい
- 十文字 アタリ
3.水属性の天敵!イナズマシュート
1、2と自身のフルークで火力を発揮しやすいという理由から、水属性で行動することが多い筆者だが、1枚だけ注意しているのが「名門サッカー部 イナズマシュート」だ。
使ってくるヒーローのだいたいが、攻撃倍率の高いヒーローとなっているため、ガードなしで被弾するとひとたまりもない。
これから列挙するヒーローの攻撃手段が判明するまでは、他属性でいるほうが安全だろう。
イナズマシュートを使ってきやすいヒーロー
- ソル=バッドガイ
- 双挽 乃保
- ルチアーノ
- ニコラ テスラ
- リュウ(暫定)
リュウ&春麗登場の新環境に注目!
7月27日から開始された、ストリートファイターVコラボ限定ヒーローの「リュウ」と「春麗」、そしてコラボ限定カードの登場により、8月シーズンのバトルアリーナは、さらに奥深いものになってくるはず。
SPチップで特別先行入手できる新カードたちも、そろそろ本格導入されることだろう。
ますますヒーローとカードが多様化していく『#コンパス』。なかなか一筋縄にはいかないバトルをさまざまな工夫で勝ち抜いていこう!
おまけ:7月シーズン上位100名の使用率ランキング(7月21日17:45時点)
今回、シーズン終盤のランキング上位100人の使用ヒーローとカードを独自に調査してカウントした。
テスラと忠臣の使用率の高さから、アレクサンドラや呪詛包帯、フルークやカノーネの使用率が相対的に高くなるのは当然のことなのだが、テレパスの採用度の低さに驚いた。
ワープ先が最も近い相手の位置に左右されてしまうのは、上位になればなるほど使い勝手が悪く感じるのかもしれない。
使用ヒーローランキング
ヒーロー名 | 使用数 |
---|---|
ニコラ テスラ | 20 |
桜華 忠臣 | 17 |
ルチアーノ | 12 |
ソル=バッドガイ | 10 |
グスタフ ハイドリヒ | 9 |
初音 ミク | 6 |
リリカ | 6 |
Voidoll | 5 |
マルコス'55 | 4 |
十文字 アタリ | 3 |
ジャンヌ ダルク | 2 |
ディズィー | 2 |
双挽 乃保 | 2 |
深川 まとい | 1 |
コクリコット ブランシュ | 1 |
使用カードランキング
カード名 | 使用数 |
---|---|
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK | 52 |
祭りの真打ち!打ち上げ花火 | 37 |
どこにでもいけるドア | 27 |
機航師弾 フルーク・ツォイク | 25 |
ドリーム☆マジカルスクエア | 23 |
魂を司る聖天使 ガブリエル | 22 |
帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー | 21 |
反導砲 カノーネ・ファイエル | 20 |
忘愛の長女 アレクサンドラ | 16 |
究極系ノーガード戦法 | 12 |
ギアメーカー | 12 |
呪詛包帯 | 12 |
神技官 アンジュ・ソレイユ | 12 |
【空駆ける歌姫】初音 ミク | 9 |
オールレンジアタック | 8 |
【号令する歌姫】初音 ミク | 7 |
名門サッカー部 イナズマシュート | 7 |
【祝福する歌姫】初音 ミク | 6 |
ひめたる力の覚醒 | 6 |
聖女の守り手 黒猫リリィ | 6 |
聖女の後衛 銃士レオン | 5 |
とある家庭用メカの反乱 | 4 |
【我羨惚(がせんこつ)】紗夢(じゃむ) | 3 |
革命の旗 | 2 |
恒星間転送装置 Tele-Pass | 2 |
【ピースメーカー】初音 ミク | 2 |
ジャック・オー | 2 |
学園の王者 生徒会執行部 | 2 |
電撃ロボ Eledoll-11 5 | 2 |
連合宇宙軍 サテライトキャノン | 2 |
迅雷の科学者 アバカン | 2 |
対消滅ロングレンジライフルHum-Buster | 2 |
※使用数が1のカードは除外
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