モード切り替えがカギを握る高速バトルRPG！
本作は、豪華声優陣やイラストレーターが集結し、リリース前から注目度の高かったRPG。
「時間」をテーマとしており、バトルが高速で展開していくのが特徴だ。
主人公の特殊な能力により、「クエスト開始から77秒間は無敵状態」というのが特徴的。この間に、いかに敵を倒したり、「バレットゲージ」をためたりできるかが勝負の分かれ目になる
バトルでは「アクセル」「シールド」「チャージ」と3つのモードがあり、これらを状況に応じて使い分けていくのが重要だ。素早い反応と判断力が求められる
声優やイラストレーターに関する情報は、こちらの先行プレイレポートを参照してほしい。
今回は、ゲームシステムなどについて紹介していこう。
12のバースが争いを続ける「時計戦争」
本作の舞台は、現代世界。だが、世界は12の「バース」に分かれており、それぞれのバースは互いに争っている。
12のバースはそれぞれ時間を司っており、バースが敗北すると、その世界とその時間は滅んでしまう。
本作の世界は、「9」のバースがすでに滅びており、時計からは「9」の時間が消滅しているという設定だ。
物語は、バース4の軍勢がバース7に攻め込んできたシーンから始まる。
主人公「神名ヒカリ」の父親である「神名仁」は、バース7を統べる「クロッカーズ」だった。しかし、バース4の襲撃により、帰らぬ人となってしまう
クロッカーズが敗北すると、そのバースは消滅してしまう。ヒカリは仁からクロッカーズの座を受け継ぎ、主契約者「ウルズ・エヴェレット（ウル）」と行動を共にする
ヒカリは、バース4の攻撃を止めるため、ウルとともに異世界からの侵入口である「クロノゲート」の破壊に向かうのだった。
謎多き世界観も、本作の魅力である。
無敵状態から始まる高速戦闘！
本作最大の特徴は、ヒカリの能力である「インビンシブル77」により、クエスト開始から77秒間は無敵状態というところ。
77秒と聞くと短いと感じるかもしれないが、バトルの展開は実にスピーディーで、この間にさまざまな戦術をとることができる。
インビンシブル77の残り時間は、画面上に表示されている。最初のうちは、とにかく攻めることだけを考えていればいいだろう
キャラクターはそれぞれ、自動でモードに応じた行動を取る。プレイヤーは、戦況に合わせてモードの切替やサポートスキルの使用、「バレットタイム」の発動を行っていく。
攻撃の要・アクセルモード（画面を左にスワイプ）
画面を右から左にスワイプすると、攻撃用の「アクセルモード」に切り替わる。
味方が高速で攻撃を繰り出せるので、火力が高い。インビンシブル77の持続中は、最も使うモードだろう。
敵をどんどん倒せるので、爽快感も満点。
敵の攻撃を防ぐ「シールドモード」（画面を右にスワイプ）
シールドモードは、インビンシブル77が切れたときの守りの要。
画面を右にスワイプすることで発動し、敵の攻撃をシールドで防ぐ。受けたダメージは、下にある「シールドゲージ」がある間は、シールドが吸収してくれる。
シールドゲージが切れた後も、受けるダメージを軽減する効果がある。
普段使うことは少ないが、無敵時間が切れたあとや、メインクエストの一部でインビンシブル77が使えないときにお世話になるモードだ。
バレットゲージをためる「チャージモード」（画面を下にスワイプ）
下にスワイプすると、チャージモードに切り替え。
これは、画面上の「バレットゲージ」をためる用のモードで、発動中はキャラクターがチャージモード専用のスキルを使用し、自身や味方の強化を行う。
ゲームが進んでくると、アクセルモード中の攻撃でも倒しきれない敵が出てくる。そういった敵に対しては、チャージモードでゲージをためて、下の「バレットタイム」を使って応戦しよう。
超高速で連続攻撃を繰り出す「バレットタイム」
バレットゲージが満タンの状態で、バレットゲージをタップするとバレットタイムを発動する。
この間は、味方だけが動くことができ、行動スピードもアップ。怒涛の連続攻撃を仕掛けることができる。
ステージのボスや、協力戦の強い敵に対して使っていこう。
ゲージが必要な分、その破壊力はすさまじい。たいていの敵は、バレットタイムを使えば一瞬で倒すことができるだろう
普段は、ひたすらアクセルモードで押していけばいいが、ゲームが進んでくるとアクセルモードだけでは倒しきれない敵も出てくる。
また、クエストミッションの達成条件に「バレットタイムの発動」が含まれていることもあるので、ゲームに慣れてきたら、無敵時間の間にバレットゲージをためることも覚えていこう。
- 敵が弱いステージでチャージモード
- 適度にゲージがたまったらアクセルモードで撃破
- ボスが出てきたらバレットタイムで一斉攻撃
と、適宜バレットゲージをためながら進んでいくのがうまく戦うコツだ。
歴史上の有名人物が多数登場！
本作は時間をテーマにしているということで、時空を超えて歴史上のさまざまな有名人物がバトルキャラクターとして登場する。
キャラクターはそれぞれ、モードに応じたスキルを持っているほか、武器を装備してATK（攻撃力）をアップさせることができる。
武器はキャラクターレベルを上げることで装備可能になるため、レベルアップすることで大幅にステータスを上げることが可能だ。
最初に引ける5連ガチャでは、高レアリティのキャラクターが出やすくなっているようで、筆者は星5の「シャーロック・ホームズ」をゲットできた
ステータス画面では、能力の確認のほか、武器の装備ができる。また、「限界突破」により新たなアビリティが開放されていく
パーティーは、メインで戦うメンバー3人＋サポートメンバー3人という構成。
サポートメンバーは、便利なサポートアビリティを使うことができるので、忘れずに編成しておくこと。
パーティーは、メイン3人＋サポート3人という組み合わせで、3つまで編成できる。パーティーに組み組んでいるメンバーは、直接バトルに参加していなくとも、クエストクリア時に経験値がもらえるのがウレシイ
チュートリアルだとサポートには触れられないため忘れがちだが、バフ（ステータス強化）の効果が便利なため、サポートもしっかり編成しておきたい。
他プレイヤーとの協力が楽しい「協力戦」
本作のメインは、ストーリーを進行していく「メインクエスト」。
その他、キャラクター育成用の「イベントクエスト」「時限クエスト」がプレイできる。
基本的にはメインクエストを進めて、ストーリーを進行していこう。
メインクエストは章で分かれていて、それぞれの章に多数のステージがある。ボリューム満点だ
各話にはいくつかのステージがあり、ステージをすべてクリアするとクリアとなる。最後には強力なボスが待ち受けている
また、強力なボスに他のプレイヤーと力を合わせて立ち向かう「協力戦」もある。
いわゆるレイドバトル的な形式で、他のプレイヤーが戦っているボスに挑んで協力ができる他、自分のボス戦を他プレイヤーに手伝ってもらうこともできる。
リリース直後の現在は「ミドガルズオルム」が出現中。ボスを倒すことで、ボスのレベルが上がっていき、報酬も豪華になっていく
メインクエストで戦う敵と比べると、協力戦のボスは非常にHPが高く、手強い。
よほどパーティーを育成していない限りはインビンシブル77の効果中には倒せないので、シールドモードの使い方が重要になるだろう。
試しに挑んでみたところ、ボスのHPが異様に高く、インビンシブル77も時間切れに。シールドモードで敵の攻撃を防ぎつつチャージモードに切り替え、バレットタイムでなんとか倒すことができた
また、面白い要素として、協力戦で戦闘中のプレイヤーに「エール」を送れるというものがある。
エールは自分がバトル中に受け取ることもでき、送ったエール、受け取ったエールの数に応じて、もらえる宝箱がランクアップしていくという仕組みだ。
宝箱は一定時間ごとにオープンでき、宝箱のランクによってもらえる「成長の結晶」が増えていく。たくさんエールを送って、宝箱をランクアップしてみよう
スピーディーなモードの切り替えが楽しい！
オートバトルを見ているだけのRPGかと思いきや、モードの切り替えやサポートスキルの発動で、忙しい操作が求められる。
敵の攻撃タイミングに合わせてシールドモードを的確に発動していくのは、リズムゲーム、アクションゲームに通ずるものがある。
うまくモードを切り替えて強敵を倒せたときは、爽快感満点だ。
深く作り込まれた世界観も特徴的なので、世界観やキャラクターデザインが気に入ったなら、ぜひプレイしてみてほしい。
「ノベル」から、各話の細かな状況を知ることができる。登場人物の人間関係なども把握できるので、世界観が気に入った人はノベルも読んでみよう
- 使用した端末機種：iPhone 6s
- OSのバージョン：iOS 10.3.1
- プレイ時間：約6時間
- 記事作成時のゲームのバージョン：1.0.2
- 課金総額：0円
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