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au2018夏の注目機種はゲームで振動するXperia XZ2とスロー撮影が魅力のGalaxy S9/S9+

5月14日、auの2018年夏モデルが発表。ハイスペックなフラッグシップモデルを中心としたスマートフォン6機種、フィーチャーフォン1機種の計7機種がラインナップ。ここでは、注目機種の気になる特徴について触ってきたインプレッションをお届けしよう。

2018年夏モデルとして取り扱う端末は下記の7種類。

  • Xperia XZ2
  • Xperia XZ2 Premium
  • AQUOS R2
  • Galaxy S9
  • Galaxy S9+
  • HUAWEI P20 lite
  • かんたんケータイ

各機種の特徴や基本スペックは、以下の記事にて掲載している。

ゲームに振動を加える「Xperia XZ2」

Xperia XZ2は、これまでフラットデザインのボディを採用してきたXperiaシリーズから一新し、丸みを帯びたデザインが印象的な1台。

指紋センサーが背面に配置、シリーズ初の縦長ディスプレイ(18:9)の採用など、あらゆる面で大胆な仕様変更が見られるのが印象的だ。

4K HDR動画撮影に対応したカメラ性能などが大きな特徴だが、中でも注目したいのが、起動したコンテンツの音に合わせて端末が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」。

例えば、撮影した動画やYouTubeの動画を視聴すると、端末が振動し、映像コンテンツをより臨場感のあるものにしてくれるのだ。

例えるならば、ライブ会場で大音量のサウンドが、地面や壁から振動として伝わる感覚が、スマートフォンを通して手のひらで感じられるようなイメージだろうか。

また、一部のゲームでもこの機能に対応しており、アクションに合わせて端末が振動する。

例えば、フォワードワークスの『みんゴル』では、ショットやチップインなどの瞬間に端末が振動するので、振動機能付きのコントローラーでプレイするコンシューマーゲームの感覚に近づいたと言えるだろう。

例えば『みんゴル』では、ショットの瞬間やボールがバウンドする際などに振動する。また、みんゴルのみ、音量を0にしても振動が確認できた

振動の強さは、アプリごとに調節できる模様

なお、動画再生での振動は、再生するアプリやコンテンツを問わず対応するが、ゲームでの振動はアプリ側で対応する必要があるとのこと。5月14日時点で対応がアナウンスされているゲームタイトルは下記のとおり。

発売は2018年5月下旬を予定。端末価格は、買い替えサポートなしで95,040円(税込)。

  • みんゴル
  • LINE:ディズニー ツムツム
  • 23/7
  • Mini guns
  • Mini Metro
  • Angry Birds Go!
  • ファイナルファンタジーXV ポケットエディション
  • クラッシュ・オブ・クラン

au初のPremiumも

これまで、ドコモ専売となっていたXperiaシリーズのプレミアムモデルだが、今回はauにて「Xperia XZ2 Premium」が取り扱われる。

Xperia XZ2同様、ダイナミックバイブレーションシステムに対応するほか、Xperia初のデュアルカメラや、4K HDR対応の約5.8インチディスプレイを備えるなど、XZ2の上位モデルとなっている。

発売は8月中旬を予定。

「Galaxy S9/S9+」はオートで動きを感知するスロー動画撮影が楽しい

続いて、Galaxy Sシリーズの新モデルGalaxy S9/S9+。

見た目上のデザインは1世代前のGalaxy S8/S8+と大差ないが、SoCにSnapdragon 845を採用や、カメラ機能の強化、Dolby Atmosのサポート、指紋センサーの位置変更など、さまざまな面で改良されている。

発表会の会場で設けられたタッチアンドトライでは、特にカメラ周りのスペックや機能がアピールされていた。

S9/S9+は、F値1.5の非常に明るいレンズを搭載しており、暗所ではこれまで以上に明るく写真撮影を行うことができるのだ。

また、明るい場所では、レンズの絞りを自動的にF価2.4に切り替える機構が搭載されており、シーンに応じて適した撮影環境が整う。

機能面で特筆すべきは、手軽にスローモーション動画を撮影できる「スーパースローモーション撮影」。

スーパースローモーションモードで録画中に、ディスプレイに表示される特定の範囲内の動きを検知すると、自動的に0.2秒間が約6秒間のスーパースローにて撮影される。

撮影したスーパースロー映像は、BGMを追加したり、GIFアニメとして保存することができ、ロック画面のライブ壁紙として設定したり、GIFアニメに対応したSNSでシェアしたりが可能だ。

中央の黄色い正方形の範囲内で動きを感知すると、スローモーション撮影を開始。動きが予測しにくい動物の撮影などがやりやすい

ロック画面に、作成したGIFアニメーションを壁紙として設定可能

ちなみに、この機能はハードウェア的アプローチで実現しているとのことなので、S8/S8+やNote8にソフトウェアアップデートで追加されることはないそうだ。

フロントカメラで自分の顔を撮影し、3Dアバターを生成する機能も搭載。18種類のGIFスタンプが作成され、SNSで使用することができる

発売日は5月18日。

買い替えサポートなしでの機種代金は、Galaxy S9は95,040円(税込)、Galaxy S9+が112,320円(税込)となっている。

ノッチ付き国産スマホ「AQUOS R2」

AQUOS R2は、Xperia、Galaxyに次いで存在感を示すハイスペックスマートフォン。

縦長ディスプレイにSnapdragon 845、4GBのRAMなど、今シーズンのフラッグシップモデルのトレンドをひととおり抑えている。

また、シリーズの特徴であるIGZO液晶は、旧世代のAQUOS Rよりも応答速度が25%向上しており、さらに磨きがかかっている。

AQUOS Rと比較して異なるのは、動画用と静止画用のデュアルカメラを搭載することと、iPhone Xなどと同様にディスプレイ上部にノッチが設けられていること。

動画撮影の最中に、もう一方のカメラで静止画撮影をすることが可能で、AIが自動でシャッターを切る機能やSNS投稿用の動画を切り出す機能などが搭載されている。

長辺はベゼルレスに近く、ディスプレイの四隅はカーブしている。プリインストールされたギャラリーアプリであれば、撮影した写真や動画がノッチ部まで含む全画面で楽しめる

デュアルカメラは、上が動画撮影用、下が静止画用という構成

機種代金は、買い替えサポートなしで95,040円(税込)。6月上旬に発売予定。

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