ドコモ夏モデルでHUAWEI P20 Proが発売決定!Xperia XZ2のコンパクトモデルも

5月16日、ドコモの発表会が行われ、2018年夏モデルと新サービスが公開された。新製品での注目は、HUAWEI P20 Pro。ドコモ専売のシリーズ最上位モデルで、国内向けにおサイフケータイに対応した仕様で発売される。

2018年夏のドコモ新機種ラインナップは、以下のとおり。

  • Galaxy S9 SC-02K(5月18日発売)
  • Galaxy S9+ SC-03K(5月18日発売)
  • arrows Be F-04K(5月下旬発売)
  • Xperia XZ2 SO-03K(5月下旬発売)
  • AQUOS R2 SH-03K(6月上旬発売)
  • Xperia XZ2 Compact SO-05K(6月下旬発売)
  • LG style L-03K(6月下旬発売)
  • HUAWEI P20 Pro HW-01K(6月下旬発売)
  • Xperia XZ2 Premium SO-04K(今夏発売)
  • TOUGHBOOK P-01K(今夏発売)
  • dtab Compact d-02K(今夏発売)

Galaxy S9/S9+、Xperia XZ2/XZ2 Premium、AQUOS R2はauと共通しており、docomo with対象機種のarrowz BeとLG style、5インチサイズのXperia XZ2 Compact、ドコモ専売となるHUAWEI P20 Proなど、幅広いユーザー層をフォローする顔ぶれだ。

トリプルカメラ搭載の「HUAWEI P20 Pro」はおサイフケータイに対応

HUAWEI P20シリーズの最上位モデルであるHUAWEI P20 Proは、国内ではドコモ専売モデルとのことで、他のキャリアやMVNOでの取り扱い、SIMフリーモデルの展開は予定されていない。

主なスペックは以下のとおり。

名称HUAWEI P20 Pro(HW-01K)
カラーMidnight Blue/Black
サイズ(高さ×幅×厚さ)約155×74×7.9mm
重量約180g
OSAndroid 8.1
SoCHUAWEI Kirin970(2.4GHz×4+1.8GHz×4)
RAM6GB
内蔵ストレージ128GB
バッテリー容量3,900mAh
ディスプレイ約6.1インチ
解像度:フルHD+(1,080×2,240)
アウトカメラ約4,000万+約2,000万+約800万画素 CMOS 裏面照射型
インカメラ2,400万画素 CMOS 裏面照射型
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
防水/防塵IP67
生体認証指紋/顔

同じくHUAWEIのMate 10 Proと同じKirin970を採用し、6GBのRAM、128GBの大容量ストレージ、世界初のLeicaトリプルカメラを搭載する高性能なモデルとなっている。

128GBのストレージを備えてはいるが、microSDカードは利用できないので、大容量のゲームアプリを多数インストールしたり、写真や動画をたくさん撮影したりする場合は内蔵ストレージとクラウドストレージを使い分けてやりくりする必要がありそうだ。

※USB Type-C接続のmicroSDカードリーダー&ライターが付属する

従来のモデルではカラーとモノクロの2つのセンサーによるデュアルレンズが特徴だった背面カメラは、新たに望遠レンズを追加したトリプルカメラへと刷新。

これにより、5倍ズーム時でも画質の劣化が少ない撮影が可能になった。

写真上から望遠(800万画素)、カラー(4,000万画素)、モノクロ(2,000万画素)というレンズ構成

AIアシストで被写体やシーンを19パターンから分析し、最適な撮影設定に自動で切り替わる

また、ドコモで取り扱われる国内版P20 Proは、FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応。

ドコモが5月に開始する、理論値で下り最大988Mbps、上り最大75Mbpsの通信、5つ周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーション(5CA)にも対応する。

ディスプレイ上部にはノッチが設けられている。ZenFone 5と同様に、ノッチを隠すような設定が可能だ

発売は6月下旬を予定しており、価格は月々サポート適用なしの一括払いで103,680円。月々サポート適用時は実質57,024円、MNPの場合は22,680円となる。

5.0インチコンパクトボディのハイスペックスマホ「Xperia XZ2 Compact」

根強い人気を誇るXperiaシリーズのコンパクトモデルの最新モデルとして、Xperia XZ2 Compactも投入される。

主なスペックは以下のとおり。

名称Xperia XZ2 Compact SO-05K
サイズ(高さ×幅×厚さ)約135×65×12.1mm
重量約168g
OSAndroid 8.0
SoCSnapdragon 845(2.8GHz×4+1.8GHz×4)
RAM4GB
内蔵ストレージ64GB
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大400GB)
バッテリー容量2,760mAh
ディスプレイ約5.0インチ
解像度:フルHD+(1,080×2,160)
アウトカメラ約1920万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobile
Motion Eyeカメラシステム
インカメラ約500万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobile
Bluetooth5.0
防水/防塵IPX5/8 / IP6X

Xperia XZ2とは異なり、背面にガラス素材が使われていないのが特徴だ。

スペック面では、ディスプレイや本体サイズなどはコンパクトになっているが、SoCやRAMといったゲーマーとして気になる要素はXZ2と共通の仕様となっており、5インチクラスのスマホユーザーは注目の機種と言えるだろう。

カラーは、左からWhite Silver、Moss Green、Coral Pink、Blackの4種類を用意

ドコモのAIエージェント「my daiz(マイデイズ)」がスタート

新発売の端末とあわせて、新サービスとしてAIエージェント「my daiz(マイデイズ)」と、お金のデザインと提携して提供するdポイントを使って投資サービス「ポイント投資」および「THEO+(テオプラス)docomo」が発表された。

my daizは、Siriの「Hey Siri」やGoogleアシスタントの「OK Google」ように「マイデイズ」と話しかけて利用するほか、普段利用している交通機関で遅延が発生していると、いつもより早めにアラームを鳴らすなど、生活に寄り添ったサポートをしてくれる。

また、パートナー企業と共同でサービスを展開し、my daizでタクシーの手配をするなどの活用事例が紹介された。

my daizのイメージビデオ

気象情報、交通運行、ルート案内、アラームといった基本機能は無料で利用できるが、月額100円(税別)の契約をすると、早めに出発アラームや天気を先読みして通知してくれる機能など、すべての機能が利用できるようになる。

dアカウントを取得すれば、ドコモユーザーでなくても利用可能。また、現在ドコモユーザーで、iコンシェルを利用しているユーザーは追加料金なしでフル機能を利用できるとのこと。

ゲストとして登壇した綾野剛(左)、高畑充希(中)、堤真一(右)の3人もmy daizを体験。あらかじめニックネームを登録することができ、会話の中でそのニックネーム呼んでくれるようだ

(C) NTT DOCOMO, INC.