リアルさと遊びやすさが両立したフライトシューティング
『War Wings』は、歴史上で実際に使われていた戦闘機を操縦して、世界中のプレイヤーとエースパイロットの座を争っていくTPSだ。
対人戦に特化した作りとなっていて、チュートリアルを終えると、あとは実戦で経験を積んで自分自身の腕を上げていくシステムとなっている。
搭乗できるのは、「イギリス」「ナチス・ドイツ」「アメリカ」「ソビエト連邦」の戦闘機。
見た目も性能も国によって大きく異なり、非常に個性豊かになっている。
戦闘機のステータス
- SPEED:速度
- MANEUVERABIKITY:機動性
- FIREPOWER:火力
- GROUND ATTACK:地上攻撃
- SURVIVABILITY:生存性
エイムがラクラク! TPS初心者にもやさしい操作性
本作の操作は、一般的なTPS・FPSゲームに加速と減速、ターゲット視認などの要素を盛り込んだ形式となっている。
たくさんのボタンの数に驚くかと思うが、いざ操縦してみると、補助機能が多いだけ。1~2戦こなせば、自然となじんでくるはずだ。
そして便利な補助機能として、「追跡アシスト」と「ターゲット視認」、そして「ミニレーダー」をタップすることで起動できる「俯瞰(ふかん)ビュー」がある。
照準も非常に合わせやすいものとなっていて、本来はなかなか難しい偏差射撃も、オレンジ色の「リード照準」にレティクル(クロスヘア)を合わせて射撃するだけで、バシバシ当たる!
これらの機能があることで、だれもがキルを量産する爽快感を味わいやすくなっている。
よりリアルな操縦感を味わえる! ジャイロ操作やゲームパッド操作も
バーチャル操作パッドによる操縦以外にも、スマホを上下左右に傾けて操作する「加速度計」といわれる操縦法や、「ゲームパッド」を接続しての操縦も可能だ。
特に加速度計は、実際に操縦桿(レバー)を握っているような感覚が味わえる楽しい操作法となっている。
集中砲火が勝利のカギ!? 4vs4のリアルタイムPvPバトル
メインコンテンツとなる対人戦は、世界中のプレイヤーとマッチングして4vs4で繰り広げる、少数型のチームバトルだ。
1バトルは最大6分間。先にリスポーンに必要なチームの「チケット」を0にした方が勝利となる、デスマッチ方式のルールで争うことになる。
自分が1度も撃墜されなくとも、チームで10デスしてしまうと敗北が決定してしまうので、チーム同士での協力が必然的に求められてくる。
敵機に後ろをつかれている味方機がいたら、全力でカバーしたい。
そして、戦闘機でのバトルだからこその面白さともいえるのが、ダメージシステム。
戦闘機の部位によって、それぞれ装甲が設けられていて、各部位の損傷具合が操縦に影響を及ぼすのだ。
詳しいことはわからなかったが、コックピットを狙えば少ない弾数でも倒せる……など、いわゆる「ヘッドショット」にあたるようなダメージ効率のいい部位もあるはず。
基本的には、ひとつの部位を集中攻撃して破壊すればキルできる。
友だちとの協力プレイやリーグ戦、拠点防衛も
今回のプレイでは確認できなかったものの、友だちになったプレイヤーとルームでチームを組んでからバトルに参戦することも可能。
また、搭乗する戦闘機のランクが「T3」以上になると、他プレイヤーとランキングを競える「リーグ」に挑んだり、新たなゲームモードである「拠点防衛」で遊んだりできるようになるようだ。
戦闘機を研究! 装備をアップグレードしてバトルを有利に
戦闘機の強化要素が非常に多彩なのも、本作の特徴。
バトルで搭乗した機体には、勝敗にかかわらず経験値が積まれていく。
レベルアップで一定のレベルへと到達すると、動力や装甲などをアップグレードできるようになり、経験値と同様にバトルで得られる「RP」や「シルバー」を消費して、機体を強化できる。
また、新しい技術や機体を研究開発することもでき、ゲームをやり込めばやり込むほど、機体が強くなるだけでなく、プレイの幅も広がっていく。
シンプルながら面白い! パーティープレイにもおすすめ
もともと対人戦系のゲームが好きな筆者は、1バトルこなしただけでも本作の虜になってしまった。
戦闘機や戦艦などを操作するゲームはほとんどプレイしたことがなかったが、すぐに『War Wings』の世界に溶け込めた。
対戦ゲームながら、その敷居はかなり低く感じられたので、周りの友だちなどと一緒にプレイすると、より楽しく遊べるはずだ。
FPS、TPSをやったことがないという人でも間違いなく楽しめるので、敵機を撃墜する爽快感をぜひ味わってみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- iOSのバージョン:10.3.3
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:3.0.0
- 課金総額:0円
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