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ドコモが2画面スマホ「M」を発表!スマホゲームでの使い方やスペックを検証

10月18日(水)、NTTドコモの新サービス・新商品発表会が開催された。待望のGalaxy Note8のほか、2画面スマホ「M」など、特徴的なラインアップを用意する。

4年ぶりの異彩を放つ2画面端末「M」に注目が

今回発表された新商品は下記のとおり。

発火問題で国内発売が見送られたGalaxy Note7の後継機Galaxy Note8をはじめ、多彩な機種を展開する。

スマートフォン

  • Galaxy Note 8(SC-01K)
  • AQUOS sence(SH-01K)
  • Xperia XZ1(SO-01K)
  • Xperia XZ1 Compact(SO-02K)
  • MONO(MO-01K)
  • arrows NX(F-01K)
  • M(Z-01K)
  • V30+(L-01K)
  • Disney Mobile on docomo(DM-01K)
  • JOJO(L-02K)

らくらくホン

  • らくらくスマートフォン me(F-03K)

タブレット

  • arrows Tab(F-02K)
  • dtab(d-01K)

Galaxy Note8のほかには、Daydream対応のV30+(LG)や3D撮影に対応したXperia XZ1(ソニー)などのフラッグシップモデルがラインアップされるが、中でも目を引くのが、2画面スマホ「M」だ。

これは、ドコモが主導して企画、ZTEと共同開発した端末で、ドコモでは2013年に発売されたMEDIAS W(NECカシオ)以来の2画面を搭載したスマートフォンになる。

折りたたみ式で2つの約5.2インチサイズのディスプレイをパカパカ曲げられるギミックは、MEDIAS Wを触ったことのあるマニアには懐かしく感じることだろう。

2画面スマホ「M」。正面から見ると普通のスマートフォンと大差ない形状だが……

反対側にもディスプレイを搭載。折りたたむと、背面の外側にもう一方のディスプレイが向く

2つのディスプレイは、

  • 通常モード
  • 大画面モード
  • 2画面モード
  • ミラーモード

の4つの表示モードがあり、いかなる場面においても画面下部のナビゲーションバー内にある「M」ボタンから変更ができる。

通常モードは、片方の画面だけを使用する通常のスマートフォン同様のモード。

大画面モードは、2つのディスプレイを1つの画面として活用するもので、地図を大きく表示させたり、電子書籍を見開きで表示させるなどの使い方が便利そうだ。

電子書籍を見開きで表示させたものがこちら。文字がメインのページだと読みにくいが、漫画を見開きで読めるのは利点の1つ

ブラウザはタブレットで開いたような表示領域になる

フリック入力キーボードは、片方の画面に数字と一部記号のキーが表示される

ChromeやGoogleマップなどの対応アプリは大画面モードでも問題なく使うことができるが、その他のアプリもむりやり大画面表示させることが可能だ。

『リネージュ2 レボリューション』を大画面モードで表示したところ、テキストはまともに読むことができず……。ディスプレイ間のベゼルも気になってしょうがない

『キャンディークラッシュソーダ』は画面のサイズに合わせて見やすく表示される。時間の都合で試せなかったが、その他のKingのタイトルも見やすく表示されるかもしれない

2画面モードは、2つのディスプレイに異なるアプリを表示させるもので、マップを表示しながらLINEでチャット、攻略記事をブラウザに表示しながらゲームプレイ、など使い方は多岐にわたる。

試しに2つのゲームを同時に起動してみたが、片方をタップするともう一方の画面は動作が止まってしまった。

表示自体は可能だが、同時プレイは不可。片方をオートプレイで回して、もう片方を手動で進める、という遊び方は無理なようだ

YouTubeとゲームの同時起動もOK。ゲーム側をアクティブにしても、YouTubeの再生は止まることはなかった

なお、この2画面表示はAndroidのマルチウィンドウ機能を活用して実現しているとのことで、同じアプリを2画面に分けて表示させることはできない。

ただし、例外としてChromeに限り、2画面に別のページを表示させることができる。

2画面に別々のページを表示。調べものがはかどること間違いなしだ

最後のミラーモードでは、同じ画面をそれぞれのディスプレイに表示させることが可能。

テント型に立てかけて、向かい合った人同士で同じ画面を見ることができる。

搭載するSoCはSnapdragon 821( 2.2GHz×2+1.6GHz×2)、RAMを4GB、内部ストレージは64GB。

外部ストレージはmicroSDXCの最大256GBまで対応している。

また、ディスプレイの解像度は、それぞれフルHD(1,080×1920)となっている。

Antutu Benchmarkの結果は65,279。展示モデルでは、3Dテストがサポートされておらず、正確な評価はできないが、1画面表示であれば『リネレボ』を遊べるレベルで動作させることはできた

搭載するバッテリー容量は2,930mAh。通常のスマートフォンであれば、決して少なくはないが、2画面を使用する本機で実利用時間がどの程度になるのかは気になるところ。

会場の担当者からは、「まだ測定していない。」との回答が得られたことは記しておく。

重量は228g(メーカー発表値は、約230g)。当然だが、通常のスマートフォンよりは重い

久しぶりの変態端末の登場に、胸を躍らす人が多かったようで、会場に展示された中でも、ひときわ注目が集まっていた。

発売は2018年1月以降を予定している。

Daydream Readyスマホも登場!

「M」の他に注目なのは、やはりGalaxy Note8。

Note7が発売されなかったこともあり、待ち望んでいたファンも多いはずだ。

Sペンのボタンをクリックすると、ペンのメニューが表示。書き味は、紙に書くのにかなり近付いた印象

Galaxy Note8は、10月26日(木)に発売となり、本日より予約が開始されている。

他には、LGのV30+がDaydream View対応端末として登場。国内キャリアが扱うものでは、初のDaydream対応となる。

前面はベゼルがかなり狭く、Galaxy S8シリーズに近い印象。なお、Android 8.0をプリインストールする

数量限定で、V30+を購入すると、Daydream Viewがプレゼントされるキャンペーンを実施。こちらは、先日国内販売が発表された新型になるとのこと

こちらは、「M」同様、2018年1月以降発売予定となっている。

(C) NTT DOCOMO, INC.