激戦区東京を勝ち抜く2チームは果たして!?
3人対3人の団体戦で、最強のオセロニアンチームを決める「オセロニアンの合戦」。
2月12日に行われた名古屋会場を皮切りに、全国6都市で予選となる地区大会が行われており、各地区の優勝チーム(東京会場のみ、2つブロックで優勝した2チーム)が4月21日に開催予定の決勝大会へ進出する。
学生選手権以来の団体戦となる本イベントだが、チーム人数に2人から3人になったことにより、よりチームでの戦略が求められる大会だ。
特に、同キャラ制限のある駒は、チーム内で1枚までしか編成できないというルールにより、ヴァイセやルキア、エンデガなど、使用率の高い駒も、使えるのは3人のうち1人だけ。
もちろん、蘭陵王も1人しか使用できない。
このルール内での対戦の模様が、本イベントの見所である。
オセロニアンの合戦 地区大会ルール
- コスト180以下のデッキのみ使用可
- 使用するデッキは以下のいずれかをでなければならない
神属性の駒が10枚以上
魔属性の駒が10枚以上
竜属性の駒が10枚以上
神、魔、竜属性の駒がそれぞれ4枚以上 - 各チームごとに決められた順番で同時に試合を行う
- チームメンバーが勝利した場合1ポイントを獲得する
- 2ポイント以上を獲得したチームが勝利チームとなり勝ち星を獲得
- 制限時間内に獲得した勝ち星数の上位2チームが地区大会決勝戦に進出
- 対戦中のメンバーとの会話は自由
- 同キャラ制限のある駒をチーム内で編成できるのは1枚まで。進化前・進化後・闘化後の駒は同じ種類とみなしチーム内の3つのデッキに編成することはできない
勝利時のポイントについては、決勝戦では下記のルールが適用される。
- チームメンバーが勝利した場合1ポイントを獲得する。ただし、チームリーダーが勝利した場合2ポイントを獲得する
- 3ポイント以上を獲得したチームが勝利となる
- 2ポイントで獲得ポイントが並んだ場合、代表選を行う。代表者はチームメンバーが相談して選抜する
東京会場では、A、Bの2ブロックに分かれて予選、決勝戦を行い、各ブロックの優勝チームが決勝大会へ駒を進める。
以下は、各ブロックの決勝戦の模様を紹介。
Aブロック決勝戦 「初心者同好会セイウチ倶楽部」VS「かぜねつ。」
Aブロックの決勝戦へ進んだのは、「初心者同好会セイウチ倶楽部」と「かぜねつ。」の2チーム。
「初心者同好会セイウチ倶楽部」は、決勝戦へ勝ち進んでいる時点で初心者であるはずがなく、しかもカップ戦オールレジェンドとして名高いkousei06と「オセロニアンの戦 2017夏」の当日代表枠を勝ち取ったスコフィールド、2名の「オセロニアンの戦 2017夏」ファイナリストを擁する強豪。
対する「かぜねつ。」も過去のリアルイベントで活躍しているテディを筆頭に、実力者がそろう。
第1試合 スコフィールド VS ざうるす
各チーム先陣を切るのは、スコフィールドとざうるす。スコフィールドはヘイラン、ざうるすは新春蘭陵王がリーダー。
序盤にヘイランを辺に設置したスコフィールドのデッキは、防御スキルを持った駒が多く入っており、強力な特殊ダメージスキルがダメージソースのざうるすは攻めあぐねる展開に。
ハロウィン・メーティスのスキル・コンボスキルや毒で削り、最後は盤面の駒がじゅうぶんたまったところで、進化アンドロメダでとどめ!
初戦は「初心者同好会セイウチ倶楽部」が白星を飾った。
第2試合 あっと VS すばる
続く第2試合は、新春蘭陵王トップのあっと、蘭陵王トップのすばるによる対戦。
先行をとったすばるは、初手から闘化エクローシア、2手目はコンボスキルを狙いX打ちという奇策に打って出る。
中盤は、あっとが闘化アシュナリーで召喚したアンヘルに闘化ミアクレルをつなぎ、どっちつかずの展開に。
コンボスキル導線を潰しあう一進一退の攻防が続き、互いにHPが5,000を切ったところで、盤面を読み切ったあっとが、金色アラジンでフィニッシュ。
最後までどちらに転ぶか分からない名勝負だったが、「初心者同好会セイウチ倶楽部」がポイントを連取した。
第3試合 kousei06 VS テディ
「初心者同好会セイウチ倶楽部」が2戦先取し、最終戦のチームリーダー対決へ。
リーダー戦では、勝利チームは2ポイントを獲得できるため、ここでかぜねつ。のリーダー・テディが勝てば、スコアは2対2となり、勝敗は代表戦へともつれ込むことになる。
デッキは、kousei06が進化ヨシノ、テディは闘化アルカードがリーダーの、互いに割合ダメージがリーダー。
実は、対戦前のインタビューにて、ニケの採用を匂わせていたテディを警戒してか、kousei06は終盤、相手のHPを削りすぎないよう、あえてランドタイラントで調整して確実にとどめを刺せるタイミングをうかがう。
しかし、ニケの採用はブラフだったようで、kousei06が闘化ヴィクトリアを出してゲームセット。
「初心者同好会セイウチ倶楽部」が3連勝で、Aブロック優勝。決勝大会進出を勝ち取った。
Bブロック決勝戦 「さいとくまといぬ」VS「ラーメン3銃士」
続いてBブロックの決勝戦。
「さいとくまといぬ」と「ラーメン3銃士」、チーム名にインパクトのある者同士の対戦となった。
第1試合 ぷーたん VS tai
初戦は、お互い進化ヨシノをリーダーにしたぷーたんとtaiのマッチアップ。もちろん、お互い初手でヨシノを出して削り合う立ち上がりに。
リッチや闘化ブランジェッタなどが入った、かなり構成の似通ったデッキ編成となっていた模様だ。
ぷーたんのデッキは、やや罠駒が目立っていたが、taiの対処が1枚上手となり、最後はルキアで釣られたヴァイセで試合を決めた。
第2試合 わ(やざけん) VS ソラ@動物園
続いて第2試合、わ(やざけん)は新春蘭陵王トップ。対するソラ@動物園は、A・Bブロックとおして初のレジェトップの竜デッキ。コスト180以下というルールから、デネヴではなくレジェを採用したと思われる。
ことによっては数ターンで勝敗が決してしまうが、あえて初手でX打ちをして相手をかく乱する。
序盤でコンボをうまくつなげなかったソラ@動物園は、忍竜、ジェンイーと続けるが及ばず。
その間に、わ(やざけん)が、ジークフリート、アラジンと、強力な駒を連打して勝負を決める。
竜デッキの戦力を封じる立ち回りと、手駒の引きでわ(やざけん)が勝利を収め、スコアをイーブンに戻した。
第3試合 =sai= VS ヨサト
泣いても笑っても最後のリーダー対決。
=sai=は、シーラーザードトップの回復耐久デッキ、ヨサトは闘化ムーニアトップでローランやゼルエルなど通常攻撃アタッカーを編成したデッキで雌雄を決する。
序盤から果敢に攻めるヨサトに対し、オーバーロードや回復マス生成をしながら徹底して盤面を取りに行く=sai=。
一時はHPが約1,000にまで減らされるも、回復やヒアソフィアのデバフで何とか耐え忍ぶ展開に。
厳しい展開を乗り越えた=sai=は、回復を重ねながら盤面を埋めていき、そのままHP勝ちを収める。
「さいとくまといぬ」が最終決戦を制し、見事決勝大会へ進出!
東京代表は「初心者同好会セイウチ倶楽部」と「さいとくまといぬ」に決定!
決勝戦の結果、東京会場から決勝大会へ進出するチームは、初心者同好会セイウチ倶楽部と「初心者同好会セイウチ倶楽部」と「さいとくまといぬ」に決定した。
地区大会も残すは福岡と仙台のみとなり、4月21日には各地区代表チームにより決勝大会が行われる。
なお、決勝大会当日には、大会当日枠予選が行われる予定。
すでに地区予選に参加して残念ながら敗退してしまったチームや参加すらしていないというチームでも、決勝大会への道が残されている。
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