2018年夏モデルとして取り扱う端末は下記の7種類。
- Xperia XZ2
- Xperia XZ2 Premium
- AQUOS R2
- Galaxy S9
- Galaxy S9+
- HUAWEI P20 lite
- かんたんケータイ
各機種の特徴や基本スペックは、以下の記事にて掲載している。
ゲームに振動を加える「Xperia XZ2」
Xperia XZ2は、これまでフラットデザインのボディを採用してきたXperiaシリーズから一新し、丸みを帯びたデザインが印象的な1台。
指紋センサーが背面に配置、シリーズ初の縦長ディスプレイ(18:9)の採用など、あらゆる面で大胆な仕様変更が見られるのが印象的だ。
4K HDR動画撮影に対応したカメラ性能などが大きな特徴だが、中でも注目したいのが、起動したコンテンツの音に合わせて端末が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」。
例えば、撮影した動画やYouTubeの動画を視聴すると、端末が振動し、映像コンテンツをより臨場感のあるものにしてくれるのだ。
例えるならば、ライブ会場で大音量のサウンドが、地面や壁から振動として伝わる感覚が、スマートフォンを通して手のひらで感じられるようなイメージだろうか。
また、一部のゲームでもこの機能に対応しており、アクションに合わせて端末が振動する。
例えば、フォワードワークスの『みんゴル』では、ショットやチップインなどの瞬間に端末が振動するので、振動機能付きのコントローラーでプレイするコンシューマーゲームの感覚に近づいたと言えるだろう。
なお、動画再生での振動は、再生するアプリやコンテンツを問わず対応するが、ゲームでの振動はアプリ側で対応する必要があるとのこと。5月14日時点で対応がアナウンスされているゲームタイトルは下記のとおり。
発売は2018年5月下旬を予定。端末価格は、買い替えサポートなしで95,040円(税込)。
- みんゴル
- LINE:ディズニー ツムツム
- 23/7
- Mini guns
- Mini Metro
- Angry Birds Go!
- ファイナルファンタジーXV ポケットエディション
- クラッシュ・オブ・クラン
au初のPremiumも
これまで、ドコモ専売となっていたXperiaシリーズのプレミアムモデルだが、今回はauにて「Xperia XZ2 Premium」が取り扱われる。
Xperia XZ2同様、ダイナミックバイブレーションシステムに対応するほか、Xperia初のデュアルカメラや、4K HDR対応の約5.8インチディスプレイを備えるなど、XZ2の上位モデルとなっている。
発売は8月中旬を予定。
「Galaxy S9/S9+」はオートで動きを感知するスロー動画撮影が楽しい
続いて、Galaxy Sシリーズの新モデルGalaxy S9/S9+。
見た目上のデザインは1世代前のGalaxy S8/S8+と大差ないが、SoCにSnapdragon 845を採用や、カメラ機能の強化、Dolby Atmosのサポート、指紋センサーの位置変更など、さまざまな面で改良されている。
発表会の会場で設けられたタッチアンドトライでは、特にカメラ周りのスペックや機能がアピールされていた。
S9/S9+は、F値1.5の非常に明るいレンズを搭載しており、暗所ではこれまで以上に明るく写真撮影を行うことができるのだ。
また、明るい場所では、レンズの絞りを自動的にF価2.4に切り替える機構が搭載されており、シーンに応じて適した撮影環境が整う。
機能面で特筆すべきは、手軽にスローモーション動画を撮影できる「スーパースローモーション撮影」。
スーパースローモーションモードで録画中に、ディスプレイに表示される特定の範囲内の動きを検知すると、自動的に0.2秒間が約6秒間のスーパースローにて撮影される。
撮影したスーパースロー映像は、BGMを追加したり、GIFアニメとして保存することができ、ロック画面のライブ壁紙として設定したり、GIFアニメに対応したSNSでシェアしたりが可能だ。
ちなみに、この機能はハードウェア的アプローチで実現しているとのことなので、S8/S8+やNote8にソフトウェアアップデートで追加されることはないそうだ。
発売日は5月18日。
買い替えサポートなしでの機種代金は、Galaxy S9は95,040円(税込)、Galaxy S9+が112,320円(税込)となっている。
ノッチ付き国産スマホ「AQUOS R2」
AQUOS R2は、Xperia、Galaxyに次いで存在感を示すハイスペックスマートフォン。
縦長ディスプレイにSnapdragon 845、4GBのRAMなど、今シーズンのフラッグシップモデルのトレンドをひととおり抑えている。
また、シリーズの特徴であるIGZO液晶は、旧世代のAQUOS Rよりも応答速度が25%向上しており、さらに磨きがかかっている。
AQUOS Rと比較して異なるのは、動画用と静止画用のデュアルカメラを搭載することと、iPhone Xなどと同様にディスプレイ上部にノッチが設けられていること。
動画撮影の最中に、もう一方のカメラで静止画撮影をすることが可能で、AIが自動でシャッターを切る機能やSNS投稿用の動画を切り出す機能などが搭載されている。
機種代金は、買い替えサポートなしで95,040円(税込)。6月上旬に発売予定。
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