現実世界のあちこちにポケモンが! 気分はまさにポケモントレーナー
『ポケモンGO』は、世界中の現実の世界を舞台に、ポケモンを捕まえたり、バトルをしたりできる、ポケモントレーナー気分を味わえる位置情報ゲーム。
位置情報を使ったゲームと聞くとNianticの『Ingress』を真っ先に思い浮かべる人が多いことだろう。ポケモンGOは、そのNianticに加え、ポケモンと任天堂が協力して開発していることでも話題となっている。
マップ上に点在する青いピンは、ポケストップと呼ばれ、モンスターボールやきずぐすりなどのアイテムをゲットできる重要な場所となっている。
ポケストップでアイテムを集め、ポケモンを見つけて捕まえる、という流れが基本的なプレイ要素となる。
ポケモンの捕まえ方
マップ上に現れたポケモンをタップすると、ポケモン捕獲パートへ突入。モンスターボールをポケモンに向かってスワイプし、命中させればゲットすることができる。
モンスターボールを当てれば必ずゲットできるわけではなく、ポケモンごとに捕まえやすさが設定されている。
モンスターボールを投げる際に、ポケモンに表示される輪の色が捕獲難易度となっており、緑・オレンジ・赤の順に捕まえにくいようだ。
ポケモンをゲットに成功すると、そのポケモンのほかに、育成に使う「ほしのすな」と「○○のアメ」、プレイヤーレベルの経験値を獲得する。
各所のジムでポケモンバトル
ポケストップとは別に、マップ内でひときわ目立つのがジムだ。各地の名所や有名なモニュメントに位置しており、ポケモンバトルができる場所となっている。
バトルは、家庭用ゲーム機向けのポケモン本編とは異なり、画面をタップすることで決められた技を繰り出すシンプルなシステム。
攻撃を繰り返すと、メーターがたまっていき、一定量たまると長押しでスペシャルアタックの発動が可能になる。
初めてジムに挑戦する際に、ヴァーラー(赤)・ミスティック(青)・インスティンクト(黄)の3チームから、自分の所属するチームを選択する。
敵チームが占領しているジムでバトルに勝てばジムを奪うことができ、味方チームのジムでは自分のポケモンを設置してジムを強くしたり、味方トレーナーと戦うトレーニングを行うことが可能だ。
こんな場所がポケストップに!
さまざまな場所がポケストップに設定されており、早くも各地で本作をプレイする人で賑わっている。
さっそく配信日当日(2016年7月22日)、都内のスポットへ行ってみた。
中でも、渋谷のハチ公周辺は、待ち合わせをする人や、記念写真を撮影する外国人観光客に混じり、ポケモンGOに夢中の人が多数いてカオスな状況になっていた。
また、全国のマクドナルドでコラボが実施されており、約400店舗がジム、2,500店舗がポケストップとして登場する。
渋谷では、渋谷センター街店がポケストップに、渋谷店がジムになっており、スマホ片手に来店している人を多数見かけることができた。
この他にも、街中のいたるところがポケストップになっており、「ここにこんなのあったっけ?」と感じることの連続。思わぬ発見ができ、ゲーム内以外での面白さを体験できた。
歩きスマホには細心の注意が必要
半日ほど外出してプレイしたことで思ったのは、ついつい歩きスマホしそうになってしまうこと。
本作を起動させ歩いていると、スマホが振動してポケモンの発見を教えてくれるのだが、そこで歩くのをやめずに画面をみてしまうことがしばしば。
信号や車が多く通る道路、階段などでの歩きスマホは非常に危険なので、必ず周りに注意して立ち止まってからポケモンを捕まえよう。
「Pokémon GO Plus」の発売に期待
ポケモン集めに、バトルやポケストップ巡りと、期待に違わず遊び応えのある本作だが、見逃しては置けない課題もある。
中でも、位置情報を利用しているうえに、常に起動して画面を表示させないといけないため、バッテリーの消費が非常に激しいことは致命的。
スマホと連動する専用デバイス「Pokémon GO Plus」の発売が待たれるが、それまではモバイルバッテリーの活用で乗り切ろう。
子供のころに夢見たポケモントレーナーになれるという魅力があるだけに、つい夢中でプレイしてしまうが、くれぐれも事故やマナーを意識して楽しんでほしい。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:0.29.3
- 課金総額:0円
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